毎月恒例月守ワーク受付中、1月25日まで。
今月はおまとめコース受付月なので、毎月申し込むのが面倒な方や忘れてしまう方はぜひ。
月守ワークとは、お持ちのスマートフォンに様々なエネルギーを1か月間流しっぱなしにしてお守りにしていただき、開運・強運のサポートをします、というエネルギーワークです。
ご利用の皆様からはいろいろな素晴らしいご報告をいただいております。
どのようなエネルギーが流されるのかは、上記リンクをご確認ください。
また、月守ワークにご参加の皆様には特典として月末にZOOMお話会を開催させていただいております。
ブログでは書けない話や裏情報、世界や宇宙、霊の話などはこちらでしております。
簡単なご相談もそちらでお答えしておりますので、個人セッションを申し込むほどでもないご相談がございましたらぜひお活用ください。
今月のZOOMお話会は28日日曜日21時から予定しております。
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たまにはアメブロ様の投稿ネタに乗っからせていただこう。
#ブログを始めたきっかけ
について。
今からちょうど10年前にこのブログを始めた。
ブログを始めたきっかけは今は亡き父だ。
時々ここでも話しているが、私は自他ともに認める重度のファザコンだ。
子供の頃から大人になってからも、世界で一番父が好きだった。
10年前の初夏。
父がガンで倒れた。
倒れたと同時に余命1か月と宣告される。
いつかは父と別れる日が来るのだろうとわかってはいたが、余命一か月と言われるとさすがに呆然とした。
とにかく、会えるだけ、話せるだけ、父と会っておかなければならないと、私はその日から父のいる病院に通い始めた。
片道2時間、往復4時間だ。
行ける限りほぼ毎日。
父の容態は日によってよかったり悪かったりで、なんとも言えない日々が続く。
当時、文章を書く仕事をしていたのだが、父の病状のために全く先が見えなくなったので、やむなく一旦仕事を休むことにした。
文章はピアノと同じである。
毎日書いていないと感覚が鈍るのだ。
仕事はせずとも、せめて文章の感覚を落としてならないと思った自分は、病院への往復の電車で文章を書こうと決めた。
それが、このブログだ。
このブログは、文章を書く感覚を鈍らせないためのトレーニングマシン的な立ち位置として始めたものである。
できるだけ毎日通った甲斐もあって(?)余命1か月と言われた父は見事3か月も生き延びて、10年前の8月に亡くなった。
とても暑い日の朝、その知らせを受け取り、乗っていた電車を降りて小一時間ホームのベンチで空を見上げていた。
看取ることはできなかった。
前日の夕方、病室を出る時、とっくに意識も反応もない父に「また明日来るよ」と言ったのが生きている父を見た最後だ。
ああ、父が大好きだった。
はじめての花火、はじめての新幹線、はじめてのドライブ、はじめての釣り、はじめての動物園、はじめてのソフトクリーム、全部全部父と一緒だった。
このブログは、そんな父の余命宣告がきっかけで始めたものなので、父の遺産のひとつのように思っている。
結果的に、このブログを通してたくさんの出会いがあり、学びがあり、感謝があった。
父がいなくなってからの「第二の人生」にはいつもこのブログがそばにある、といった感じだ。
父が、命と引き換えに、このブログで私に多くの喜びをくれたようにも思っている。
私が子供の頃、毎朝出勤するのに玄関を出る時、父は私と妹に大声で挨拶をする習慣があった。
「行ってくるぜ、ガキどもよ!」
大きく手を振り、笑顔でそう子供たちに告げる父は私の誇りで、私は今、父の真似をして外に出ている。
「ガキ」もいないのに。
「行ってくるぜ、ガキどもよ!」