Chapter 2,682〜 -48ページ目

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

遅いお昼どき。

 

 

「天井に手形が付いてるんですよ」

 

(まだその話すんのか)

あーそれ先週俺がジャンプしたやつ。

 

「なぁーんだ。そーなんですか良かったぁ」

「気にしちゃいま」

 

おめさ、

いくら身長181でもあの天井、ジャンプして届くわけないだろ。例え届いても指先でさ、手形べったり付けるってことはさ。

 

「もういいです」

「kenさんいいです」

 

天井にうんこ付いてるよりいーだろ。

 

「kenさん」

「いちいち面白いこと言いますよね」

「そういう頭の回転、早いですよね」

 

良く言われる。

何の役にも立たないって。

で、

今夜もそこで寝るの?寝れんの?

 

「やめてくださいよー」

「俺もkenさんみたいないびきを」

 

うるせーよ。

布団の周り歩かれてもいびきのが大きくて聞こえないぃー。幽霊も耳塞いでやる気なくしたろうよ。

何度かトイレに起きるけど、寝ぼけてるから「どいて」だろし。

 

「怖くないんですか?」

 

(いつもの名セリフ)

生きてる女の人が一番怖いんだよっ

 

「kenさん・・」

「部屋に誰か居るんです」

 

あ?

 

「人の気配するんです」

 

は?

 

「夜中目が覚めたら布団の周りを歩いてて」

 

(蚊帳吊ったの?)

 

「バッテリー充電器の灯りでぼんやり明るいんですけど」

「誰も居なくて」

 

ふむ。

 

「目をつぶるとまた」

「歩く気配がして」

「頭のすぐ上を」

 

ほー

 

「怖くて」

「幽霊」

「出たんですかね?」

 

君が誰かを引っ張り込んだんじゃなければ(それもっと怖いけど)そうかもね。

疲れてんじゃないの?

 

「疲れてますけどこんなこと初めてで」

 

そかー

じゃ、

なんか連れて来ちゃったんだな。

波長が合っちゃったんだな。

 

 

同行者の部屋に幽霊が出た(んだと)

でもなんで?誰?

遭難した人の霊?

こんなとこに?

わざわざ?

つっかさー

 

先週俺が泊まった部屋だそこ。

 

俺のいびきは魔除けか?

悪霊退散ファブリーズか?

 

寒。

 

寒い。

 

3時半。

目が覚めて、

 

慌てて起きなくていいんだよね?

今日、何もしなくていい日だよね?

 

どこここ?

 

・・・あ、そか。山に居んのか。

だめじゃん。

登らなきゃ。

 

家でも最近こうなんだよね。

明け方目が覚めて、

俺どこに居んの?

家?

どっちに頭向けて寝てる?

あれ?

 

確実に疲れてます。

 

今回終われば正真正銘失業者。

ゆっくりは出来るんだろけど、

また無職強迫観念に苛まれるんだろなぁ。

柔になっちゃったよねー

一旦、安定を知っちゃうとね。

ほんとにキツイけど忙しいのが続いてくれないかな。とも思う。

 

やだけど。

 

 

おはようございます。

良い朝ですか?

穏やかに暮らせてますか?