首都圏でも緊急事態宣言が出されるようですが、、
少し思ったことを備忘録的に書きつらねます。長いです。
この策、どうも 行政の側の「医療崩壊を防ぐ」ことが全面に立っていて、政府自民党・自治体、厚労省の強力な圧力団体である医師会の都合が優先されているような気がしてなりません。
(むろん医療現場で大変なご苦労をされている方々の苦悩と疲弊は十分理解しているつもりです。でも政府がそれに対する有効な対策を講じえなかったことと、今とりうる対策をどこまでやっているのかも いまいちよくわからない気がします。)
「外出自粛を」「飲食店は8時まで」というのは生活権を含む国民の行動、労働の自由の権利を規制することに他なりません。でも、そうするからには、問題の根本にある感染症リスクについて 老若男女問わず全ての人が理解し納得できるよう あらためて知識普及に努めることこそが医療システムの崩壊を訴えることに勝るとも劣らず重要なのではないでしょうか。
例えば、以下について 正しく理解しているとあらためて自信を持って言える人はがどのくらいいるのでしょう?
・「細菌」と「ウイルス」の違い(ウイルスは自分だけで生きられないDNAのかたまりで細菌は細胞をもった生き物)
・感染の仕組み(気管支・肺に入るのが危険、胃に入ったらウイルスは胃液で死んでしまうって知ってました?)
・2つの感染経路の種類(飛沫感染と、飛沫間接接触)
☆外出時に注意すべきモノ:自分の行動や身の回りの事物を思い浮かべてみました。
駅、食堂、銀行、コンビニ等のタッチパネル(特に回転寿司屋やコンビニの注文パネルは危なそう)、自動販売機、ドアノブ・開閉ボタン、エレベーターボタン、椅子、テーブル、ひじ掛け、トイレ全般、手すり、つり革、水道のノブ、電灯・エアコン類のスイッチ、消毒器のポンプレバー、買い物カゴ、カードの暗号入力機、給茶・給水機、ピッチャー、猪口・ボトル、調味料容器、ドリンクバー、スープバーのレードル、トング、取りばし、ごみ箱のフタ、レンタサイクルのハンドル、硬貨、ジム内の諸設備、ロッカーキー、靴ベラ、公園の遊具、遊戯施設(ゲーセン、パチンコ屋、ガチャガチャ等) 以上思いつく限り、、ご自身でも他にもないか考えてみてください。)→こうして自分で考えてみると、どうしたらいいかもある程度自分で考える気づきも出てきます。例えば、コンビニ等でペットボトルや缶飲料買って開けるとき無意識に飲み口に指が触っていないか、とかレストランのアルコール消毒は入る時だけでなく店出る時にも使ったほうが良い、などです。
そして、「こんなに気を使わなければならないのか、なんて大変、全部できるわけない」 と思ったら これらに気を使わずにすむ一番いい方法は、「不必要な外出を控えること」、という答えにここでやっと行きつくわけです。
こうした知識が十分普及して、対策をみんながより注意していれば発生源も感染者もおのずと抑制されるはずです。緊急事態宣言などとこんなに大騒ぎする必要はないわけです。
また 蛇足ですが、ウイルスワクチンが開発・投与されれば、ターゲットにしたウイルスを完全に制圧できると考えるのも間違った認識です。例えばインフルエンザだって、あんなに皆で予防接種してるのにやっぱり罹患して死亡する人がいるのですから。だから、ワクチンが開発されれば、と安易に言うのも誤解を招くと思います。ウイルスは自然界から何等かの適応進化によって生まれてきたもので、人間を滅亡させようと地球にやってきたバルタン星人ではありません。進化論の立場にたてばウイルスを敵視するのは人間の勝手なエゴであるような気がします。自分は「ウイルスに負けるな」という言葉が嫌いです。ウイルスは人間に勝負を挑んでなどいないのですから。極端に言えば人間の側がウイルスを勝手に吸い込んだり、手で触ったりして自らカラダの中に迎え入れているだけなのです。
論を戻します。
要するに、気を付けるべきは、①ウイルスを持った飛沫を出す人間・対象に近づかないことと、②ウイルスを持った人間・対象が触る可能性のあるモノに触らない、ということです。
誰がウイルスを持ってるかわからないじゃないかって? その通り。でも上記のリスクに無頓着な「意識低い系」人たちが集まる場所は感染の可能性が高いということは確実に言えると思います。
残念ながら正月の初詣の混雑や箱根駅伝を見に行く群衆、またいくら言われても歌舞伎町に飲みに行くような、そういう人が一定数の割合でいることは厳然たる事実です。(逆にそうした一部の「暴徒」の撒くウイルスのために大多数の真面目に政府に従う人々が自分の店をたたまざるを得ないなど割を食うのであれば、むしろそうした「暴徒」を「法と秩序」で取り締まることを考えたほうがいいのかもしれません。これも蛇足。)
とすれば、逆にそういう人の集まるところに行かない、という認識と自衛のための予防知識をきちんと持っていれば、一般人はそれほど大騒ぎしなくても最低限の注意で自己防衛できる可能性は今よりずっと高まるものと考えます。
「医療システム」などインフラの維持、防衛は酷な言い方ですが官の側の責任で実施すべき事項で、過度に一般人に負担を強いるのはおかしい気がします。それよりもまず一般人に響く「自分の健康、命を守ろう」というメッセージと具体的対策を これでもか、としつこいくらいに伝え続けること、医療システムが崩壊するという「行政の失敗」の危機だけでなく、どうやったらひとりひとりが主体的・合理的に身を守れるか、という知識を広める努力を続けるのが先でしょう。単に外出はやめましょう、店はしめましょうと言うだけでは、人々の納得も得られず、そんなこと聞くつもりのない民衆を増やすだけだと思います。(また、そもそも例えば真剣に感染対策を実施している居酒屋と 客のことも従業員のことも考えず劣悪な環境のまま平気で営業するキャバクラがあったとしてそれを同列にして営業制限を強いるのはどう考えても不公正だと思わざるをえません。)
とにかく 政府の明らかに後手に回った対策も、民衆の側の認識の低さも、双方を改めて改善することがこの騒ぎを収める、ひいてはこの国の資質をより一層向上させる最善の対策になると信じる次第です。日本国民はルールと秩序を守ること、そして無類の清潔好きでは定評があるのですからきっとできると思います。
専門家ではないので 上記の自分の認識が正しいかわかりませんが(間違っているところがあれば教えてください)、民主主義国家における国民の行動や労働の自由を制限するのであれば 言葉だけで「丁寧な説明を」と安っぽく繰り返すのではなく、時間も手間もかけて本気で伝える努力を地道に続ければみんなの心に残り、今のこの「危機」も乗り越えていけるのではないかと信じます。以上