スイートリトルライズ | ×××えんちの事情×××

×××えんちの事情×××

×××言いがかりも×××言い訳も×××すべてそこには
×××事情があるから×××



「人は守りたいものに嘘をつくの。
 あるいは守ろうとするものに」





スイートリトルライズを読みました。

その中で印象に残った言葉・・・。

綺麗過ぎてちょっと・・・勝手。




1日のはじまり。

この日常に不満はない、と、瑠璃子は思う。

淋しさはたぶん人間の抱える根元的なもので、聡のせいではないのだろう。

自分一人で対処するべきもので、誰かに ―たとえ夫でも― 

救ってもらえる類のものではないのだろう。

でも、と、聡の好きな桃をむきながら瑠璃子は考える。

でもそれなら、春夫といるときに淋しくないのは一体どういうわけだろう。

あんなにみちたりてしまうのは。


「BOOK」データベースより引用





結婚して3年を経過した夫婦の、不倫の話。

しかもW不倫である・・・。

日々の生活に何か不満があるわけじゃない。

それなのに・・・

なんとなく淋しいキモチとか、満ち足りないココロとか・・・。

誰しもそんなモノの存在が、秘かにあったりするのかもしれない。

ただ・・・それを口にしたりはしないけど・・・。




「恋をしているの。
 本当は夫だけを愛していたいのに。」





家のなかには、甘く小さな嘘がある。あ・・・これ、本の話ですよ!

大切なのは日々を一緒に生きること――。

一緒に眠って、一緒に起きて、どこかにでかけても

またおなじ場所に帰るということ――。




瑠璃子の身勝手な言い分のような気がしてならない。




ソラニンに始まって、トリカブトで終わるこの「スイートリトルライズ」

あなたも読んでみませんか?

不倫経験者に共感され、未経験者に反感を買う1冊となっております。






江國 香織
スイートリトルライズ








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★`゜・:*:・。、゜・:*:・ 読書の秋です・:*:・゜、。・:*:・゜`★


春からもう何冊の本を読んだかな?

ほとんどこれはっ!と、思えるような

素晴らしい本ばかりでした。

是非、お薦めしたいので少しずつ紹介していこうと思います。

きっと読んでみたくなる本ばかり・・・ と、太鼓判を押します。