何もない日よりはマシ・・なのか? | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

地下鉄の向かいのシート右から、

気合い入りまくり化粧中びじんでないOL、なんちゅうか痩せた青白い顔の青年多分いや絶対どうてい、とっても肉付きのいいおばさん、お揃いの派手なよく見ると髑髏柄のワンピースの双子の女の子、額に血管浮かせた黒人のお兄さん。

 

朝からデビット・リンチの映画か?

ツイン・ピークスとか?

 

撮影現場向け。

膝痛い。

治らなくなったな。

歳、てことなんだろなー

 

 

 

昨日夜。

iPhone鳴る。

ふんわり呼び出し音じゃなくてLINE通話。

 

誰⁈

 

って、

娘しか居ないよねLINEやりとり娘としかしてないんだから。

 

 

どしたの?(なんかあった?具合悪い?TOCOT出動要請?)

 

「今さ」

「楽器屋に居るんだけどさ」

「何か欲しいものある?」

 

え。

あ。

え、っと、

俺の使ってるピック分かるっけ?

 

「セルバでしょ?」

 

そそそ。

 

 

こういうのをほんとのサプライズって言うんだろね。仕事の休憩時間に「近所に楽器屋あったから」と。家でも積極的に話すことはない。仲悪くもないけど良くもない。父娘なんてこんなもんなんだろなーと思ってる。

買って来てくれた3枚のピック、もったいなくて使えないな。

 

 

 

大家からラーメンお誘い。

 

「○○(土地名)はまだ行きたくない?」

 

なんで?

 

「いやセブンの交差点の角の家系どうかな?て」

 

あー

反対側だからいいか(てかそろそろ時効にしなきゃね。いつまでもこだわっててもねえ・・半分は俺が愚かだったんだからさ)

 

あれこんな味だったっけ?

最後に来たのいつだっけ?

あー

一緒に昼ご飯に来たんだコロナ真っ最中。

 

ふぅ〜んん・・

 

 

あっつい。

高層ビルの上半分に霧がかかってた朝が、いつの間にやらドぴーかん「今年最後の真夏日」ってやつか。

これ撮ったらあと1カットで終わり。

帰れるぜー

 

「kenさん?」

 

なに?

 

「あそこで撮るのどうかな?」とディレクター、いかにも「昭和っ」て古い建物を指して。

 

 

あんのさ、

俺さ、

アスペだし暑いしプロだからさ、

打ち合わせに無いその場の思い付きでカット数増やされるの、

 

すっげやなんだよはらたつんだよ

 

別料金だかんな

 

て、いつも思うんだけど、今日は何かノってんだよね。暑いけど陽射しは夏ほどじゃないやっぱり傾いて柔らかくなってる。半逆光でモデルの髪の毛「きらきら」綺麗なんだよ撮りやすいんだ。

 

いっすよ。

やっちゃいましょ。

 

ちゃっちゃと撮って機材片付けて美味しいうどん屋さんで遅いお昼をご馳走になって帰って来た。予想より早く終わって良かったぜ、これは俺が上手いからだな。

汗びっちょりの多分臭い身体をゆっくり風呂に浸かって膝を緩めて。

さっきまでギター弾いてた。ほんとに何で俺はこんなに毎日弾いてるのに上手くならないんだろー

仕事したし。

ギターも弾いたし。

今日はいい日だ。

 

 

ってことにしとこう。

 

 

ツイン・ピークス=二つの山

お尻じゃん。