8月21日(火)
妹の手術は午前11時半より始まった。
手術室の隣にある待合室に
姉妹3人と妹の1人息子(りゅーすけ)で
終わるのを待つことにした。
売店でおにぎりやサンドイッチやコーヒーを仕入れてきて
まるでピクニックのようなテンションで
手術が終わるのを待つ親族って他にいるだろうか?
手術が終わって、麻酔が覚め始めた頃に
妹はICUに移された。
執刀医によると、今まで上がらなかった両腕が
ちゃんと上がるようになったし
握力もよくなったと手術の成功を語ってくれ
一同、ひと安心。
人間の体は意外と強いくせに
案外、弱いものだ。
骨と骨の間のわずかな突起が原因で
手足を不自由にさせるなんて・・・。
たとえ些細な事であっても
夫婦間に生じた亀裂は
お互いの心を不自由にさせるものだ。
・・・とも思ったしだい。