ただ ただ蒼い空
ただ ただ広い空
羽根は動かない
羽根という名前だけの飾り
軋む痛みの向こうに居るのが君なら
僕はきっと堕ちずに飛べたんだろうね
注ぐ光も大地を照らす輝きも深い深い闇には 暗い蔭を増やすばかりだよ
あの夜に出会えたのが君なら
もう凍える永遠なんて来なかったんだろうね
だけど僕には羽ばたきを知らない飾りしかない
飛び立つ勇気はあってもその先は灰色のアスファルト
ただ ただ淡い空
ただ ただ澄んだ青
知らないことなんて僕にはないけど
何一つ理解はしてなかった
この羽根はきっと飛ぶためのものじゃなくて
君を包む込むものなんだね
ただ ずっと不安定な光から落下という羽ばたきを死ぬまで繰り返す
異なる死を生として生きるか、死として生きるか・・・
空は青く淀みなく 目の前には揺ぎ無い灰色