思えばやはりこの日が今回訓練のクライマックス。


実弾射撃と筆記試験の日です。


0600起床 日朝点呼

いつもの通り0600に起床ラッパがなり 飛び起きて着替えて外に出て点呼を受けます。


0630朝食 パン

この日は外出時間が早いので 朝食は食堂ではなく菓子パンになります 「パン取り要員」と呼ばれるかかりの人がみんなのパンを食堂からまとめて取ってきて 部屋で食べます。


0710武器搬出 0720区隊朝礼 0745乗車完了 0750出発 

この間 山のような資材をトラックに積み込んで 訓練場に出かけます


射撃訓練は・・・ 詳しいことは書けないのですが、この本に詳しくその様子が書いてあります。







     

射場で実弾射撃訓練 B-2装

(外のサイトのをお借りしています。背中の箱は防毒マスク。このように完全装備でやります) 

基本姿勢の一つ「寝射ち」です。


(以下、全ての写真、記述はネットサイトから拾ってきたものです)



射手の動作の一つ一つについて号令がかけられ、復唱を求められます。

「射手、その場に立て」 「射手、正面中央の的」 「射手、安全確認 弾抜き安全点検」

みたいな号令を 大声で復唱します。それだけ安全にはとても気を配っています。

ちなみに昔、某駐屯地で訓練中隊員が急に後ろを振り向いて乱射した事件もありました。


ねらいの定め方は おもちゃの銃でも実弾でも同じです。


照門と呼ばれる引き金の真上にあるこの丸い小さな穴をのぞき込み、


照星(脚の真上にある直立したもの)の真ん中にある照星頂が

上の照門の真ん中にくるようにもってきて、


その上で 照星頂の真上に標的がくるようにします。


照門と照星を顔の位置からみるとこんな感じです。




こんな風になります。

点線はついてないので丸の真ん中に照星頂を持ってくるのは 実は大変です 


人間の焦点は1ヶ所しか当てられないので 焦点は照門ー照星頂ー標的の順に「ぼんやり、くっきり、ぼんやり」と見るのが基本だそうです。


ここまで来るのが大変。「基本姿勢」を点検し、この照準が出来るまでみっちりしこまれてきたわけです。その上で狙って照準が合ったら2秒目をつぶり、2秒たって目を開けたときにぶれていなければ 姿勢はまあ安定しているということになります。


最初に空砲(火薬だけで弾のついてないもの)を〇〇発、次いで何発かにわけて弾倉とりかえて撃ちます。


引金も ただ引くだけではだめで まっすぐ、そーっとひかなくてはだめですし、弾が出た後もそーっと戻さなくてはなりません。 銃を持つ左手もそーっと添えるだけにしないと 力がはいって 途端に銃口がずれてしまいます。あと頬づけ とか引き金の戻し、とか息の仕方とか、、


そうそう音がでかいので耳栓をつけて実施します。

反動もでかいと言われてましたが、実際には聞いていたほどすごい反動ではありませんでした。ただし女の人などは支えきれずに銃口が天井をむいてしまうなんてこともあるようです。



自分の成績表。

これだけ見ると まるでゴルゴですがw 

じつはこのほかにも的が2つあって そちらはメロメロ(笑)


最初のは練習、というか音や反動になれるための点検射といわれるもので成績になりません。最初から神経集中しすぎると自分の集中力では絶対持続できないと思ったので 比較的いい加減。


2回目がこれ。で 結構一生懸命でした。


3回目は 2回目の結果をみたコーチが「5点圏入ってるわよ」なんて

甘い声でいってくれるもので 舞い上がってしまい、

結果 姿勢やその他細かいこと忘れてそのまま撃ってしまいました。



射撃 総じていえば なんか茶道や合気道なんかの作法や型を 無茶苦茶重んじる感じです。これが今まで戦争映画で散々見てきたバトルシーンなんかと比べると大違いで、、何か別のことをやっているような印象を持ちました。


確かに基本を一つでもおろそかにすると 的に当たらないのは事実として実感したので その大切さはよくわかりました。それはそれでありです。狙撃手はこれを極めたひとたちなんでしょう。。


実戦に即しているというよりは 精神的教育の要素も大きく いかにも日本らしい教育法だとおもいました 自分にとっては まさに「銃道」とでも呼ぶべきものだな と感じました。


なんて感じで射撃は終了。

射撃が終わるとあとは全員が終わるまで長い待機。

みんな夜の試験があるので 教本開いて必死に暗記しましたw 


昼食はレトルト


131208_2122251.jpg

ミリメシオタクとしては これよりも本場で本物のパック飯、欲をいえばカンメシをみんなで囲んで、、といきたかったのですが、同じ冷えたメシでもこれはげんなりします。


と言う間に 全員終わって 射場を片付け掃除して撤収。


午後はお世話になった64式小銃殿をばらばらに分解して徹底的に掃除します。

すこしでも汚れが残っていると容赦なく やりなおしになります。



パーツも50近くあるそうです。本職の方は組み立ても5分以内でやるのだそうです。


1615区隊終礼でやっと掃除から開放されました。


1630 夕食 入浴1630-1800 と早めに行進して 食堂、風呂場をこなし、

1900からはアンケート 1930から試験となります。


試験問題は穴埋め問題で 主に基本事項を覚えているかを問うものです。

しっかりあわてて暗記していたので 大部分は出来ました。


1830からは明日の最終日、修了式予行のために集められます。

こういうところも用意周到というか リハーサルが入念におこなわれるわけです。


2110-2130 清掃


この日はあわただしかったため、 ベッドメークや部屋の清掃がいい加減になってしまい、

最後の夜なのに満足いくものにならず残念でした。

案の定 ベッドメークは最初からやりなおし、掃除もやり直しになりました。


2150 日夕点呼 消灯2230 疲れました。


ではでは。