忘れられないCinema&Music -3ページ目

ミユキについて52

ミユキは僕に書かせた恋愛年表の不二子という名前を見るなり怪しい感じがすると言った。

女の第六感は恐ろしい物である。

しかし、かつて彼女だった女の名前を怪しいと言われても男と女のする事は当然している訳で行くところまで行ってしまっているし、それ以上でもそれ以下ではないはずである。

アブノーマルなプレイをしているという事でもあれば別であるが。

僕が思ったのはミユキがお互いに究極の満足感を味わったのではと疑っているのではないかという事だ。

女の第六感は怖い・・・・

僕が採用した不二子・・・彼女こそ男女の交わりの真実を僕に教えてくれた人だった。

いい年をした男が女子大生あがりの女の子に男女の交わりの極意を教わるという事があるのである。

一言で言えば坪を心得ているのである。僕がそれまでに感じていた満足感とは比べ物にならない・・・・上には上があるという事である。

さらに不二子は美しさに加えて、独特の色気があった。男なら誰でも声をかけたくなる色気だった。

声をかける事がが叶わなければ、黙って気付かれないようにずっと眺めていたい魅力の持ち主だった。

必然的に百貨店ではこんな娘は受付や高級ブティクの集まる売り場に配属される。

百貨店の思惑は店の顔として美しい女性を受付や高級ブティクに張り付けるのであるが、これはある種の男性にはいい狩場になるのである。

僕が銀座のジャズクラブで偶然不二子に会った時には不二子はまさに狩場で餌食になった後だった。

そういった場所に頻繁に現れる男性客は、素性はどうあれいわゆる金持ちである。

経営者、弁護士、医者、芸能人の男たちがちょっかいを出して来るのである。

銀座のジャズクラブで偶然に会った時は宣伝部の後輩と一緒だった。二度目は総務課の連中と一緒だった。

不二子は極自然にまじって来るのである。

三度目はさりげなく不二子から新宿のジャズクラブに誘って来た。

そして、そこでこれまたさりげなく
『来週付き合っている人と京都に行くの』と言った。

まあ、これだけの女に男がいない訳がないとは思っていたが。

だが、これが彼女のレスキューサインである事がこの時は解らなかった。

後日、分かる事になるのであるがこの相手が誰でも知っている芸能人だった。本当に驚かされた。・・・・続く

前の回に不二子が好きだったヤング&ホルトリミテッドのsoulful strutを紹介しました。これは大ヒットになりましたが、
すぐ後にバーバラアクリンという女性歌手が歌詞を付けてam I the same girlとして小ヒットになりました。1968~69年の事です。
さらに1992年にスウィング・アウト・シスター
がam I the same girlをリバイバルヒットさせた。
そのスウィング・アウト・シスターが今月来日しビルボード東京を始めとするジャパンツアーを行った。
そこでスウィング・アウト・シスターのライブでam I the same girlをリンクします。

ミユキについて51

ミユキが僕がかつて付き合った女性の一覧表を見ながら、色々質問してきた。

『この、不二子っていう娘、1年も付き合ってないのね。本名なのかしら・・・怪しい』

『本名だよ、ルパン三世の不二子から付けたらしいよ』

さらにミユキは『どんな娘だった』と事務的に、興味なさげに聞いてきた。

しかし、女の感というのは怖い。この女性が僕に初めて性の深さを教えてくれた人だった。

それまでは、若い99%の男がそうであるように回数や人数を考えていた。と言うよりちょっと美形な女を見れば一方方向的な考えしか浮かばなかったーやりたいっ!!

僕は元来スレンダータイプが好みで、胸も腰も薄くて強風が吹けば飛んで行ってしまうような女性を選ぶ習性があった。

ところが不二子は胸の谷間をくっきりと見せつけるタイプでバストが豊で、ウエストが締まりヒップが胸と相似形をなすようなモンロータイプいや峰不二子タイプの女だった。

そして背筋を伸ばして良い姿勢で一点を見つめて歩いて歩いてカッコ良く、名は体を表すのような女だった。

そして、今は不二子と学んだ術をミユキとさらに高めて行っている最中であった。

不二子に初めて会ったのは、会社の人事部で採用担当をしている時だった。

入社以来10年間を宣伝部で過ごして、思いもしない人事部に異動して1年程経っての事だった。

僕が在籍した百貨店の人事部では、高卒は営業各部署を中心にした5人の役職者のグループに志望者10人を一人一人面接させるという方法とっていた。

我々人事部員は採用判定には直接関わらず、試験の運営をして、最後に結果を算出するだけというスタイルをとっていた。

基本的に高校生の採用は、各校に推薦要請を出して依頼人数を推薦してもらうため余程の事がない限り試験は形だけである。

だから、試験を受ければまず落ちない。

にもかかわらず我が社は面接で点数をつけ順位決めていた。

この順位というのが笑えた。100人の採用なら10人づつ10組の面接になるのだが・・・

各組の点数が、ことごとく美しい(可愛いも含む)順になってしまうのである。

無理もない、1人10分程度の面接で人間の本質は分からないし。

敵も最大限自分が面接者に対し良く見えるように振る舞うのであるから無理もない。

その上面接者が80%男であるという、どうしようもない性癖が関わってくるので輪をかけて無理もないのである。

この結果面接の成績順位は美しい順になってしまう。

だからこの順位に騙された事は多々
勤務についたらしょっちゅう遅刻、男を狂わす、さらには駆け落ちなど、など・・・・

一方学卒は、まず採用担当者が面接し、良ければ課長面接、部長・役員面接と進み最後に社長面接で決定する。

この社長面接の時点では入社はほぼ決定していて儀式的なものである。

採用担当は各面接に同席し、各手続きや本人との連絡も行うので入社希望者と親しくなるし、さらには慕われたりもしてしまうのである。

これは入社希望者には精神的虜状態とも言える。

そんな中に不二子がいたのである。

この不二子を採用したからと言って直ぐにそんな関係になるはずはない。もしそうだったら異常人格者である。

不二子は学生時代にフュージョンバンドでキーボードを弾いていたということでジャジィなスタンスを持っていた。

入社以降プライベートで最初に会ったのは、偶然にジャズクラブであった。しかもお互いに一人で来ていたのである。

さて、ミユキの追求はまだまだ、続くのであった。この先は次回に・・・・

不二子が好きだったのはやはりフュージョンぽい曲である。
例えば
Young-Holt unlimitedのSoulful Strut
ラムゼイルイストリオにいたヤングとホルトが独立して放った大ヒットである。

ミユキについて50

イエスキリストのごとき絵画教室の先生と教え子の女性たちに、何かしら不可解な物を感じつつ彼等と別れて家路についた。

何かしら不可解な物ーそれはあのキリストのような哲学的な風貌の裏に隠されているのではないかと思える、いやチラチラと見える性の薫りである。

この先あのえせキリストに近づければ、化けの皮をはがせるかもしれない。

しかし今日のところは大人しく引き下がることとする。(悔しまぎれ)

潮騒(しおさい)に送られる様にミユキを抱えて実家に向かった。

ミユキもさすがに疲れたのだろう短パンのボタンを緩めてTシャツを着たままブラジャーを外すと横になり寝息をたてた。

僕は眼が冴えて眠れないので缶ビールを開け、見るともなくテレビをつけたが、知らないうちに眠り込んでしまった。

ふと気が付くともう明るい。まだ寝込んでから3時間くらいだ。チッチッと鳥が早朝のさえずりを始めた。

ミユキはぐっすり眠りに落ちている。

僕はミユキにちょっかいを出したくなった。

ミユキのTシャツをたくし上げた。形の良いバストが現れてもミユキは覚醒しない。

バストトップを吸うと、ミユキはビクンと覚醒した。そして半分眠ったまま全てを脱ぎ捨て飛び込んできた。

半分眠ったまま僕に股がり何回も飛んで行った。

最後は身体を入れ替えた。

ミユキは寝ぼけながらも『だいじょぶよ。来て、来て』を繰り返している。

僕は全てをミユキに流し入れ果てた。

僕は身体から出る物全てをミユキに吸いとられさらには精神さえもミユキに吸いとられたように、無になって眠りこけた。

ミユキも満足して深い眠りに落ちたようである。

目が覚めた。時刻は正午を少し過ぎていた。ミユキはすでに化粧を始めている。

するとミユキは僕にむかい『起きた?ねぇこれ書いて』と1枚の紙を手渡してきた。

ドキッとした。

誰だって関係ある女性に『これ書いて』と言われたらドキッとするに決まっている。

紙を見ると①~⑭まで番号があり名前と期間を書くようになっている。

『何。これ』と聞いてみる。

『これは、あなたが付き合った人数14人の名前と付き合った期間を書いてもらうの』

『えっ、そんな事するの?』

『私、あなたの事を全て知らないと安心出来ないから』

この出来事を理解するのは難しかった。

一般的にはパートナーの過去の女性関係など知りたくもないのではと思うのだが。詳しくは後日別途説明しますが彼女は典型的な肉食系女子なのだろう。そして繊細で優しい所を見せられると男はやられてしまうのである。

その昔、幼少のみぎり邦題を『ボーイハント』というコニーフランシスの曲があり『男漁りの曲』というイメージがあった。

また原題も『where the boys are』というタイトルでまさに男を探す歌なのである。

しかし、内容を見ると『私の運命の人は何処にいる』的なーまあ清純ぽい歌なのである。

結構好きな曲であり、こんなバラード昨今はないのですが簡単そうだが難しい曲である。

今回は本家のコニーフランシスはガードされているので西田ひかるで。これがかなり上手いので驚くこと請け合い!!