二足の草鞋 -59ページ目

孤独な道標 【第九章】~計略⑤~

【第九章】

≪計略⑤≫
10分程待っただろうか。みるくが一人でビルから出てきた。そしてコンビニの前で俺の知らない男と会い、ホテルへと入っていった。あいつが雑魚か・・・。それから待つこと1時間。二人はホテルから出て、しばらくすると違う方向へと別れて歩いて行く。みるくは最初のビルの方向。雑魚は新宿駅方面へ。

俺は雑魚に「おまえがみるくを誑かした男だな。」と肩を掴み睨みながら話しかけた。

びっくりした雑魚は「え?ち・・・違いますよ。俺はただの客ですよ」とわけのわからないことを言い始めた。

「何言ってんだ。ちゃんとわかるように説明しろ!」

そうとう動揺している男は、詳細を話し始めた。

自分が会ったのは回春嬢ということ。店の名前と電話番号、そしてその店のHPと今日会った嬢はブログをしているということ。

自宅へ帰り、教えられた店の名前を検索してみると、本当にHPが存在しており、みるくらしき嬢の名前も記載されている。

そして、その嬢の名前の下にブログのURLがあった。クリックしてみると確かにみるくのブログのようだ。
『みるくの千人斬り』
まだブログは始めたばかりらしい。「エコバック」と「エロバック」を見間違えるところがみるくである何よりの証拠だ。
みるくのブログを見つけてから、しばらくの間記事をアップするのを楽しみにしていた。

しかし、なかなか記事をアップすることがないようだ。みるくよ、ブログは毎日アップしないとつまらないぞ。俺なら毎日みるくの為に毎日記事をアップするんだがな・・・。
まてよ・・・みるくだけのブログか・・・・。
そうか、そういうやり方もあるな。
これならみるくも嫌でも読むだろう。そして雑魚にも見せず、次第に俺の言葉を信じ、雑魚を捨て俺の元に帰って来るはずだ。
ふふ・・・我ながらいい計略が浮かんだものだ。

もうこれで田舎者は必要ないに等しい。さっそく田舎者を自宅に呼び出し、さっさとみるくの住所を教えろと迫った。

なかなか教えない田舎者を麻縄で縛り上げ、下着を脱がし、無理矢理俺の棒を田舎者の穴に入れてやった。

悶える田舎者に「いい加減教えないと、もっといい事するがいいのか?」

首を横に振りながら「わかった。教えるからもうやめて」と懇願してきた。

住所は知らないが最寄駅は知っているというので、聞き出した後、田舎者を部屋から出るよう命令し「もう使い物にならないおまえに用はない。二度と会う事もないだろう。じゃぁな」と吐き捨てるように言ってやった。

今日はみるくが記事をアップしていた。

なかなか文才があるな。

みるくの知らない一面を見れたのが嬉しかった。

ちゃくちゃくと準備を始める中、年末に地元に帰っている記事がアップされていた。

俺は、もう居ても経ってもいられなくなり、コメントを書いた。

「みるくさんは、リラックマ好きなんですね。僕の元彼女もリラックマのぬいぐるみが好きだったんですよ(^^)」
名前の欄には「ジュン」と記入した。