Shape of My heart. | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

あの時はどうだったんだっけ?

「何もかも嫌になって発作的に」だっけ?

あの時はさ、

あの場所に愛する人が居た。

だから残ることも出来た(はず)

今は?

 

俺をここに引っ張ってくれた人達が居る。

写真を撮ること以外で初めて俺を評価してくれた。感謝してもしきれない。

でもさ、

筋を通して頭を下げれば解ってくれる(と思う)

俺の状況を薄々は知ってるだろうし。

 

そうだ。

あの頃『StingのFRAGILE』が弾きたくてMartinのナイロン買ったんだ。

ボサノヴァばかりで弾けてない。

Albert King(フライングVのことね)が来てからナイロンどころかD-28も触らず56GTばかり。Albertは師匠のとこ行く時専用で、家では56GT

 

ギター1本くらい手放すことになるかもな。

でも先ず、使ってないCanonを売っ払おう。

俺のギターは一期一会。

手放したら二度と手に入らない。

カメラはお金払えば新品が手に入る。

 

あの頃、

いい時間が毎日続いて、いつの間にかその上に胡座をかいた。

自分からそれをぶち壊して良くない時期に入った。

じたばたしてわずかな経験のある仕事に就いて、気が付けば評価を頂き『日本最後の療養施設』に携わることが出来た。

いい仲間いい上司にも恵まれて、また胡座をかいたか。

良くない時期が始まる。

けれど、

少なくとも今、今日は、

娘が居てくれてる。

 

 

いつもの公園で霧雨に煙る港を眺めながら思った。

 

こんな扱いされてまでここに居なきゃいけない理由って、何かあったっけ?

 

 

今日、

退職願を出した。

受理されれば・・・されるだろう。

退職届(コーム員は辞表か)を出して、

おしまい。