鉄欠乏性貧血 | ×××えんちの事情×××

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長女・・・中学2年生。

近頃、やたらと鼻血を流す。

洗面所でティッシュを山のように赤く積みあげている。

しかし、誰も驚くことはない。

いつもの光景だから・・・。

長女の鼻血は家族みんなが見慣れている事なので

またか・・・と思うだけで、誰も驚いたりはしないし、

心配する事もなかった。

そして、私もそのうちの1人だった。




“おまえ、顔が白いぞ!大丈夫か?”




体育の担当教師は、長女を呼び止め声をかけた。

長女は瞬間・・・

何に対して怒られるのか?

何か悪いことでもしたのか?

・・・気が気ではなかったらしい。




“おまえ、顔が白いぞ!大丈夫か?”




コワモテの教師だと敬遠していたがゆえ

自分に対して心配してくれたことが、ちょっと嬉しくなったり

白いと指摘されたことが、長女を舞い上がらせてしまったようだった。




長女は最近、美白だとか、酒パックだとか、ダイエットだとか・・・

おおよそ中学生には無縁のようなお洒落に目覚めている。




色白は七難隠す・・・




そんな諺もあると知り、長女は色白を目指していた。

体育教師のそのひと言が、14歳の心を躍らせた。




帰宅した長女はとても嬉しそうに、その事を私に話して聞かせた。

その刹那・・・

私の中でザワザワとした嫌な風が吹いた。

連日の鼻血の他にも、多々・・・気になる事があったから。

食事の量が目に見えて、減ってきていることや

朝礼時、長く立っている事が、だるくてしょうがないと

口にすることが多くなった事など・・・。




このまま、放っておいてもいいのだろうか?

1度、病院へ行って、診てもらったほうがいいのだろうか?





鼻血がよく出るようになったのは、幼少の頃からだった。

公園で遊んでいて、勢い余って転び

鼻をコンクリートの地面に打ちつけた。

それが始まりだった。

それからと言うもの・・・

ちょっと鼻に触れただけでも、ちょっと鼻に力を入れただけでも

血がダラリ・・・と流れるようになってしまった。

寝ている時に、知らないうちに流血することもあって

朝、血だらけのシーツに驚いたこともたびたびあった。

1日に何度も鼻血が出ることもあって

さすがにこれは異常かもしれないと、思い余って病院へ足を運んだ。




医者の見解。

おそらく、幼少の頃にぶつけた際に、毛細血管が切れたことで

その部分が弱く、切れやすくなってしまったのだろう。

何かの拍子で、この毛細血管が再び切れ、そこから流血するのだ・・・と。

止まらない鼻血は異常だけれど、ある程度で止まる鼻血なら問題ない・・・と。




もしかして・・・

またそんな事を言われるだけかもしれない。

鼻血はいつも数分間で止まっているようだし、

もう少し・・・このまま様子をみていてもいいかな?




人間なんだから、いつもいつも絶好調は有り得ない。

ちょっと体がだるい・・・そんな不調な日もあるもんよ!





長女にそう言ってやり過ごした。




そして・・・また・・・幾日かが過ぎた。




身体測定があったと、長女はニッコリと話し出す。

体重減少2キロ・・・軽くVサインなどしてみたり・・・。

喜ぶ長女を遠くから眺めていた私に、再びの不安がよぎった。




成長期に2キロも減っていいのかな?
  



そんな心配のさなか・・・

とうとう学校から電話が・・・。




保健の先生からだった。

近頃、疲れやすいようで、保健室で休むことが多くなった事や

体育の後など、顔に血の気がなく蒼白くなってしまうという事。

瞼をめくると、普通は赤みがあるのに、長女のは真っ白である事。

倦怠感などもあわせて、これは鉄欠乏性貧血に違いないと。

どうしても年頃の女子には、鉄分不足はやむを得ないことではあるが

それ以前に、長女の場合、給食を食べない日が多いという。

初めて聞かされたその事実には、ただ驚くばかりだった。

牛乳を1本、おかずをひとくち・・・たったそれだけ。

パンはいつも食べずに持ち帰っていたのは、私の知るところだが

パンを食べない分、おかずはしっかり食べているんだろうと思い込んでいた。

部活のない水曜日は、夕方帰宅するや、

お腹減ったぁ~!が第一声なのだが、

これは成長期で食べ盛りだから・・・と、勘違いもいいトコだ。




1度、病院へ行って貧血の検査をしたほうがいいだろう。




保健の先生に言われずとも、診てもらうべきだと心を決めた。

そして、この1件は、あらためて食生活を考えるきっかけとなった。




我が家の朝食。

8枚切りのトーストとジュース(コーヒー)のみという超手抜きメニュー。

その8枚切りの食パン1枚が食べきれないと、長女。

最近ではそれを半分だけ食べて済ませていたが

給食もまともに食べていないと分かれば、このままでいい訳がない。

せめて朝食からとれそうな栄養だけは、しっかりと、とらせたい。

私はいつもより少しだけ早く起きて、トーストだけじゃなく

ちょっとしたおかずを添えるように、心がけることにした。









我が家に朝食革命っ!









いつもの焼いただけのパンとジュースにプラスすること・・・


玉子・ベーコン・サラダ・ヨーグルト・フルーツなど・・・





いつまでこの面倒な朝食スタイルでいけるかは、定かではないが

とりあえず、頑張って続けていこうと思う。




そして・・・

今日は長女の体のメンテナンスDay。部活は休ませてもらった・・・

旦那に朝一番で診察券を入れてきてもらい

川上医院&よしの眼科をはしごすることにした。

鉄欠乏性貧血の治療に、30日分の鉄分の錠剤をもらってきた。




ここでちょっと豆知識。




貧血ってなあに?

体の隅々まで酸素を運ぶために必要なのが、血液中の赤血球。

赤血球の中のヘモグロビンが、酸素を取り込んで体の隅々まで

酸素を行き渡らせているのです。この赤血球や赤血球中の

ヘモグロビンが不足して、酸素を十分に体内に行き渡らせることが

できなくなってしまった状態を貧血と言います。




鉄分の多い食品はこれっ!

大豆・大豆製品・牛乳・豚・鶏のレバー・牛もも肉

小松菜・ほうれん草・春菊・切干大根・プルーン

ひじき・もずく・のり・あさり・牡蠣・しじみ、・いわし丸干し

まぐろ・かつお←積極的に血合いを食べるのが好ましい。




鉄分が不足すると、思考力、記憶力が落ちる

とも、言われているのでなおのこと、気をつけないと・・・。




ちなみに・・・参考までに気になる、氷食症について

貧血の症状の1つとして・・・

最近しばしば話題となるのが「氷食症」などの異食症。

女性の2割が氷食症とも言われています。

冷たいものが大好き、よく氷をバリバリ食べるという方は

「氷食症」の疑いあり。専門医の診察を受けましょう。




そう言えば・・・

長女は昨年の夏から、氷ばかり食べていることに

ハッと気付いた。気付くのが遅かったかな?!

実は、その頃から貧血の疑いがあったんだろうな。きっと・・・




もしかしたら、私・・・母親失格かな?




年頃の女の子を持つお母さんへ・・・。

お子様の鉄分補給、気をつけてあげて下さいね。







お子様に限らず、お年寄りにも・・・鉄分補給が望ましいようです。

お帰りの際、左から順番に 鉄 分 補 給 をクリックして下さい。



    

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★`゜・:*:・。、゜・:*:・ 忙しい朝・・・・:*:・゜、。・:*:・゜`★


混み合う前に、少しでも早く行こうと

朝からバタバタと洗濯を済ませ、支度をしたよ。

そして、8時半に家を出たんだけど・・・

乗り込んだマイカーが・・・









動かないーっ!









どうも半ドアのままだったらしく、バッテリーが逝ってもぅた・・・。

近所に住む妹をたたき起こし、病院まで送ってもらったんだけど

妹に借りを作ってしまったことが、悔やまれてならない。

何かお礼しないと・・・。