夢と現実の狭間で | 縁茶亭茶話

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地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

 布団がふっとんだ。







 ――失礼しました。

 ただでさえ寒さが身に染みる冬に、雪女でさえ凍りつくようなギャグをかましたかったわけではないのです。

 4連休最終日、あまりにもいい天気だったので布団を干したら、強風で見事に掛け布団が吹っ飛んでしまったという事実をそのまま書き留めただけ。

 日本語って難しいです。



 それはさておき、明日はクリスマスイブです。

 クリスマスと言ったらサンタクロース。

 せっかくなので、今日はサンタさんの思い出でも語ってみたいと思います。




 私が中学生の時、地元の公民館にサンタクロースがやって来ました。

 その日は、町内の子ども会でクリスマス会が行われた日。

 リーダーと呼ばれる中高生の子ども会OB・OGの主導で進めていたゲームが一段落した時、それは現れたのです。

「メリィィィクリスマァァァッス!!!」と声高らかに叫びながら、スパーン!とフスマを開けて。


 が。


 確かに自分たちよりはでかいが、恰幅が良くない。

 っていうか、ヒゲは白いが、赤い帽子からはみ出している髪は黒い。

 それより何より、何をどう聞いても、その声は女だろう。


「ウソをつけウソを。」という視線を真っ向から浴び、若干引きつった笑いを浮かべつつも、そのサンタさんは担いだ袋からプレゼントを取り出しては子どもたちに配り、再びフスマの向こうへと消えていったのでした。




 ――と、思いっきり客観的に、他人事のように書いてしまいましたが。


 お察しの方もいるかと思いますが、その時のサンタは私です。

 当時中学(1年?)生。

 一応人前に出ることに恥じらいを感じる、思春期の少女だったんだけどな……。



 あれから約20年。

 子どもたちからプレゼントと引き換えに夢を奪ったサンタクロースは、クリスマスイブのそのまたイブ、というか素直に天皇誕生日と思えよ、という日に、オバサンどころかオヤジ度を上げている大人になりました。


 明日からはお仕事再開。

 夜の予定はないので、家でワインを飲みながら、両親と一緒に鶏の唐揚げ(もちろん母のお手製)とケーキを食べたいと思います。