大学院生活もいよいよ大詰め 24日は修士論文の口述試験の日でした。
これで合格すれば 晴れて卒業です。
 
ただ博士課程にもアプライしている自分にとっては ここは通過点。
博士課程の選考内容には 修士論文の成績も含まれるので気を抜くわけにはいきません。
 
会社に中休みをもらって まっ昼間の大学へ。
とりあえず空腹だと集中できないと 売店で 赤飯と 単位パン という
おめでたい組み合わせ 控室で食べて気持ちを落ち着かせました。
 
 
試験官は3名、うち一方は論文指導の先生で、もう一方はゼミでお世話になった先生で顔なじみなので
ある意味気楽なのですが、、もう一人知らない国際安全保障の先生がいてこの方は未知数。
 
いよいよ試験開始、で試験室に入るところで一人の女性とすれ違う。。院の事務の方かな、と思ったら、
その方がもうひとりの試験官でした。
 
試験室に入ると、左から、ゼミの先生、なぞの女教師、指導教官。
はじめは 論文の内容を10分程度で説明せよとの指示。
あらかじめ用意しておいた原稿を落ち着いて読み上げてプレゼン。
その間 謎の女教師はむすっとしたまま微動だにせず。
 
ゼミの先生の質問は 自分の論文内容に共感的で比較的すらすらこたえられる。
その後 女性教授の質問は、、西海岸仕込みの安全保障論をひとしきりいただいて そのあと思いっきりダメ出し。
いわく、自分の発表内容は日本では通じてもアメリカでは話にならない、リサーチペーパーならいいが論文としては質が悪い。。。院で一体何を教わってきたのか?(山口百恵かよ。。) とにかく用語の使い方から勉強しなおす必要がある、、
と 悪態の数々を食らいました。
 
こちらも一応場数を踏んだ社会人ですので 至極丁寧に、国会議員の先生やえらい方々に接するときの要領で
慇懃に応答しますが、、そのうちこたえがしどろもどろに。。
とりあえず、回答に窮すると「ご指摘の論点はその通り自分の弱いと思うところで、これからもっとこの分野でも勉強を深めていきたいと思います」(だから、ここで落とさないで博士課程まで、続けて行かせてよ~) などと答えてヨイショするしかなく。。
 
ほうほうの態で 30分が過ぎ、 試験場からやっとのことで出ることができました。
 
思えば 最初に質問してきたゼミの先生が 刑事ドラマでいう「かつ丼でも食うか」の役で 女性教授が机をたたく役であったと予めシナリオができていたのだと思います。自分も応答中にそれとなく そのことに気付いて落ち着いて対応はしました が、しかし、厳しい質問の仕方で、 人によっては 今はやりのアカハラ(アカデミック・ハラスメント)じゃないかと思うくらいでした。
 
自分はまあそんなもんだろうと思っていますが、 それでもトラウマになりそうなくらい、、やっぱ きつかったなあ。
 
まあ いくらなんでも卒業はさせてもらえるだろうけど (ゼミの先生と指導教官は通してくれそうなので 多数決なら2対1)
大学院をこのまま来年も続けられるのかは ちょっと予断を許さない状況になってきました。
 
博士課程の書類選考は約2週間後、試験&面接は3週間後なのですが、果たして書類選考通るだろうか。。
書類選考さえ通れば 修士の先で落とされるひとはあまりいないのでかなり安心できるのですが。。。
 
ま とりえあえず終わったことをくよくよしてもしょうがないので 次の試験に向けて準備するしかありません。
気持ちを切り替えて やるべきことをやっておくだけですね。
 
と わかっているものの モヤモヤ感は消えず。
 
ちょうどその日は 吉野家が創業記念とかで 肉の120%増量セールをやっていたので 入ってみると、

 

 

120% という割には いつもと変わらない盛りのように見えて またモヤモヤが。
 
この日は ワタクシの モヤモヤ記念日でした。
 
ではでは。