求道なおっさん | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

明け方トイレに座っておしっこしてると、  

 

「サァァァーー」

 

切れ目なく雨音。

 

「とん・・とん。・・たん。」

 

屋根裏のどこかの雨漏りの音(やれやれ・・)

 

 

雨だよー

降ってるよ。

止みそうにないよ。

 

撮り漏れ、追加は稀にあること。

やればお金になるからありがたい。

んだけど、

モデル撮りじゃないから雨でも何とかなる。

んだけど、

窓の外、雨の写真になっちゃうよ。

やるのー?

天気のいい日に延期した方がいい写真になるよ。

でも今日撮っちゃえば今月末で請求書切れるよ。

正直言うとやっちゃった方がありがたい。

か。

 

7時50分、制作から電話。

「kenさん今日やるそうです」

 

はいぃ〜

 

 

立ち会った制作の偉い人、

「こんな感じの短時間の撮影ならギャラは安いですけど数出せます」

「近いうちご相談を」

 

うーん・・・

俺もう自分がカメラマンのつもりないのよ。

失業中のお金稼ぎでやらせてもらってるのね。

かつての様にカメラマンの看板出して毎日とんがって撮影するなら、戴かなければならない金額てのがある。個人的定価みたいなものが。

 

 

 

色々と出尽くした。

出来ることが淘汰されて来た。

と言うか、

な〜んとなく固まって来たなぁ。

役所時代の様に毎日決まって働くのは無理(やだ。)

例え定収入があって年4ヶ月のボーナスを頂けたとしても。

それらを諦めても余りある、後悔しない。

やっぱりね、

ここまで来たんだ、

道を極めたい。

 

昔は毎晩寝る前にえっちぃことばかり考えてた。こんなことあんなこと今度したいことすること相談しよー。

今はね「これだけ練習してて何で俺はギターが上手くならないんだろう?」ばっかり考えてる。

残りの人生、適当に働いて芸事を極める為に生きてみるのが、

 

 

いや俺って元々そういう人じゃん?

写真の時もそうだったじゃん?

あすぺだし

浮世離れで

ロクデナシ

 

楽しませてあげられなくても、

美味しいものをご馳走出来なくても、

旅行に行けなくても、

車を買い替えられなくても、

困る人など居ない。

 

よ。