大化改新2 (40) | 暴走列車が通過中

暴走列車が通過中

歴史人物をイラスト化したりしています。
弥生時代・神武天皇紀『海鳴』は完結いたしました。

言いたい放題の日記も随時更新中。

最近は「どうぶつの森」ネタ多め。

 
高市 「え?」

高市 「それ…大津が行かなくても…」
大津 「ダメだよ。使者を立てて奴らに知られぬはずがない」
 
 
大津 「伊勢は大来がいる。オレが行って神が会ってくれぬわけはない」

 
大津 「伊勢の加護を受けて即位すれば、国家は安定するはずなんだ。そんな大事、オレが行かないなんておかしいじゃないか」

高市 「そ…そう言われると…もっともな話だけど…」


高市 (そう言って、大津は伊勢へ向かった)

 
巫女 「斉宮様」

 
巫女 「太子様がいらっしゃいまして…ご神託を伺いたいと…」

大来 「え…大津が?」
 
大津 「…」

 
大来 「大津――――――!!」
大津 「うわっ!!」

 
大来 「よかったー…無事なのね。悪い噂ばかり聞くんですもの、心配で…」
大津 「う、うん…無事だから…ちょっとどいて…」
 
大津 「変わってないな、姉上…」
大来 「え?」
大津 「何でもないです」

巫女 「斉宮様っ!?」
巫女 「出られてはなりませんよ!」
 
大来 「出るくらいよろしいでしょ!数年ぶりに弟が訪ねてきたのですわよ」
大津 「いや、姉上…身内でも禁止されてたと思いますよ」