NPO法人 日本学校演劇教育会

NPO法人 日本学校演劇教育会

NPO法人 日本学校演劇教育会の活動内容を紹介します。

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※会員募集のご案内はこちら

(本会会員 オーハシヨースケさんのFacebook記事より)


日本学校演劇教育会の会員総会(日本工学院専門学校にて)

そして東京学芸大学の副学長.中島裕昭先生の講演「明治以来の演劇教育の歴史」明治以来の演劇教育150年間の歴史をレクチャーしていただき、問題点を話し合う。「演劇は、学校で何のために必要?演劇はどうして学校に必要か?」中島先生の学校の教科に演劇は入らない方がいい、のお考えに納得。学校的評価でないところに演劇があった方がいい。学校以外の場に演劇があった方がいい、納得!



(本会会員 佐川大輔さんのfacebook記事より)


東北出張4泊5日から帰京。


盛岡で高校演劇部の演技研修会を二日間。


沢山の高校生とワークショップしました。


そして、花巻に移動し、応用演劇のセミナー&ワークショップ。


花巻や北上の応用演劇に興味ある方、20名近くも参加してくれました。


その後、一ノ関で温泉に一泊し、少し骨休め。


川遊びやら、餅を食ったり、何やら。


翌日は仙台に立ち寄り、せんだい太陽劇団のサンシアターへ。


ここは仙台高校の杉内先生が自費で自宅を改装したアトリエ。


照明や音響設備も完備ですから、小公演できますよ。


帰りは翌日の仕事もあり、夜行バスで帰京。


いろんな人に出会い、また東北の縁が繋がった気がします。


盛岡ぴょんぴょん舎で爆食!


高校演劇の顧問研修会のデザート


花巻WS後の打ち上げ


盛岡高校演劇研修会のプログラム


なんか偉そうな人の雰囲気に寄せてみた


渓谷を表現


一見すると自宅。でも、丸窓のところがサンシアター。


表札に劇場名が。夜にいったから暗い。


ここがせんだい太陽劇団サンシアター!


客席側。大きなスピーカーなどの音響セットや照明オペ卓も用意。30人は入る客席


LEDやホリゾンとライトもあるから、小さいけどかなりいろんなこともできそう。ちなみに奥の扉が楽屋口


杉内先生と


花巻での応用演劇WS


花巻の人たちは表現力豊かでした


これは花巻でセミナーしているところ

(本会会員、荒木秀典さんのfacebook記事より)


昨日は世田谷区立瀬田小学校にて「演劇のメソッドを活用した主権者教育プログラム(Act & Vote)」を実施しました!


普段から学校では学習発表会の伴奏支援やコミュニケーション能力向上の講座など行っていますが、このプログラム自体は約2年ぶりの実施となりました。

今回の授業には10名の文科省職員と10名の教員・教育関係者の計20名の方々にも見学に来ていただき、授業終了後に対話会も開きました!それぞれの視点で建設的にお話ししてもらいました。


ところで演劇と主権者教育ってパッとはイメージがつかないと思うのですが、このコンテンツは「大人になりきって社会を覗いてみる」というところに特徴があります。

今回の実施では小学6年生が対象でしたが、今ちょうど政治分野(単元的には地方自治あたり?)を学んではいるものの、選挙権が付与されるのが約6年後だということを踏まえると、あまり実感を伴って知識を獲得しづらいのはが実際のところです。

今回のプログラムを通して、社会科で得た知識に少しでも実感を持てるのが効果の一部です。


また、「瀬田共和国の未来を決めよう」と題してスタートした本授業ですが、以下の流れで進んでいきます。

①学年全体を一つの国にみたて、

②子どもたちに、そこに住む国民を演じてもらいます。

※国民ひとり一人のキャラクターは子どもたちが自分で作ります(役作り)

③対話等を通して自分自身の課題(困りごと)や社会の課題を見つけ、簡単な政策にします。

 例)60歳のおじいちゃんを演じている子

 困りごと)膝が痛い

 政策)病院に行きやすくなる制度が欲しい

④これらの要望や政策を候補者(役者)に伝え、最終的に演説に反映してもらえるよう働きかけます

⑤投票⇒当選者が決定


このプログラムを実施する上で重視したのは「自分自身の行動や声、考え・想いが社会に反映される」ということです。主権者として「社会課題を自分ごととして捉え、主体的に行動できる資質・能力を育む」上で、自分の存在や考え、想い、行動がしっかり意味あるものとして社会(集団)に反映されると実感できることは非常に重要です。(いわゆる自己効力感)


今回の授業で、子どもたちからは「将来、俺絶対投票行く!」「社会の授業に実感が持てた」「一票って重いんだな」などの感想が聞かれました。


加えて、役作りや対話の中で児童が私たちの考えを大きく超えてくるのは何度やってもワクワクします。そして、その内容について子ども達がしっかりと意見を表明し、班で擦り合わせを行なっている姿もとても迫力がありました。

一番驚いたのが、政治家に要望しに行く際、応援演説をしたい人はしても良いということにしていたのですが、応募が殺到したことです。


プログラム設計当時は、「政治は難しいもの」という風に私たちも考えており、その敷居をいかに下げるかが課題でしが、想像以上に子ども達はそこにハードルを感じていないのかもしれません。政治に対して、想像以上に自分たちの意見を持っており、自分たちの意見をしっかりと主張していきたいと思っているのではないかと感じました。


もちろん、課題もたくさん出てきたので次の栗原小学校に向けて、しっかり改良していきたいと思います!子ども達のより良い将来に少しでも良い影響を与えられるよう引き続き頑張っていきます!



同じく本会会員の俳優、中野直重さん


荒木秀典さん





(本会会長 堀江辰男のfacebook記事より)


岩手県盛岡市に来てます。

高校生セミナーサポート事業演劇部門

5月30日金−31日 土岩手県民会館

この県のいわゆる高校演劇講習会は、ともかく凄いですよ。


①開設講座9部門12講座

    演技、音響、照明はもちろんですが、舞台メイク、更に生徒講評委員会まであるんですね。


②参加率がほぼ100%

    24校206名なんです。参加人数に制限は設けていないです。


日本工学院も応援させて頂いています。

演技基礎にTAICHI-KIKAKUの

ヨシダ朝(あさひ) と劇団NLTの安奈ゆかり

装置製作 に山本浩二、堀木雅彰、平野真悟、山田岳史の4人が汗を流しています。

設定は裁判所です。

この講座で使用したテキストは全国大会時にご希望の方にお分けする予定です。









今年度の第2回理事会でした。

会員総会議案書の作成が大詰めを迎えまして、概ね承認されました。今週中に各所調整、遅くとも14日までには会員の皆様に発信いたします。

今夜は特に秋に計画している第41回研究会の企画について活発な協議ができました。


また、部活動地域移行について。

先進自治体では演劇分野の存在が確認できないことも見えてきました。中学校での演劇教育の機会は演劇部にしか場がないこと、中学校での演劇教育が失われると、高校生の選択肢に入らなくなっていくことを危惧する声も出されました。