同じに聞こえて全然ちがう | 縁茶亭茶話

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地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

日曜日のこと。



夕食後の勉強に嫌気がさして階下に降りると、母が『坂の上の雲』を観ていました。
画面には、歴史などの本でそこはかとなく見覚えのあるような気がしなくもないヒゲのおっさ…もといおじさまが映っています。

「これって乃木希典?」

私の問いに、さあ?と首を傾げる母。
内容を把握しないままテレビを観ているのはよくあることなので、今さらつっこむ気にはなりません。


と、母が思い出したように「そうだ、これ」と言いました。

「オークマ。」
「オークマ、って…大隈重信!?
え、うそ、日露戦争に従軍してたっけ!?」

思考が未だに『坂の上~』のおじさまから抜け出していなかった私に、母は「ちがう、これ」と足を見せました。

「今日買ったんだけど。
オークマ…じゃなくて、なんだっけ?」
「……それはレッグウォーマーと言うんじゃないかなぁ……」




さらに言えば、母が言いたかったのは「ウォークマン」じゃないかなぁ。
気持ちはわかるけど、それは完全に別物だよね。