遅いお昼どき。
「天井に手形が付いてるんですよ」
(まだその話すんのか)
あーそれ先週俺がジャンプしたやつ。
「なぁーんだ。そーなんですか良かったぁ」
「気にしちゃいま」
おめさ、
いくら身長181でもあの天井、ジャンプして届くわけないだろ。例え届いても指先でさ、手形べったり付けるってことはさ。
「もういいです」
「kenさんいいです」
天井にうんこ付いてるよりいーだろ。
「kenさん」
「いちいち面白いこと言いますよね」
「そういう頭の回転、早いですよね」
良く言われる。
何の役にも立たないって。
で、
今夜もそこで寝るの?寝れんの?
「やめてくださいよー」
「俺もkenさんみたいないびきを」
うるせーよ。
布団の周り歩かれてもいびきのが大きくて聞こえないぃー。幽霊も耳塞いでやる気なくしたろうよ。
何度かトイレに起きるけど、寝ぼけてるから「どいて」だろし。
「怖くないんですか?」
(いつもの名セリフ)
生きてる女の人が一番怖いんだよっ