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残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。


嬲られた少女が痙攣する

紅と夕闇が滲む路地裏

腐れた目蓋は何処までも蒼い空を見上げる


その瞳にはもう何も映り込みはしない


黝く爛れた痣を摩り

零れた愛情をヘドロと混ぜて飲み干す

焼けた喉に伝うのは無感情な嘔吐と嗚咽


この瞳に漂う淡い期待を殺せ潰せ


「何を願う?

「何を望む?

「何を夢見る?


もうお前の存在は世界の誰も認めてくれやしない

もうそんな薄汚れた羽根じゃ何処も羽ばたけやしない


明日とかいう「救い」なんて吊るせ

過去とかいう「業」で悲劇気取る頭を潰せ

今とかいう「惰性」で幸福ぶって笑う首を捩じ切れ


嬲らた少女はケタケタ嘲る

紅と朝焼けが沈澱する水底

異臭を放つ最愛がアスファルトに咲く


突き抜ける絶空 裂けた唇に滲むニヒル


貴方の知ってる鳥はもう居ません

貴方が啄んだ日々はもう涸れました


無情を大事に抱える私

口元を拭う 吐き気を呑み込みましょう


明日晴れたらあの死体は埋めよう

どうしようもなくただただ澄み渡る青空に

似合いもしない煙草に火をつけて

吸いもせず踏みつけて

溢れる何かと一緒に俺は火を消すんだ

泣き疲れて気づいたら朝でした

そんな日に限って朝から親は喧嘩をしてて

私は今日も「死にたい」と呟く

そんないつも通りの朝


いつも楽しそうに笑ってる友達に

嫌悪感を抱くそんな自分が大嫌いになる

そんないつも通りの日常


あのね、私は別に不幸だって嘆きたいわけじゃないんだよ

でもどうしてだろう?なんでこんなに寂しいんだろう?

誰にも必要とされないのが怖いの?

誰の居場所に慣れないことが辛いの?


わからないんだ。

笑ってる自分が気持ち悪くて

わからないんだ。

泣いてる自分に吐き気しかしなくなって


愛されたいけど、人に触れるのが怖いよ

求められたいけど、誰かを信じるのはもう怖いんだ


頼られるのも、期待されるのも、

もうたくさんだよ、、、でもここに居たいんだよ


独りはイヤだよ

でも誰かに甘えて誰かと一緒にいることになれて、また弱くなるのも怖いんだ


いつも楽しそうに笑ってる君たちが

どうしてそんなふうに笑えるのか、

私には到底わからないし、わかりたくもないんだ


今日もこうやって相変わらず病む朝

きまって誰からも必要とされない私は目を覚ますんだ

泣き過ぎて晴れた目で今日も返ってこない「おはよう」を独り呟く


今日も朝が来たよ。

踏み潰した愛情に吐瀉する少年

天井から吊るされた木偶が最愛


もはや憎しみさえ尊く 空は濁る


口を開く度 死を語る

君の総てを殺してあげたい


笑顔で頬を塗り潰すのが下手な僕でごめん


もはや愛しさはとうに脆く 瞳は無色透明


重ねた唇 吐き気を催す

愛だの恋だの語るこの口を縫い合わせたい


理想を吊るせ

夢を燃やせ

愛を殺せ


ここにのたまう希望めいたそれを

踏み潰し明日を笑おう

ただただ無色な瞳で