さて、12月4日を過ぎ今年も知らない間にエナが17年目に突入していた事に12月5日に気がついた幻の院長です。
今年は断トツの降格候補と言われながらも、多分16年ぶり位にJ1残留を決めたコンサドーレですが、
ホームの試合でも仕事と重なるとなかなか応援に行けないのですが、ましてアウェーの試合となるとたまたま学会や仕事で東京とかに行っている時に偶然行けるみたいなかんじですから3.4年に1回ぐらいしか行った事がありません。
ただ今年はたまたま7月8日 所用で東京へ行きましたので、4年ぶりくらいにアウェー大宮アルディージャ戦を観るために初めて大宮NACK5スタジアムへ行ってきました。
実はこの時は大宮アルディージャとは降格ラインぎりぎりでコンサと争っており、ホーム大宮が勝てば大宮が降格圏脱出、コンサが降格圏へ、コンサが勝つか引き分けならコンサが残留圏、大宮が降格圏のままと、J1残留をかけたとっても大事な試合でした。
ですから久々アウェー大宮にいけるとわかった時にはコンサのアウェー席は満席で、大宮ホーム席しか空いていませんでした。
実はサッカーは血を流さない戦争といわれていて、どのスタジアムもサポーターどうしのもめ事がおきないように、ホーム席とアウェー席は完全に分かれています。
ホーム大宮席でもちろんコンサのユニホームやグッズを身に着ける事は禁止ですし、禁止事項には書いていませんが、おおっぴらに応援することは何が起きるかわかりませんので御法度です。
ですからできればコンサアウェー席に行きたかったのですが、満席でしたので、しょうがなくホーム大宮席でコンササポーターとばれないように友人とこっそり応援する事にしました。
もちろんコンサグッズは禁止ですので、なんとなく赤い服と黒のズボンでこっそり応援していたのですが、試合内容は圧倒的に大宮ペースで、
幻の院長がトイレに行っている間に2点とられて試合残り10分までコンサが0-2で負けていたので、
NACK5スタジアム全体が大宮楽勝ムードで、周りの大宮サポーターの方々もこれで降格圏から脱出できると御機嫌な雰囲気でしたし
幻の院長もまあ大宮のホームだからしかたないかな、やっぱり院長が観るとアウェーでも勝てないのかな、と友人とビールでも飲みながらまったりとしていたところ、
残り10分に福森選手の年に1回あるかないかの芸術的なフリーキックが決まり1-2へ
ちょっとガッツポーズをとりかけましたが、
ここは大宮のサポーター席でコンササポーターが混じっていることがばれると大変な事になりますから、小さく乾杯しました。
それでも終始大宮ペースでコンサが全く点がとれる気配すらありませんでしたので、
もちろん周りの大宮サポーターさん達はこれで降格圏脱出できるわけですから、必死で応援している中で、
1点返したからまあいいか、このあと大宮駅近辺の居酒屋で飲みますかみたいなゆるいかんじでビールを飲んでいたら、
残り1秒でこれまた福森選手の10年に1回あるかないかの芸術的なフリーキックが決まり2-2の引き分けへ。
90分大宮サポーターにまぎれてコンササポーターとばれないように息をひそめていましたが最後のフリーキックが決まった瞬間、大宮サポーターが凍りついている中で条件反射的に二人でガッツポーズで立ちあがってしまいました。
その瞬間、周りの雰囲気がとんでもない事になってしまいました。
周りには号泣する大宮の女性サポーターもいるわけですから、今まで人生で味わった事のないくらいとんでもない雰囲気でした。
あっやってしまったと思い、一秒でも早くその場を立ち去ろうと思ったのですが、
ちょっと血の気の荒そうな大宮サポーターの若者にどつかれたりしましたが、
明らかにこちらが悪いので、とにかくその場を離れないととんでもないことになりますので、
大宮サポーターの怒号が響き渡る中、ひたすら振りかえる事もせずに、とにかく人のいない方へいない方へ歩いてスタジアムを脱出しました。
このまま大宮駅の居酒屋で乾杯できる雰囲気ではとてもありませんでしたので、
とにかく人のいない方へいない方へ歩いていたら、人通りが全くない町のはずれにインド人しかいないカレー屋さんを発見しましたので、
そこにインド人しかいないことを確認して初めて友人と乾杯しました。
4年ぶりくらいのアウェー戦ですが、血の気の荒い若者にどつかれたりしてちょっと大変でしたが、それだけ相手も必死ということですし、
この試合以降大宮は一度も残留圏に上がる事なくJ2降格しましたし、コンサは一度も降格圏にはいる事なく残留したわけですから、
とても重要な一戦であったわけで、たまにはアウェーのあのヒリヒリとした雰囲気もちょっとクセになりそうな幻の院長でした。