家族の会話 | 暴走列車が通過中

暴走列車が通過中

歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。

オカン(祖母)の法事があって、全員が集まった時の会話です。



母親「もー!法事なら、どっかの寿司でも頼んだ方がええのに!何で近所の格安スーパーの微妙な弁当食わなならんのだ!」

わたし「諦めろ、ジジイは格安スーパーの信者だから仕方ない」

家族1「あれ何とかならんのかね〜」

わたし「くら寿司とかで持ち帰り頼んだ方がいいよね、実際」

母親「その方がいい」


わたし「それより、ジジイ運転の車に乗らないとならない事の方が重大だ…」

母親「家族1が運転すれば」

家族1「ジジイの車、運転しにくい」

わたし「慣れてる車じゃないと、なかなかね」

母親「そうなのか」←運転免許持ってない人


母親「他の車じゃダメなのか?」

わたし「狭いだろ、わたしも家族1も軽だもん」

家族1「入れん事はないけど、荷物が乗らないよ」

母親「そうなのか」

※ジジイの車だけ普通車


わたし「それにしてもジジイは運転荒すぎる」

家族1「ブレーキ遅いもんな」

わたし「そのくせ車間が近いのよ」

家族1「いつも『死』を覚悟して乗る」

わたし「わたしもだ」

母親「免許返納して欲しい」

わたし「今年、更新するって言ってたぞ」

母親「」


ジジイ「おまたせー」



地獄のドライブの始まりだぁぁーー!!




法事終了。



わたし「えっ!喪服のまま、スーパー行くの?」

ジジイ「うん、戻るのめんどくさい」

わたし「ああまぁそうか」


わたし(地獄のドライブは、短い方がいいよな)



わたし「喪服集団、めっちゃ目立つなw」

母親「まぁ仕方ない」


ジジイ「何が欲しい?このカツ丼とか美味いよ!

母親「肉はいらない…」

わたし「カツ丼はいらない…」

ジジイ「えっ!いらんの!??」

↑シンジラレナイ!とかいう表情


ジジイ「サーモン(寿司)あるぞ」

わたし「じゃあそれにする」

ジジイ「ほい」←なぜか3つカゴに入れた

家族1「オレ、これにする」

ジジイ「イカも買おう」

母親「私これ」

ジジイ「盛り合わせ買おう」

わたし「何か多くね?」

家族1「うーん?」


ジジイ「肉いらんか?」

家族1「じゃあ…カルビを…」

わたし「肉だ!ランプないかな?」



わたし「ランプない〜」

母親「もうみんな次に行ってるよ」

わたし「えーじゃあ、よく分からんけどこれでいいや」←と、適当な、部位の分からん肉を選ぶ



ジジイ「たまごは?」

わたし「たまごある」

ジジイ「なんだ、あるのか」


ジジイ「牛乳とかチーズは、あっちだぞ。冷凍食品がこっちで…このアサリ入ってるヤツが美味い」

わたし「あー、アサリ美味いね」

ジジイ「買うか?」

わたし「いらん」


母親「(カゴの中を見て)あ、何このカマンベールチーズ」

わたし「買ってくれるんなら、買って貰おうと思って。カマンベールチーズ高いじゃん?w」

母親「え、何、ずるい!私も買って貰おう」

わたし「あっちにあったよ」



母親「これでよし」

わたし「あっ!切れてる方のカマンベールチーズ持って来とるし!そっちんが高いヤツやん!」

母親「切れてる方が便利やん」

わたし「そうだけども!」

ジジイ「どうした?」

わたし「何でもないっすw」



母親「リンゴ酢も買う」

わたし「アーモンドミルク買う」

家族1「焼肉のタレ買う」

母親「歯磨き粉買う」

わたし「もはや食材じゃねぇし」

母親「そろそろ無くなりそうなんよねw」

ジジイ「もうええか?」

わたし「はい」

母親「はい」



会計。

ジジイ「あれ?家族1どこいった?」

わたし「ほんとだ、いなくなった」

ジジイ「えーと…」←探しに行こうとする

わたし「ちょっと!会計!会計してくれ!!あと2000円足りない!!」



実家へ。



ジジイ「分けといてくれ」


家族1「これがオレの」

わたし「わたしのはこれ」

母親「私のはこれ」

わたし「寿司が4つ余るけど…ジジイのどれだ?」

家族1「多分これ」

わたし「このイカは?」

家族1「それもジジイの」

わたし「瓦そばもジジイのかな?」

母親「多すぎないか?」

わたし「あれ?」


ジジイ「分けた?」

わたし「ジジイのが、どれなのか分からん」

ジジイ「瓦そば」

家族1「寿司は?」

ジジイ「それ晩御飯」

家族1「冷蔵庫入れるよ?」

ジジイ「入れんでええよ、入れたらマズくなる」

家族1「え、傷むよ?」

ジジイ「夕方くらいまでなら大丈夫」

わたし(え、マジか)

母親(え、マジか)



食事終了。



ところでジジイは、道の駅や温泉に行くのが趣味なのですが…


ジジイ「ヤバいんよ、ワシついにボケてきたんよ!」

わたし「ええっ!?」

ジジイ「こないだ、サイフ忘れて来てしまった!」

わたし「あーあ」

ジジイ「着いてからサイフ無いのに気付いてさ、また家に取りに帰って…大幅に時間ロスしたよ」

わたし(まぁ…認知症の場合だと、「サイフ忘れた!」じゃなくて「サイフ盗まれた!」って思考になるわけで、ジジイは正常な範囲だけどな…)


ジジイ「サイフ忘れるなんて今までなかったのにー」




ジジイ「ズボンがどんどん合わなくなってきてる」

家族1「それで、服売ってくれとかいう変な電話してきたのか」

わたし「なんだその変な内容は」

家族1「何か、いらん服があったら売ってくれって…」

わたし「普通に買えば」

家族1「そうやろ?てか、やるわ、普通に。タダで」

わたし「そりゃそうだw」



ジジイ「腹がなぁ〜出てきてるんよなぁ〜」

母親「ウォーキングしないと」

ジジイ「してる」


ジジイ「ヒマがあると、ゴロゴロしちゃうのがダメなんだと思うんよ」

わたし「ああ、それはそうだな。間違いなくソレだ」←デブ

母親「動かないと!」

わたし(いやいや90歳に向かって何を…)

ジジイ「メンドイ」

わたし「メンドイって理由なのか」





余談。


家族1「何かさ、(実家に)電話とかしても、全然出ないじゃん?」

母親「ああ、出ない」

家族1「心配やけ、来てみたらさ、ケロッとしてんだよね」

母親「だろうな」

わたし「少し耳が遠くなってるんだろ」

家族1「電話のある部屋から移動してると、聞こえないらしい」

わたし「移動先の部屋に、子機があるんだけどね」

母親「子機、鳴ってないん?」

わたし「鳴ってるとは思うんだけど」


わたし「鳴ってないんかな?」



家族1「ピンポン(玄関のチャイム)押しても出てこない」

わたし「部屋の窓ガラス叩かないとダメだよね」

家族1「窓ガラス叩くより、ピンポンの音の方が大きくない?」

わたし「うーん、聞こえる聞こえないの、何かしらの波長があるのかな?」


母親「モスキート音みたいなw」

わたし「嫌だ、そんなピンポンw」