水原一平さんの
ギャンブル依存症が原因の犯罪事件の際に
自らのギャンブル嗜好について語った
青木さやかさんの出生図を検証しました。
ただ
調べてみると
青木さやかさんの場合は
20代の数年の間にギャンブルに「ハマった」
というようなレベルのようなので
一般的な「ギャンブル依存症」というよりは
「若いころはギャンブル好きだった」という
「若気の至り」に近いのかな
という印象があります。
＊＊＊
青木さやかさん
1973年3月27日 尾張旭市 生まれ
太陽は牡羊座06度で
牡羊座02度の金星と合
天秤座02度の冥王星とオポジション
昼頃の生まれなら月は山羊座の7度付近になり
月ー太陽ー冥王星で運動星座のTスクエアに。
中毒性を示す海王星は
太陽・金星と120度
水星と90度（オーブ8度）
木星と60度
土星と180度（オーブ8度）を組みます。
オーブ広めで
海王星ー土星ー水星のTスクエア（柔軟宮）。
海王星の「魔法をかける力」は
「心配ない」と見ました。
水星（魚座）とのスクエアは「依存傾向」
ですが「気まぐれ」な感じですので
依存対象に「ハマる」と
いうような感じではないと思います。
この時の「現実逃避」が
20代のギャンブル癖であって
「気まぐれ」とか「ヤケで」
ギャンブルを数年やっていたのかな
という印象を持ちました。
「長引かないギャンブル癖」
と言いましょうか
イラっとした時に
「文句を言って喧嘩するくらいなら
パチンコに行ってイライラを解消するわ」
というような。
なにより海王星は
太陽・金星とのトラインですから
華やかな芸能界向けの性質です。
ふさわしい自分の道を
見つけられたと思います。
青木さんはご自身で
ギャンブルを遠ざけるためには
「怒りのコントールが必要」というふうに
おっしゃっていました。
太陽のある牡羊座の支配星であり
怒りや勝負を示唆する
火星は
水瓶座0度にあり
水瓶座06度の木星と合（オーブ06度）
なので勝負への思いは強く
「好戦的」ではあるようです。
しかし
破壊的で最大の力を示す
火星と冥王星の組み合わせが
トラインという優しいアスペクトですので
有り余るエネルギーはギャンブルではなく
「お笑い芸人」という道へ注がれ
20代で
ギャンブルから遠ざかることができた
のではないでしょうか。
「怒りのコントール」というよりも
「有り余るエネルギーのコントロール」
「気まぐれのコントール」
が必要なのではないかと思いました。
芸能界での活動や
ギャンブル依存症の人々をサポートする活動
または子育てなどに
そのエネルギーを使うことで
「ギャンブルをやめ続ける」
ことができている
のではないかと思います。
ハーフサムを見てみると
やや心配なコンタクトがありました。
「誤診軸」と石川源晃先生が名付けた
木星と海王星の軸に
太陽がコンタクト。
木星/海王星＝太陽
エバーティンはこの組み合わせを
「無責任」と評しています。
この組み合わせは
入れ替えの法則をすると
「病気軸」と名付けられた
太陽と海王星の軸に
木星のコンタクトでもあります。
太陽/海王星＝木星（直接）
これは
エバーティンは「楽観的態度」と評し
工藤明彦先生は
無気力な楽観性
（引用：『ハーフサム辞典』P35より）
と書かれています。
また
水星/土星＝火星
も形成されているのですが
ご本人が自認されている
「怒りのコントールが必要」
という意味が
わかったような気がします。
好戦的な性質と
楽観過ぎる性質。
そこに
気まぐれや
勝負へのこだわり
負けず嫌いなところも加わることで
ギャンブルに走る可能性がある
ということを
ご自身はわかっているのかもしれません。
人間関係の中で
ちょっとした苛立ちや
気に障ることがあった時
「有り余るエネルギーをどう使うか」
ということが
青木さんにとっての課題
なのかもしれません。
ミラーダ
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