ただし、冷凍庫のハーゲンダッツは俺のもの | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

「あ。」

 

はい?

 

「あたし今日居ないから」

 

(いや居るじゃん今)

 

「出かけるから」

 

関東地方?

 

「?」

 

いや「仙台」とか言ったりするからさ。

 

「神奈川。」

 

ほい。

 

 

 

娘「び。」とカッコ良くして中華街へ出掛けてった。

冬の夜、冷たい雨の煌びやかな中華街。雨に煙るマリンタワー、山下埠頭の汽笛なんかも聞こえるかも知れん。

いーじゃないか、

中華街でデート(か、どーか知らんけど)なんて。

二人で飲茶、点心?若い人は菜香なんかお勧め。海員閣も美味しいよね。京華楼は「かっらいっ」けど通う味。

パリッとした春巻を「あちち。」なんだっけあのくっさい茶色いお酒、角砂糖入れて飲む・・ちょっと調べるね・・しょーこーしゅっ紹興酒だ。とかチビチビ飲んで。

俺飲めないけど。

 

 

チャイナタウン この街を行けば

お前との思い出が風のように頬を打つ♪〜

 

ちょと違うか。

俺の場合は、

 

Please go シェードの隙間に

So sweet 振り向いたお前

Just rain コートの襟立てて

So long 部屋を見上げてた♬〜

 

こっちだな。

カメラマン時代、カラオケでこれ何百回歌っただろう。 俺歌上手いからね。

 

 

ゆっくり楽しんどいで。

今夜泊まりでもとーちゃんなんにも言わないぞ。

俺がお前の歳の頃は乾くひまがなかった。

いや、涙がな。

 

 

 

俺、萬珍楼がいいや。

ご一緒に。