このあとのこと | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

「kenさん、勤めない方がいいんじゃないですか?」

「少しでも写真の仕事があるなら、それと短時間のアルバイトをして」

「今、探せばなんか、ちょっとだけ出来るアルバイトってありそうだし」

「残りはギターに集中するのもいいかも知れませんよ」

 

 

師匠(ギ)に言われるようじゃ俺、相当なギター馬鹿だな。

 

 

上手くない。

ちーとも上手くなんない。

単にストイック(←良く言えば)正しくはこだわりが強い(あすペーっ)なだけ。

写真の時もそうだった。何十年もの間、寝てる時以外、写真のことばっかり考えてたあとえっちなこと。

 

3年前の俺でも容易く(たやすく)弾ける譜面を渡されて、

・一つ一つの音を丁寧にきちんと鳴らすこと。左手の指先に小さな点を思って、そこで弦を確実に力を入れずに押さえること。

・指のフレットへの着地精度を増すこと。

・右手と左手のごくわずかな時間差を無くすこと。

・完璧にリズムを取ること。

 

できねえ。

それぞれは出来るけど全部を一緒にはできねえ。とても出来ない。

溜息しか出ねえ。俺まだこんなに下手くそなの?!

 

だから面白いんだけどね。

 

才能なんか無いのは分かってる、ギタリストになろうともなれるとも思ってない。

長生きしたいなんて思ったことない。死ぬことは怖くも何ともない。生きてる間にどこまで弾けるか見たいだけ。

 

 

 

・働いてお金を稼がないとデートした時、楽しませてあげられないじゃん?美味しいものご馳走出来ないじゃん?しょっちゅうラブホ行けないじゃん?

 

Ans.  誰がお前とデートするんだ?

 

・車だってさ、好きでTOCOT乗ってるけどさ、軽に乗せるの可哀想じゃん?コンクリートグレーのプリウスとかさ、そろそろ考えてもさ。

 

Ans.  先ず・・・プリウスでいーのか?! 落ちるとこまで落ちたなっ。そこはメルセデスくらいの見栄を張れよ。つか、何度でも言う。誰がお前の助手席に座ってくれるんだ? そもそもトコットの助手席に座ってくれてた彼女に謝れ。

 

・車は贅沢品でしょうがないとしてもさ(お前、人の話聞いてっか?)そろそろ人生店仕舞いなんだから、Kawasaki Z1とかハーレーとかもっかい乗りたいじゃん?

 

Ans.  ばーかばーかばーか♪

 

 

そういう生き方もあるよね。

伊達にロクデナシを自認して来なかったし「あなたはアーティストだから」と言われてないよね「浮世離れ」「アウトロー」とも言われてたけどー

俺ならそういう生き方しても良さそうだよね。

 

 

娘の母親に、

「あなたは何も持ってない人だから」

「マイナスからのスタートだから」

結婚期間中、何度か言われた。

(こないだ娘に話したら「何様だよ」と憤慨してた)

最近、

何も持ってない方が楽なこともある。と思う。

マイナスやプラスじゃなくて、生きてる意味が違うんだなと。

 

人生、諦めも肝心かも知れん。

ロクデナシの次は仙人かー