痛みに耐えかね病院に行ってきました! | ×××えんちの事情×××

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1月9日(水)

先月24日の夜から痛みだした胃と戦うこと16日・・・

6日間の連勤を終え、待ちに待った休日は




病院へ行く!




久しぶりに美味しいランチも食べに行きたいし

思いっきり大声でカラオケも楽しみたい。

ジムやスパで思いっきり汗も流したい。

やりたいことは多々あった。

だけど、今の私にはどれも苦痛でしかなかった。

突然、私を襲うあの強烈な痛みを一刻も早く

取り払ってしまいたい。

だから・・・




病院へ行く!




たとえ待ち時間がどんなに長くても・・・

病院へ行く・・・と、そう決めていた。




近所のクリニックはすでに年を召された方で

座る場所もないくらい混み合っていた。

胃カメラになることは免れないと覚悟していたので

朝から食事は摂っていない。

ヤクルトを1本飲んできただけだった。




年寄り臭い待合室で、うつらうつらと順番を待つ。

1時間ほど過ぎた頃、名前が呼ばれ処置室へ向かい

看護婦に症状を訴えると、メモだけ取って

また待合室で待てと言うじゃない?

それから待つこと1時間・・・やっと診察か?

と思いきや、次は診察室前の待合室で待てと言う。

疲労困憊。

力が出ないんだ。

朝から何も食ってないんだ。

病院が終わったら、長女とランチに行こう♪

それだけを楽しみにして更に待った。




診察室に呼ばれ、お医者さんの診察は

待たされた時間のどんだけ分の1?くらいに、短かった。

ベッドで寝っ転がる私の胃を押さえ

痛いですか?

いぇ、特に・・・

たったそれだけの会話だったと思う。

お医者さんはこのあと、血液検査、CT、胃カメラと

予定を話すと、次の患者のカルテに手を出した。




CTというものは、初めての経験だった。

息を吸って~止めて~を何度か繰り返しますとのこと。

何度か・・・は、私の中では2~3回・・・

そう思っていたのに、10数回繰り返されて

息を吸って~止めて~が段々と子守唄のように聞こえ

眠ってしまうんじゃないかと思ったほどだった。

ここで寝たらあかんやろっ!

自分に渇を入れ、必死で睡魔と闘った初めてのCT。




私は注射が大嫌い。なので・・・

採血はとても怖かった。

以前、ここで採血した時、めちゃくちゃ痛かったからだ。

上手な看護婦さんとへたくそ看護婦さん。

確率は半分。

親指を中にして、握りこぶしに自然と力が入った。

おや?痛くない・・・。

今日の看護婦さんはナイスのようだった。ほっ・・・。




胃カメラ。

独身の頃、2~3回経験がある。

今からザッと24年も前の話だ。

お医者さんは苦笑しながら、あの頃より

ずいぶんカメラも小さくなりましたから・・・




気休め言うなよっ!




24年前、どんだけでっかい一眼レフ飲み込んだって言うんだ?

何ほども変わらんだろーがっ!

そんな励ましは要らないんだっ!




とにかく、胃カメラがとても辛いことは知ってるし

それをする前に飲む薬のまずさ・・・

一気飲みするんだっ!

喉の奥を痺れさせる麻酔薬の気持ち悪さ・・・

これはアレに似てる!大人の女性が知るアレだ・・・あのとろみとか生臭さとか・・・

あれもそれも経験済みゆえ、今から始まる地獄でさえ百も承知だった。

そのうえ、肩に打たれた筋肉注射のズシンと来る痛さ。

どれも苦痛極まりないけれど、現在進行中の胃の痛みに比べれば

すぐに終わる。すぐに終わる。すぐに終わる。

そう自分に言い聞かせ、挿入の瞬間を待った。




えづきそうになりながら、耐えた。

お医者さんが胃の中を探ってるのが分る。

カメラをいろんな方向に動かしてるのが分る。

苦しさの余り、つぶっていた目をゆっくりと開けてみた。

モニターがあった。

私の胃の中が映し出されていた。




あっ!あった!




声が出せない私の心の声だ。

白くただれた潰瘍が大きく映し出されていたんだ。

24年前に出来た潰瘍とは、比べ物にならない大きさで

こんな病んでる胃に、食事なんかしたら

痛いの当然やわ・・・ご愁傷様やね、自分。

地獄のさなかに自分を労う余裕があったなんて。

写真を数枚撮った後、潰瘍周辺の組織を2ヶ所採取し

カメラは私の口からリバースされた。




終わった・・・。




お医者さんから、診たところ良性だと言われ

万が一、癌だったら・・・と

最悪な事も思いながら、足重くここに来た私ゆえに

良性・・・のひとことは、心の重荷を取り去ってくれた。

助かった。

あと持って2ヶ月とか言われたら・・・

悲劇のヒロインにもならずに済んだ。

助かった。




胃酸の分泌を強力に抑える薬と

消化管の過剰な運動を抑え、痛みを和らげる薬と

胃潰瘍の薬をもらって、本日のお会計。




17250円




胃よりも痛い出費だったのは言うまでもない。




楽しみにしていたランチだったけど

午後2時10分まで、何も食うな、飲むなと言われ

それ以降は、飲み物ならOKと言うので

夜は普通に食っていいですか?と尋ねたら




これを読んで下さいと渡されたタニタのレシピ集。

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とことん患者と話したがらないお医者さんだと思った。

消化のいいものなら普通に食べていいですよとか

刺激のあるものは避けて下さいとか

なんか言えるやろ?

だから、これ見て下さいって渡したんですよってねぇ。

かなり、いけすかんお医者さんだけど

胃潰瘍が治るまで、私はこの人について行くしかないんだ。

2週間薬を飲んだら、再診。

病理検査の結果も出るらしい。

ピロリ菌はいるのか?いないのか?

どちらにせよ、健康の為に今からでも

明治のLG21だとか、ヤクルトのBF-1だとか

極力、摂るようにしたいと思った。

やっぱね、健康が一番だからね。




3時頃、カップスープを恐る恐る飲んだ。

あんな潰瘍を見てしまったのだから

怖くて胃の中にモノを入れるのが怖いんだ。

だけど、ひとくち、ひとくち・・・

スプーンですくって飲んだカップスープはとっても美味しかった。




夕飯はじっくりコトコト煮込んだポトフ。

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主食はぞうすい、かぼちゃを煮込んだ後

ミキサーにかけて牛乳でのばしたカボチャのスープ。

かなり消化いいだろう。

私の胃に優しいメニューになったんだけど

食べ盛りのチビにしたら、物足りないのかもしれないし

肉好きの長女にも、ヘルシーすぎるかもしれない。

しばらく消化のよい胃潰瘍克復メニューが並ぶことになるが

子どもたちよっ!許しておくれっ!




17日は京懐石のバス旅行だし

20日は職場の飲み会だし

病んでる時じゃないんだっ!あたしっ!

頑張って2週間、薬飲んで完治させるっ!

アルコールは控えめにする。

でもタバコはやめない(笑)

これもストレス発散だし・・・




さすがにお医者さんから出された薬は神だ。

食った後の激しい痛みがないんだもの。

今まで我慢してた意味が分らない。

もっと早く医者にかかるべきだったと悔しくなった。




食後、あったかいお風呂に入って

毎度の体重測定をしたら・・・

独身の1番痩せていた頃よりも、更にマイナス1㌔しか

体重がなかった。

このままだと小学生並みの体重になってしまいそうだ。

歳を取ってから痩せると、皮膚がたるんで

皺になって老けて見えるから、これ以上痩せないように

気をつけないと・・・。




ところで・・・あるサイトに気になることが・・・





胃潰瘍の原因は暴飲・暴食や精神的なストレスと思われてきました。
しかし今は、ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)という細菌に
感染すると胃粘膜が弱り、胃壁が自分の胃酸によって傷つくことなどによって
潰瘍ができることがわかっています。

また、ここ数年で問題になっているのが解熱鎮痛薬が原因の「NSAIDs潰瘍」です。
これは解熱鎮痛薬の副作用で胃粘膜に異常が起こり、
やはり胃酸が胃壁を荒らして潰瘍を生じるもの。
最近は効果に優れた鎮痛薬が薬局で購入できるので、
ちょっとした頭痛や生理痛で簡単に服用しがちですが、
胃潰瘍のリスクがあることはぜひ、覚えておいてください。





私は頭痛持ちなので、イブを常飲してるから

それも胃を荒らしていたんだろうなと反省。

そのうえ、年末年始は睡眠時間もかなり少なくて

仕事は結構ハードで、疲れがたまってたんだろうな。

いまからゆっくり身体を休めていこう。

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最後に・・・

病院で過ごした時間は・・・4時間でした。