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残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。

重ねる寂しさを唾液で溶かして

君に溺れるなら窒息したっていい


Kissをしよう

お互いの存在が混ざり合うほど深く

溺れるのが君なら息なんて忘れてしまいたい

そう深く思えるほどどうしようもなく君が欲しい


Kissをしよう

もっとどこまでも君だけで満たしてほしい

もうどこまでも僕だけで満たしてしまいたい

重ねる唇は甘く甘い触れ合う全てが愛おしい


Kissをしよう

2人がひとつに混ざり合う程深く長く

こんなにも愛おしいのにもう離れてる必要なんてないだろ?


ふたりぼっちの最愛。

重ねるスピカ。

真っ暗な夜だってふたりぼっち。

隣には君しか居ないけど、

隣に居るのが君でよかった。

僕が僕で居れるのは、

愛をくれるのが君だから。


深愛なるスピカ。

もう繋いだ手は離さないよ。

最愛なるスピカ。

もう紡いだ愛は解けないよ。


だから

Kissをしよう

もう君は僕で僕は君で

とっくにいつからかふたりぼっちなんだから

Kissをしよう

どこまでも君に微睡んでいきたい

どこまでも愛に揺蕩っていたい


僕はただの海月

この海は暖かくて優しいよ

綺麗な空が海の上で煌めいてるんだ



声を殺して

息を殺して

意思を殺して

生きる事に臆病な僕は

どうしようもなく滑稽に死にぞこない


死ねもしない自分が大嫌いで

生きる事さえ曖昧に

愛されもしない存在に成り果てる


笑えてますか?

不細工な顔で緩めた頬で

笑えてますか?

誰の何にもなれない癖に


手首なんて切りすぎてとっくに痛くない

ただ血で汚れるのがだるいだけ

首吊りなんて未遂し過ぎて

ただの死にぞこないす。ほら笑って


どこまでもいっても闇は病み

俺はいつだって独りぼっち

孤独に喰われ死んでいく

死ねもしない死に損ない


痛い痛いと喚き

愛して愛してと傷を増やす


無様な廃棄物の声はもう誰にも届かない

醜いこの声はもう誰にも響かない


喉を裂いて

首を締めて

もう声なんて殺して

もう耳なんていらない


知りたくもない

生まれたくもない感情に殺される夢

痛みを飲み干せ

どこまでもズタズタに死んでいけ

詩は死んだ

意志は血塗れ


俺の目の前には「死んだ鳥」

羨ましそうに笑う頬は濡れてる


ここはどこ?

ここはどこ?

ここはなに..


俺の居ない朝

明ける朝はいつもと変わりない日々

ここに居ない俺は

最初から居なかった


消えてしまおう?

ちがうよ。最初からどこにも居なかった。

誰の何処にも俺は存在してなかったんだ。


ごめんなさい


ありがとう


さようなら


おやすみなさい


ちゃんと息を諦めるから

もう何も望まないから

もう何も要らないから


あの鳥みたいに眠らせて



手も足もない

箱詰めの自由

僕の世界はこの冷たい部屋


「もう殺して」

痛みだけが君のくれた愛でした

「もう殺して」

恐怖だけが僕を満たした愛でした


薄暗い照明 照らす頬が残酷に割れる

「痛い」とどんなに叫んでみても

興味がなさそうに首をかしげて僕の爪を剥ぐ

それはまるで果物の皮を剥くように

それはまるで日常風景そのもののように


口笛混じりに彼女は

動いてる僕に興味なんてなさそうに

僕の生きてきた総てを殺し続けるんだ


「何も見るな」

と目は抉られた


「何人に触れられてきた?」

と皮膚は剥がれた


「何も聴こえなくていい」

と耳は削がれ


「何も話すな」

と口は縫われた


痛いってなんだっけ

僕ってなんだっけ?

生きてるってこんなに苦しいんだね

愛されるってこんなに痛いんだ




「痛いよ。お願いだから、もう殺して..

痛いって叫ぶ事もできない

死にたいって願いさえ届かない


ただ一緒に居たかったんだよ?

街中で手を握って歩いたり

どうでもいい話をしながらご飯食べたり

帰り際寂しくなって抱き締めあったり

そんな事願ったりしてごめんなさい


「だから殺さないで」

愛してくれなくていいからもう痛いのはイヤだ

「お願いだからもう殴らないで」

抵抗なんてもうしないから何処にも行かないから


ねぇ?お願いだから足を返してよ

どうやって一緒に歩けばいいの?

ねぇ?お願いだから手を返して

もう一緒に手を握ることも出来ないね


でもそんなことどうでもいいか

君に愛されるのは冷たくなった僕だけ

生きている僕が君にとって恐怖でしかないなら

もういいよ


「もう殺して」

死んでから君の何かを満たせるのなら

もう僕は生きる事を諦めるよ


だからせめて動かなくなった僕でよければ

君の隣でいつまでも眠らせて

傍に居させておくれ