グロいプロ根性っ! | ×××えんちの事情×××

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「えんちさんって、宝塚の男優さんみたいやねぇ」




なんの根拠があって、そんな事を言うのか

意味不明で、理解不能。

朝、出勤し、タイムカードを押している私に

社員Sさんが声をかけました。




「・・・ふふっ( ̄ー ̄)・・・オスカルッ・・・」




暑さのせいか?・・・Sさん・・・壊れたか?




ってことで、久しぶりにパートの話でもします。




夏休みに入って、梅雨が明け・・・

毎日、午後を過ぎたあたりから、海水浴帰りのお客様が

大勢いらっしゃいます。

ピークは午後3時。

しかし・・・

私のパートは午後2時まで・・・。

1日の1番暇な時間帯にえんちは働いているわけで

忙しさとは無縁ゆえに、少し混んで来るだけで

オロオロを隠せず、焦ってしまってヘマをします。




私の今日の担当は、レストでした。

2週間に1度、こうしてレストにシフトが組まれるのですが

間隔があき過ぎて、レストの仕事に慣れるよりも

忘れるほうが早くて困っています。




シフト上では9時出勤。

だからと言って、9時ギリギリに出勤したのでは

10時のレストオープンに、とても間に合わないわけで

いつも8時には出勤し、黙々と準備に取り掛かるのです。

この1時間は無料奉仕となるのですが

準備が整っていない状況で、オープンさせるのは

お客様に申し訳がないわけで・・・やむを得ません。




プロ根性だと思いませんか?!




午前中は、いつものようにゆったりと過ぎていきました。

忙しくなる夜の為に、材料の補充をしながら

オーダーがあれば、慣れないながらも

一生懸命、心を込めて・・・

うどんを作り、ポテトを揚げ、ソフトクリームを巻き、氷をかいて

ボチボチと穏やかなリズムで順調にこなしていきました。




ふと・・・時計を見ると午後1時。

あと1時間か・・・今日も無難にレストをやり遂げたな・・・

緊張が緩む時間帯でした。

そこに・・・

海水浴帰りの10人ばかりのグループが

ワイワイガヤガヤ・・・と、レストのほうにやって来たのです。




)))))))))))( ̄ー ̄;)/ギク!




次々と入るオーダー。

うどん、そば、味噌ラーメンに、炒飯、冷やし中華・・・。

目の前の10数枚の食券にただオロオロ。

それでもたった1人、バタバタと作るしか他ならないのです。

先ほども申し上げたとおり・・・

少し混んで来るだけで

オロオロを隠せず、焦ってしまってヘマを・・・

そう・・・そのヘマをやっちゃったのです。




焦りすぎて、蒸気で右手を火傷しました。

熱かったのですが、熱いと言ってる場合ではなく

手を休めるわけにもいかず、黙々と注文の品を作り続けました。

痛いはずの火傷の痛みさえも感じないほど

私は必死に動いていたのです。




これぞ、プロ根性でしょー!!o(`⌒´*)oエッヘン!




1時30分。

さっきの注文で一気に減ったネギの補充をはじめました。

2時の交代までに、3袋のネギを切ってしまいたい。

中途半端なまま、交代するわけにはいかない。

私には少しだけ焦りがありました。




その結果・・・




ちょっとグロい写真を公開します。血に弱い方はご遠慮下さい。



















あろうことか・・・



この身を切り落としてしまったのです。

血はドクドクと流れるばかりで、固まる気配がありません。





消毒液をかけても、意味がないほどの出血でした。



ポチョン・・・ポチョン・・・










絆創膏を1枚貼りました。









絆創膏を2枚貼りました。









追いつかないので、ガーゼをあてがって

絆創膏を貼ってみました。




これでどうだ・・・と、ぐるぐる巻きです。



それでも一瞬にして、ガーゼは赤く染まります。





絆創膏を貼っては剥がし、貼っては剥がし・・・

とうとう絆創膏を使い果たしてしまったので

薬局へと車を走らせました。




「ゲンタシンと絆創膏を下さい」




薬局の方はダメだ、医者に行けと薬を売ってくれません。

顔なじみの薬局へも行ってみました。

しかし、ここでも医者に行けと薬は売ってもらえませんでした。

ちくしょーな気分で、いつもの川上医院に立ち寄って

事情を説明したのですが、あいにく、外科は休診・・・。

看護士さんが傷を診てくれたのですが

ドクドク流れる血に、止血する事が1番だから

ほかの外科へ行って、ひと針、縫ってもらった方がいいと言うのです。

そして、指先が巨大になるほど包帯を巻かれ帰されたのです。




悩みました。

ほかの病院へ行く事が面倒だからではなく・・・

診察代がもったいないからでもなく・・・

ひと針、縫うなんて考えただけでも痛いからです。

悩みました。




悩んでいる間も血は包帯を赤くさせます。

もう3時間半も血が流れているのかと思うと

私の貴重なFe・・・

軽く目眩・・・




あかん!止まるもんなら止めてもらおう!




近所の整形外科へ、向かいました。

看護婦さんが包帯を取り、傷を確かめ

新たにガーゼを巻きました。




ガーゼがまた血に染まります。



キショい・・・キショ過ぎるっ!





医師の診察。

イソジン消毒・・・しつこくキズをグリグリされて泣きそうになるえんち。

ゲンタシン塗布・・・べったり塗るというより、乗せる感じ。

油紙・包帯・・・巨大な指先の出来上がり。




生活に支障の出る太さ・・・



そして・・・指先は赤。





明日も傷を診せて下さいと言われ、ちょっとショック。

せっかくの休みが・・・(T^T)クゥー

来週はいよいよお盆。

月曜から金曜までみっちりシフトは組まれています。

よりによって、レスト・・・。

ただ今、怯えて震える指先です。

医師の通告は水濡れ厳禁・・・。




どうするべ?!





 ポチッと お願いします。 ありがとう(^-^)ゞポリポリ!.....









実は・・・


この傷よりも火傷のほうが断然、痛かったよ。

ずっと氷をあてがって、冷やしていないと

気が遠くなるほど痛いの・・・。

仕事中、痛みを感じなかったのは




やっぱり、プロ根性って言えるよね?!




それにしても・・・今日はなんと言う厄日だったんだろう。





プロ・・・はぁ?( ゚д゚)


プロはこんなヘマはしませんよねぇ。