風が強いね | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

People can't do this or that. If we are going to that, there will have to be definite sacrifice and pain.

 

「人はあれもこれもをすることは出来ない。もしそれをしようとするならば明確な犠牲と痛みが必要だ」

 

ギリシャの哲学者 メンカータメ(B.C447年~B.C352年)

 

 

 

目が覚めた。

午前2時20分。

 

おしっこ。

 

ベッドに戻り暗い天井を見上げて考える。

さて、

どうしたものか。

明日が全く見えない。

未来と将来の具合が悪い。そしてそれは日増しに限りなく悪くなって行く。

 

ナーンてことは今に始まったことじゃないぃ〜

いつものこと慣れっこ、そもそもそれをどうにかしようなんて考えたことないしー

なるよーになるよ。人間、どんだけ努力したって死ぬ時ゃ死ぬんだ。

 

それでこの歳まで生きて来れた。

我ながら凄いと思う。雨風凌げる(しのげてる?・・・雨漏りちゃんと修理出来たかなぁ)家に住めて筋トレしてギター弾けて、俺の事を蛇蝎のように嫌う世間皆様の予想と期待を軽々大きく裏切って、今俺端っこだけどコームイン。

そんなことじゃねえ。

夜中の2時にそんなこと真面目に考えたら死にたくなる。

 

さて、

どうするか。

んー

 

元箱に入ったままほとんど使ってないCanonのLレンズが1本ある。使ったのは秩父行った時だけだ。あれいくら付くんだろ?

テレ(キャスター)を下取りに入れるか。二束三文だろうけど無いよりゃマシ。大事に出来ない、弾きたくならないギターを買った俺の落ち度だ。ギターってね、一般的に「丁寧に使った物でも買取で新品価格の1/3、下取りでそれにちょっとプラス」て感じなのよ(カスタムショップ物除く)

何かを手放さないと新しいものは手に入らない。

逡巡と後悔と心の痛みはあるけれど。

 

あれ俺恋愛の話ししてる?

「大事にされてない」と思っちゃったんだよな。居てくれるだけで良かったのにな。

新しいものは手に入ったんだろうか?お互いに。

「妄想はしても夢は見るな」毎日心掛けてる。

夜勤頑張ってんだろうか?

今年も目は辛いんだろか。

 

 

 

あれよあれよと言う間に話が進んで、

「3本の内、お好きな木目をお選びください」

「他の方にはまだ完成の連絡を入れていませんので」(今回も完売なのかー)

 

画像を送ってくれた。

2本はいわゆる柾目(まさめ)、上から下に真っ直ぐ木目が走ってる。残り1本は木目が暴れて、なんちゅうの?田舎の大きな蕎麦屋の座敷のテーブルみたい。

 

これで。

 

「はい」

「ちょっと重いですけど、音出しした感じ3本の中で一番芯がある音が出ます」

「私もこれがお勧めです」

 

 

(1本下取りに入れはしたけれど)まだ3月なのに今年2本目のギター購入。しかも2本共安くない正気の沙汰じゃない。

俺、かっくじつにギターに逃げてるな。

昨日も一日中ギター弾いてた。

今日は朝イチ通院なので会社休み。帰ったらずっとギター弾こう。

他にやることがない。

「妄想はしても夢は見ない」

「妄想すら記憶の産物」

 

 

『麺硬め』なんてぇ哲学者は居ねぇ。