ぼくらの未来へ逆回転を見た | 遠藤一平のブログ

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率直に思ったことを適当に綴ってます。極私的散文

BE KIND RE WINDというタイトルのライムを踏んだ感じが面白いのに邦題はまたしても青二才バンドが曲名につけそうなタイトルにしやがって…

ミシェル・ゴンドリーはなんか親近感を感じる。昔の自分を想い出す、その昔雑誌で出演者に叩かれるくらいアホな映画を普通に撮っていた自分はあれでよかったのだと少し思えた。
映画をとるということの根本を改めて考えさせる映画だった、単に商業的にウケようなんてある意味くだらないという気さえした。極めて個人的な世界観を素直に外に出してこれればいいと思える作品をミシェル・ゴンドリーはいつも提供してくれる。
個人的にはTOKYO!の方が面白かったが、相変わらずの一発ネタを大まじめに撮る狡猾さがキラリと光る作品だった。
映画が誕生した時の人々の喜び様を現代に復活させたようなラスト、今や立派に成長した映画にも誰にも祝福されて生まれてきた時があったと語りかけてくるような面と、文明がどんなに進化して激変しても、人々には変わらずあり続けるものがあると語っている、ザッツベタなほんわか映画。でも気負いがなくうまい。