通勤電車に乗っていたときのできごと。


込み合った車内 駅に止まったら風体の悪いマスクに帽子をかぶった中年の男が

手に緑色のカードのようなものを持って ずかずかと車内に乗り込んできた。


優先席の前で 突然大きな声で 「3度の障がいです 誰か席をあけてください」 と。

端にすわっていた人が立って 席をゆずる。


礼もいわずに どかっと座ると、 周囲を睨め回し また大声をだす。

「すいません。ペースメーカーつけてるんで 携帯きってください。そこ、きってください。」


(目の前の人がイヤホンつけてるのをみて)

「それ 携帯ですか?」 (いえ、携帯はこっちです。)


(違う駅で人が乗ってくるとまた)

「携帯! きってください!」



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正直 こいつ何様だ と思った。


身体の不自由な人に席を譲る、 優先席付近では携帯の電源を切る、

というのは 車内放送で毎日何度も聞かされているし 

確かに携帯の電源まできっているかといわれるとそこまでしている人は少ないと思う。


でも 本当にペースメーカーなどをしている人であると分れば 

そんな大声ださなくても それは皆配慮するとおもいますよ。


要は 配慮される側にも 少しばかり丁寧にふるまう気持ちがあれば

みんな気持ちよく(そうでなくとも黙々と) 配慮してくれ、

その場は そんな殺伐としてものにはならないはずなのに。


その男は まるで 障がい者という立場をたてにとって 世の中全部が敵みたいに 

権利を必要以上に主張しているような気さえした。


毎日電車に乗るたびに 席を譲れケータイ切れといい続けるのは 確かに疲れるだろうが、

外見ではそれとわからないのだから 回りにしてみれば 仕方がない。

究極的には 優先席が常時空いていて 周りのケータイは全てOFFになっているのがいいのだろうけど

現実的にそれをしたいなら、女性優先車のように完全に隔離しなければ難しいだろう。


弱い立場の人 虐げられている人 生活困窮者 いろんな団体 悪質な労働組合、、、、、、

これらの人々全てが全て 弱くて、社会として許容しうる心を持った人かというと

けしてそうではない、という 当たり前のことに改めて気づかされた。

逆に 社会的立場がそうしたすさんだ心を生むのかもしれないけれど。


あらためて、日本の社会は お互いの気配りからなりたっているのだ、ということです。

これがだんだんとすさんで来ているのは 本当にもったいない。

やはり諦観をもて その中で暮らしていくしかないのかな。。


なんてことを考えた朝でした。


ではでは。