いっくん8歳長男

ふーちゃん7歳長女

さんたくん5歳次男

しーくん0歳三男

4人の子どもの母です


三男妊娠中、34w〜37wまで切迫早産で入院

37w4dで出産しました


今回からこどもたちにブログネームをつけることにしました


三男しーくん
0m26d〜1m5d
RS入院のときのことです

にっこり現在は退院しています


はじめから読む
前回


入院2日目
0m27d新生児最後の日

ベッド脇でお昼ごはんを食べていると
主治医の先生が来た

お父さん『しーくん、二酸化炭素が体外に排出できない原因がわかりません
病状が悪化し気管挿管になった場合、全身麻酔になります
そうなったらここでは管理できないので
設備が整っている○○病院へ転院しましょう』
(ここらへんの説明もうろ覚え)


え?今から?
転院?

な、なんで?
え?しかもその病院ここから高速で1時間かかる…

選択権はない
容態が安定している今のうちに搬送しようということらしい

気が動転して先生の言葉が理解できない
家で上の子たちをみてる夫に説明しないといけないのに
わけがわからない

とりあえず
夫に電話をして転院のことを伝える
先生から説明してもらった


あれよあれよというまに準備が整った

しーくんとともに救急車にのって
高速で1時間かかる病院へ移動した

救急車の中で看護師さんが気を紛らわそうと
ふつうの話をしてくれるんだけど
表情が作れない
感情がわかない
自分で何を答えているのかがわからない

救急車のサイレンって
1時間走り続けても
高速でも
鳴らし続けるんだな〜て思ったことは覚えてる




転院先の病院についた

NICUの先生が挨拶してくれた

自宅から何十キロも離れたところに急に連れてこられて
夫は隣にいない

ひとりで病状の説明を聞かなければならなくて
詳しい話は覚えていない

ただ、これは覚えてる
『脳症の可能性もあります
命の危険も…』
と言われたこと

産後まだ1ヶ月たっていないボロボロのからだで
ボロボロの心で
受け止めきれなかった

人目も気にせず大泣きした