これらすべて子供の脳を活性化させるはず
長女が小さい頃は、寝る前によく絵本を読み聞かせたものだった。
その年代に合った絵本を次々と買う。
特に本に付いている帯に、“感動の・・・”“心温まる・・・”なんて
書いてあるとつい買ってしまう。
そして何度も何度も読み聞かせる。
それが日課だった。
次女が生まれ、物心つくようになると、毎夜の読み聞かせに
次女も参加するようになった。私の右と左に子供が寝っころがって
3人が川の字になって読み聞かせは始まる。
最初は絵が大部分の絵本も、字が増え、字が小さく長く・・・
ちょっと考えさせられるような(そこが狙いだったり・・・)
そんな難しい絵本へと変えていった。
しかし・・・
2つ違いの次女にはまだ難しく、理解できないが為に
絵本に興味を示さなくなり、一緒に聞いていても、だんだんと
落ち着かなくなり、途中でふらふらと抜け出してしまうように・・・。
私はそれを気にもかけなかった・・・。
だって私の隣には『早く続きを読んでっ!』と
せがむ長女がいたから・・・。
私は長女を基準に絵本を選び、読み続けた。
その結果、長女は本が大好きで、ヒマさえあればいつもなにか
分厚い本を読んでいるような・・・そんな子に成長した。
公文式の教室の先生には、保育園の頃からよく言われたものだった。
この子の国語の能力は
すばらしいものがある・・・と・・・
そして次女はと言うと・・・
『本なんか嫌~いっ!この字、見てると嫌になるぅ』
Σ( ̄□ ̄;;;)!! そんな子になってしまったではないか・・・。
これはきっと私の育児の失敗だったと反省するばかり。
今になって『本を読め!』と言っても、無理というもの・・・。
たまに真面目に集中して読んでるなぁと、覗き込むと・・・
ゲームの攻略本
だったり・・・
il||li _| ̄|● il||li
さて・・・三女:チビ・・・。
この子に限っては、いつも寝るまでお姉ちゃんの部屋で一緒に
遊んでたりするので、読み聞かせどころか、1対1で遊ぶことが
ほとんどと言っていいくらいない・・・。
お姉ちゃんの影響で、早くからゲームをしたり、見たり・・・。
お姉ちゃんがこのくらいの歳の頃は、いつも風呂上りに
お父さんと布団の上で、高い高い・・・や、お馬さんなど
体を使って一緒にドタバタとよく遊んだものだった。
チビにはそれがなかった・・・。
だから・・・?
保育園では先生の言うことを聞かない、泣き叫ぶ、かんしゃく・・・
時々チクチクと先生から“母親の愛情不足”のような指摘をされる。
これには何も反論できまい・・・。
なぜなら私も旦那もPCの前にいることが多く、確かに
チビとのスキンシップが不十分だと、自覚していたから・・・。
冬にカルタがブームになり、夜はカルタを読みあげたり
一緒にやったりしていくうちに、チビは字に興味を持ちはじめ、
そしてその興味は絵本へと流れていった。
私は今度はチビの為に、絵本を読もうと決心した。 ←おおげさか・・・
寝る前のベッドの中に一緒に入って、体と体をくっつけて
お互いの温もりを感じながらの読み聞かせ・・・。
毎夜、毎夜・・・本棚から自分が読みたい絵本を探し出し
私の所に持ってくる・・・それが寝る合図。
ほんまにちゃんと聞いとるんかいっ・・・なんて
疑いつつ、読み終わった後、感想を聞いてみると
『りりが死んでしまって、悲しかった・・・』
( ̄。 ̄)ホーーォ・・・要点はちゃんと押さえているもよう。
これならば読む甲斐もあるというもの・・・。
しゃぁないなぁ~
これからもずっと
読んだろかぁ~
そう思った私だった。
読み聞かせるようになって、保育園でのチビの様子が
いい方に変わってきているらしい。
先生に『最近、夢ちゃん調子いいんですよぉ~』
なんて事を言われるたびに、読み聞かせの効果を知る私。
でもあえて先生には読み聞かせてること・・・言わないでおこうと
そう思ったりする照れ屋で謙虚なえんちです。
(*≧∀)ハハハハ八八ノ\/\