やはり打線は水もの。
前日が嘘のように得点したのは初回、坂のソロ本塁打の１点のみ。
初回、坂の本塁打の後もチャンスがあったが一気に攻めきれなかった。
全てはあの初回の攻撃で決まった。
ただ紙一重だっただけに、状態は徐々にではあるが上向きになってきていると思う。
今回もカード負け越しとなったが、クライマックスで対戦するであろう広島の大竹、野村、バリントンの投球を改めて確認できただけでも良かったと思う。
今回感じた事、データ、反省点を活かせれば必ず良い結果がうまれるだろう。
そして昨日の大ニュースは加藤良三コミッショナーの突然の辞意表明だろう。
統一球問題で迷惑をかけたからとの理由での辞任だそうだ。
シーズンも佳境に入り、セパともに盛り上がりを見せている中での発表に本当にプロ野球の事を考えているのだろうかと改めて思ってしまう。
第三者委員会の最終結論もまだ出ていないし、統一球問題も知らなかったと言い張り、辞任理由が迷惑をかけたからと責任はあたかも私にはないとしか思えないし、今回の発表もNPBの社員総会がこの日だったからと何故かいつも責任逃れをしているようにしか思わない。
最後までリーダーシップを取れなかった。
コミッショナーのあり方にも問題はある。
全権を任されるコミッショナーからオーナー会議で決まった事を遂行する最高責任者と役割が変わったコミッショナー。
終始リーダーシップが取れなかったのもこのコミッショナーのあり方に問題があるのだと思う。
オーナー達の力があまりにも強すぎる今の現状では誰が次のコミッショナーになっても同じ事だと私は思う。