『テレビ界「バカのクラスター」を一掃せよ』
藤原 かずえ、飛鳥新社、2020年
SNSなどを通じてフェイクニュースが拡散してしまうことをインフォデミックというそうですが、コロナ禍においても一部のオールドメディアは休むことなく拡散を続けていましたね。
本書では「羽鳥慎一モーニングショー」や「サンデーモーニング」「報道ステーション」「報道特集」「news23」といった有名な偏向番組や、青木理さん後藤謙次さんなど有名人の言動を分析されています。
時期的にもコロナ禍でのマスコミの言動について論理的な分析をされています。ただ、藤原さんも書いていますが、日本政府のリスク・コミュニケーション能力の低さは深刻なレベルで、そこについては酷評されてましたね。そういう弱点を「羽鳥慎一モーニングショー」は的確に突いてきてましたが。
まあ、この番組は玉川さんのデマ→抗議→謝罪のオンパレードとなりましたけどね。
あとは、無責任な自己矛盾コメントが多い後藤謙次さんなんかも興味深い分析を見ることができます。
改めて感じるのは、オールドメディアは相変わらず嘘や間違いが多いってことですよねぇ。
とはいえ、本当に情報がたくさんで紹介しきれないので、実際に読まれることをお勧めしますー。あと、藤原さんのTwitterも面白いですよ笑