魔が潜む場所 | 縁茶亭茶話

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地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

 渡しの場か渡しの場か渡しの場か。


「わたしのばか」を3回連続で打ち込んで変換したら、こうなってしまいました。

 面白いのでそのまま採用。


 と、いきなり話が逸れてしまいましたが、もちろん正解は「私のバカ」です。



 本日はお休みでして、特に家事をする必要にも迫られず、天気も雨、ということで、いつになくのんびりと過ごしています。

 先日 中断されてしまった『ダル・レークの恋』(宝塚月組版)も、午前中のうちに邪魔されることなく観ることができました。

 ちなみに、「実は詐欺師は別の人で、青年は娘を手に入れるためにあえてウソをついた。ウソと誤解から、お互いの間には愛と憎しみが複雑に入り交じるが、最終的にはすべてが明らかになってめでたしめでたし。」と予想していたわけですが、「憎しみ」と「めでたしめでたし」をのぞけば、本当に概ねそんな話でした。

 めでたしめでたし。



 で、その後昼食まで1時間以上あったので、その間に銀行やら郵便局やらに行くことにしたのです。

 問題は、その帰り道。

「ちょっとだけ、ちょっとだけ…」と自分に言い聞かせながら足を踏み入れてしまったのは、公民館。

 より正確に言えば、その2階にある図書室。

 ちょっと旅行計画の参考にと、ガイドブックを借りるだけ――の、つもりだったのですが。


 約30分後、そこからほくほく気分で出てきた私のカバンに入っていたのは。


①「四国」(ガイドブック)

②「倉敷・広島・西瀬戸内海」(ガイドブック)

③「紀伊熊野古道を歩く」(ガイドブック)

④「みぃつけた」(畠中恵作)

⑤「こころげそう」(畠中恵作)

⑥「魔王」(伊坂幸太郎作)

⑦「紫式部日記 他」(日本古典文学全集)


 ――ちょっと待て。


 なぜそこでガイドブック以外の本までお持ち帰りしているんだ、私は。


 バカバカバカバカ私のバカ。

 いくら読みたかったからって、そんなにいっぺんに借りてきてどうするの。

 本を読むヒマなんて、なかなかないじゃないの。

 仕方ないじゃない、読みたかったんだもの。

 久しぶりに、がっつりと活字に取り組んでみたかったのだもの。

 自問自答。(というか一人ツッコミ一人ボケ?)


 図書館――それは、魔が潜む恐ろしい場所。

 こうして私は、今日も誘惑負けしてしまったのでした。


「今日」が終わるまで、まだ少し時間があります。

 まずは『魔王』から読むことにしましょうか。