今日は雨降り・・・。
こんな日くらい、子どもと一緒にゆっくり映画でも見ようと
ホームシアターを動かした。選んだ映画は・・・
あらしのよるに
小学4年生の国語の教科書に採用された絵本を、映画化した話題作。
オオカミとヤギの間に生まれた奇妙な友情物語に、
切なさと笑いが絶妙なバランスで込められている。
すべての世代に真の友情や、
心と心のふれ合いの大切さについて問いかけた作品。
昨年、話題となったこの映画。
チビに読み聞かせしてあげようと、すでに絵本を購入してはあったものの
なかなか話は進まなかった。
なぜって・・・
この1冊は他の絵本に比べると、内容が細かくて、とても長いのだ。
全部を読もうと気合を入れる母をよそに、チビの方は (*´0)ゞファァ~~♪
飽きてしまうのか、眠くなるのか・・・結局、いつだって・・・
合言葉は“あらしのよるに” で終わってしまい、
いつまでたっても話は序盤でストップ。
私もそこで本を閉じてしまうので、どんなお話しなのかは
知らないまま、本日、映画鑑賞することとなったわけだが・・・
まさかアニメ映画で・・・
不覚にも・・・
泣いてしもたっ!
えんちを切なくさせた、気になるあらすじは・・・
ある嵐の夜、真っ暗闇の山小屋に逃げ込んだヤギのメイは
同じように嵐から逃げてきた“仲間”と出会い、この物語は始まる。
相手の姿は見えないけれど、少しずつ言葉を交わすうちに2匹は仲良くなり、
次の日に会う約束をした。合言葉は・・・“あらしのよるに”
翌日、待ち合わせの場所にやって来たメイの前に現れたのは、
なんと狼のガブだった。
本来ならば、喰うか喰われるかの関係にあるこの2匹・・・。友情成立なるか?!
“ヤギを食べたい”という本能と、友達メイを想う友情との間で
悶々と葛藤するガブの姿が、とてもユーモラスで笑えた。
ガブの前を歩くメイ。
ぷりんぷりん・・・と揺れるお尻を、すぐ後ろから眺めながら
つい・・・ともだちなのに、おいしそう・・・(^¬^)ジュルル
と、思ってしまうガブが最高ですっ!
やがて、それぞれの種族にこの“ひみつのともだち”の存在を知られ、
裏切り者として居場所を追われることになる。
またいつか会おうと、川に飛び込む2匹の姿はまるで駆け落ちだなぁと
あたかも恋愛映画を見ているかのような錯覚さえした。ここで涙腺が緩みだす。
遠くにそびえる雪山・・・。
これを越えた先には、きっとオオカミとヤギが一緒に暮らせる
“みどりのもり”があると信じて、2匹は過酷な旅に出る。
この雪山こそが物語の山場となった。
ここから涙はとめどなく流れ、頬がどうしようもなくベちょベちょになる。
メイの言った言葉のひとつひとつに、胸は締め付けられ、
ガブのとった行動のひとつひとつに、胸を打たれた。
私、幸せだと思っているんです。
命を懸けてもいいと思える友達に出会えて・・・
なんでオイラ・・・オオカミなんかに生まれてきちまったんだよぉ~
執拗に追ってきたオオカミの群れの中に、飛び込んだガブ。
いったいどうなってしまうのか?
続きは、是非、あなたの目で見て、頬を濡らして下さい。
オフィシャルサイトの予告編も、参考にするといいかも。
こちらです→ あらしのよるに オフィシャルサイト

東宝
あらしのよるに スタンダード・エディション
アニメで泣いたのは“火垂るの墓”以来か?
みなさん、必ずハンカチを用意して観るように・・・。
お帰りの際、左から順番に 泣 け る ぞ をクリックして下さい。
泣 け る ぞ
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★`゜・:*:・。、゜・:*:・ チビ・・・・:*:・゜、。・:*:・゜`★
ガブがオオカミの群れの中に飛び込んで、耳を噛まれた。
そのシーンがとても悲しかったらしい。
映画が終わる頃、チビの目から大粒の涙がこぼれた。
涙はあとからあとから、ポロポロとこぼれ、
やがて号泣してしまったチビ・・・。
こんな感受性を大事にしたいな・・・と、思った瞬間だった。
そして、あろうことか・・・
そんなチビの号泣に、
不覚にも・・・
つい涙を誘われて、また泣いてもた・・・。
日曜の夕暮れ・・・。
いつまでも抱き合って、涙する母子の姿・・・。
遠くから長女が呆れた視線で私たちを見ていたことを、
私は知っていた。