ムーミンパークを激推しする記事 | お金と自由とライフワークと萌え

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埼玉県飯能市にあるメッツアビレッジ、ムーミンバレーパークに行ってきた。

あんま自分が遊びで行った場所をココで記事にすることはないのだがちょっとここについては語りたいことがあり過ぎる。

池袋から特急使えば都心からも割とアクセスよいのでぜひぜひ行っていただきたい。

なんというか、じんわり来る「理想郷」であった。

 

 

 

ムーミンバレーパークの公式サイトはこちら。

 

 

 

 

なんで行こうと思ったのかはあまり覚えていない。

なんとなくいつか行ってみたいなー程度でムーミンが特に好きとかでもないしどこかに遊びに行くこと自体普段ほとんどしない。

しかし、これは確かに、遊びに行くべき場所だったー。

素晴らしいとしか言いようがない。

飯能のご出身の友人に聞いたら、以前は地元民の憩いの場だったらしい宮沢湖という湖を、うまい事開発して作られているテーマパークである。

湖をぐるりと囲むようにテーマパークがあるのだが、いろんな意味ですごくちょうどいい。

歩く、食べる、見る、休む、読む、見る、身体を動かす、みたいな意味でいろいろちょうどいい。

設計されたところがえらく天才でいらっしゃるのだろう。

ワンコ連れの人がたくさんいらした。

ワンコと一緒に住んでらっしゃる方はぜひに。

 

 

 

ムーミンパークについて、もしかしたらだが、不評を見聞きしたことのある人もいらっしゃるかもしれない。

というのも、アトラクション的なものが多いところではないのだ、というか少ない。

むちゃくちゃ広いというわけでもない。

キャーキャー騒いでテンション上げて楽しむような場所ではない。

そういう意味でのテーマパークを予想してしまうと確かに不評としたがる人もいるのではないかと思う。

 

 

 

だがしかしだね。

そもそもがムーミンの世界観の再現に近いものを目指していらっしゃるので大正解なのである。

ものすごく適度に森や湖を堪能できる。

この適度、っていうのがそうカンタンに再現できるものではないのだ。

マジの森を目指せばキャンプや登山に近くなるし、アトラクションに偏ると「森感」は落ちるものだ。

なんか計算しつくされてるなーと感動した。

オススメしたい年齢層は、未就学児や乳児のいる若いご夫婦のご家庭と、40代後半以降の中高年と呼ばれる世代だなあ。

中高年以上にはほんっとに疲れないテーマパークとして超勧めたいな。

どうしてもテーマパークっていうと「でも疲れる」が頭をよぎるものだが、ここはそれがない。

そりゃ歩いて疲れるはある。

しかし、人疲れとか雰囲気の押し付けがましさからくる疲れはないんだよなあ。

 

 

 

ムーミンのことはまじでほとんど知らない。

小さい頃アニメの再放送あったねくらいである。

あと最近ムーミンのゲームもっすごい高評価で結構ゲーム実況動画で見てた。

その程度だ。

 

 

 

しっかしムーミンの世界は深いね。

知らんかったわ。

なんというか、地球に生まれた人間は触れなければならないと感じさせるものがあった。

 

 

 

ムーミンの世界が大切にしているものはだな。

家族、友人、暮らし、冒険、楽しみ、悲しみ、寂しさ、孤独、挑戦、若干の恐怖、四季。

ムーミンの登場人物たちはそれぞれに楽しくかつ厄介な性格で、決して世界や人生に対して無条件にポジティブというわけではない。

些細なものだが気難しい隣人たちが溢れているし、小さな不安や怒り、怖いこともいっぱいあるし、やたらと孤独についても語られている。

ニョロニョロは何も考えていない。

水浴び小屋でご先祖様と出逢ったりもする。

いろいろとハッとさせられる。

なんというか、そこかしこに「地球に生まれて生きること」の何かが詰まっているのだ。

 

 

 

パークにはムーミン一家の住む家があってだね。

これ、まじでまんま自分らが住めるやつ。

これと同じ間取りと設計で家建てたいくらいの。

この家の三階にムーミンの部屋とパパの書斎のある屋根裏があるのだが。

ココにね、リトルミイの部屋があるのだ。

いやーーーこれ衝撃だよ。

リトルミイ用に家具の全部が小さく作られているお部屋があるのだ。

なんであいつの個室がムーミンの家の中にあるんだよ。

すごいな、ムーミンの世界。

ワイとてもじゃないけど他人様の家に自分の個室など持てんぞ。

それでいてあの図々しさと意地悪さ、傲慢さを維持するわけだからね、リトルミイはハンパねえ。

しかし、その決して褒められるもんじゃない個性を捻じ曲げることなく種族の違う家族の家に個室を持てるスゴい世界観よ。

なかなかに目覚めさせられるね!

 

 

これ、ムーミンのお部屋ね。

割と人間がフツーにいけるサイズで作られてるのだよ。

住みたい。

 

image

 
作者はフィンランド人のトーベ・ヤンソン。
2001年に86歳で亡くなっている。

 

 

恥ずかしながら全く存じ上げなかったが、とんでもないアーティストでいらした。

ものすごい愛と才能に溢れ、戦時の世界を若い頃に過ごされ、晩年まで精力的に作品を生み出し続けていらした。

ムーミンのイメージしかない方も多いかと思うが、彼女の生涯に触れる展示はぜひ見て欲しい。

センスの塊としかいいようがない。

生まれ持ったものすごいセンスに、国や環境、戦争や現代社会への歴史なんかが絶妙に絡み合い、様々な世界が描き出されている。

絵が上手い人とかムーミンの絵本作った人、みたいな説明で足りるようなものではない。

空想と現実、ゼロからイチを生む技巧。

理想と思想。

そりゃこんな極東の異国に死後テーマパークができるだけのことはあるわと呆気にとられた。

この星にトーベ・ヤンソンが生まれてくれたことを誇りたい。

 

 

 

パークに話を戻そう。

パーク内は森の中の湖のほとりに北欧テイストの優しい建物がほどよく点在するような感じである。

森や植物たちがそれはもうちょうどよく丁寧に管理されている。

ゆっくり歩きたいし、たくさん休みたい。

積極的にいい意味で休みたいと思わせるって素敵なことだ。

ボケーっとすることのできる場所なのに、緑以外なんもない公園というわけでもない。

適度な高低差があってほどよく歩き疲れる。

湖がこれほど美しいと思うことはなかなかない。

人の世界のそばにある優しい湖である。

花や木たちがまた素晴らしくてねえ。

そこに咲いていること、根を張っていることに対して喜んでいるというか、幸運を感じているというかね。

 
 
 
某ネズミ園のように、ムーミン一家の着ぐるみももちろんそこらにいる。
むちゃくちゃかわいい。
意地悪なしゃべり方をするミイもちゃんといる。
スナフキンには遭遇できなかった、ちくしょー。
なんというか、まあとにかく素敵な場所です。
ぜひぜひ行かれてください。
 

 

アンブレラの道はシャボン玉が時々吹いてくる。

夢のようだ。

走馬灯に出そうだ笑

 

 

森って感じだね。

パーク内でこの森っぽさね。

元々わざわざ作られた森ではないので、太い木がたくさんあって嬉しい。

 

 

ムーミンがご先祖様と出逢った場所。

フィンランドにもご先祖様の考え方があることを感じられてなんかじーんときた。

 

 

 

最後に、ムーミンに出てくる名言をひとつ。

「ぼくはぼくの運命を、この手で切り開いてみせるぞ」

 

 

 

 

皆様もぜひ、ムーミンパークへ。

大人が行くとほんっとによい場所でした。

また行くだろうね、彼らに会いに。

 

 

 

 

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