振り向けばエコな人 | 縁茶亭茶話

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地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

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マリア・テレジアとマリー・アントワネットの往復書簡による華麗なる親子ゲンカ(BSプレミアムの『歴史館』)を、華麗さとは程遠い格好で観ていました。
振り返ったらこんな姿になっていた娘に、母は一言「ずいぶんエコだね」。
いいの、庶民だから。
ただし、贅沢を好まぬ質実剛健という気風だけは、マリア・テレジアに通じている!…と、思いたいのですが…

無理ですね。




ちなみに、羽織っているのは着る毛布です。
膝にかけているのは、愛用の綿入れ半纏。
今巷では5分に1枚売れているという着る毛布、見るからにぬくぬくしていそうな写真に心惹かれて「私も買っちゃおうかなぁ」と呟いたところ、母があっさり「え、あるよそれ。」とのたまってくれました。
実は去年父用に買ってきたものの、父はあまりこの手のものを好まなかったため、そのまましまいこまれていたそうです。
そろそろ寒くなってきたので、使うかどうかはともかく一応干しておくか、となったところでの私の発言。
着る毛布は、めでたく私が使用権を得ることになったのでした。
うん、ぬくいぬくい。



余談ですが、最初に母がこれを着て現れた時、色と質感から思わず「熊の着ぐるみみたい」と言ってしまいました。
一方母は、娘の失礼な発言にも関わらず、長い裾を引きずっている様子を見て「花嫁みたい」と言ってくれました。
それはさすがに無理がありますが、ばさぁっ!と裾を翻しては「トート様♪」(ミュージカル『エリザベート』に登場する黄泉の帝王。ここでは東宝版、それも城田優さんのイメージ)と一人喜んでいたのは私です。



しかしこのシチュエーションは、間違っても「最後のダンスは俺のもの」ではないな。
どう見ても、「母さんがー夜なべーをしてー」の世界だな。