今年も残りわずかとなりました。
今日はちょっと前に読んだ本の話を書きます。
全部私が好きな作家さんの加納朋子さんが書いた本です。
加納朋子著「ささら さや」 (幻冬舎文庫)
ざっとしたあらすじは・・・
交通事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐々良の町へ転居するが、そこで不思議な事件が次々と起こる・・・
加納朋子著「てるてるあした」 (幻冬舎文庫)
ざっとしたあらすじは・・・
親の夜逃げのため、ひとり佐々良という町を訪れた中学生の照代。そこで彼女が一緒に暮らすことになったのは、口うるさいお婆さんの久代だった。照代は冷たく突き放すような態度の久代に反発を覚えるが・・・
加納朋子著「はるひのの、はる」 (幻冬舎文庫)
ざっとしたあらすじは・・・
大きくなったユウスケの前に、はるひという名前の女の子が現れる。 彼女はなにかとユウスケに無理難題を押し付けるのだが、実は・・・
この3冊は三部作になっていて、この順に読むといいと思います。
最初の「ささら さや」の主人公のサヤの息子のユウスケが最初は赤ん坊だったのがだんだん成長して「はるひのの、はる」の最終話では高校生になっています。
どれもとても面白くて、感動しました。
元々ミステリー作家の加納さんなので、単なるほっと心があったまる小説というだけでは決してなくて、ミステリー感が満載! しかも色んな伏線が張り巡らされていて、途中で頭がこんがらがりそうになり、「え?」「え??」の連続でした
加納さんの本はいいな~。 私は大好きです