入院3日目
手術当日
●6時半
なんとかあのマズいOS1とやらを
残さず飲み干すことができた。YDK。
●8時
手術着に着替え、圧縮タイツを履いてスタンバイ。
そんな時に、社長夫人の妹がやって来た。
わざわざ休みとって、遠いのに来てくれなくても
と言うのに、手術するのに誰も付き添いが居ないのは
かわいそうだって・・・心優しい妹だ。うん。
せっかく来てくれたけど、ゆっくり話す間もなく
手術室に移動することになり、一緒に歩いて向かった。
●大勢
手術室には今から手術される患者でいっぱいだった。
その患者に担当する各科の先生や看護婦さんたちも
また大勢で、今から手術をするというより
なにかイベントが始まる前のような賑やかさだった。
●8時半
手術台にて・・・まず点滴。
針が入らないと言って、あっち刺したり、こっち刺したり
3度もブスブス刺されて、めちゃ痛かった。
血管、出てるほうなので刺しやすいはずなのになぁ。
●ご挨拶
先生方から挨拶されて、全身麻酔。
麻酔液が入りましたよーと明るい声で言われる。
目は閉じたらあかんって思った。
出来るだけ意識をはっきりさせとかないと
もう麻酔が効いてると思われて
鼻の中になんか突っ込まれたら、たまったもんじゃない!

鼻骨骨切り術
こんなことをするって、予習済みなので・・・。
●オワタ
なるべく目をしっかり開け、きょろきょろ。
きょろきょろ。
きょろ・・・きょ・・・ろ・・・。
意識飛ぶ
●12時終了予定
だったらしいが、なかなか麻酔から覚めず
遅れてやってきたはるぴょんと妹が心配してたらしい。
●13時過ぎ
覚醒。
気付いたらベッドに寝てて、手術も終わってて
自分の部屋に移動されていた。
よく開かない瞼をうっすら開けると
はるぴょんと妹が私をのぞき込んでいた。
あぁ、生きて帰ってこれたなと思った。←おおげさ
●研究開始
術後痛の研究のやつが始まった。
脳波を調べるため、なにやらベタベタ取り付けられて
まるで重症患者のような私だった。

見守ってくれてた2人に、心配させないように
せめてちゃんとお応えしないと・・・と
右手でそれを表してみた(笑)

●苦しみ
整復した鼻の痛みはそれほどでもなかったが
鼻いっぱいに詰められたガーゼのせいで
鼻から息が出来なかった。
口でしか息が出来ないのだ。
それゆえ、口の中がカパカパになるほど
乾燥して、喉が渇いて・・・
たかが口呼吸。
こんなに苦しいことだとは、思いもしなかった。
そしてずーーーっと寝てるせいで
背中と腰が痛くて辛かった。
それでも寝るしかなかった。
●21時前
看護婦さんが歯磨きをしてくださった。
寝たままで歯磨きをひとさまにやってもらうなんて
王様かっ!
●水
歯磨きの後、お願いだから水をくれと頼んだ。
大嫌いな水だけど、この時ばかりは
コーヒーよりもチューハイよりも美味しく感じた。
きっとこの水はプレミアムに違いない。
富士の水か?六甲の水か?
たった3口の水で生き返った私だった。
●2時
ナースコール連打した(笑)
水、水をくれーっ!
プレミアムウォーターだと思った水は
まさかの水道水だったことが判明。
(゜Д゜)え?
洗面所のその水を飲まされてたのかっ?!
なんてこった・・・と思った。
●5時
それでもこの死ぬんちゃうかと思うほどの
喉の渇きを癒すすべが他になかった。
諦めた・・・。
ナースコール再び。
水、水をくれーっ!
その洗面台でよそった水でいいから、くれーっ!
●自撮り
私の視界がとても悪い。
鼻はいったいどうなってるんだ?
恐る恐る、スマホで写真を撮ってみた。

なるほど。
ほんのわずかな空気すら入ってこないわけだ。
鼻のガードは想定外に頑丈だった。
この姿のまま、さすがに客商売はできないなと
観念した夜だった。
●追記
初めてここに飛んで来られた方には
何故、こんな手術を?と不思議に思うかもしれないので
こうなった原因を知りたい方は、以下の記事を
ご覧下さい。ちなみに閲覧注意な画像があります。
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