Paul 音花のエッセイ*小説 サウンド オブ フラワー -19ページ目

Paul 音花のエッセイ*小説 サウンド オブ フラワー

 世界の旅 エッセイ
英語の学習に役立つ

  遠い世界に旅にでようか
 それとも赤い風船に乗って
   雲の上を歩いてみようか
   太陽の光で虹を作って
   お空の風をもらって帰って
    暗い霧を吹き飛ばしたい

     ボクらの住んでる
      この街にも
      あかるい太陽顔を見せても
      こころの中はいつも寂しい 
     力を合わせて生きることさえ
      今ではみんなわすれてしまった
      だけど ボクたち 若者がいる

        雲に隠れた小さな星は
         これが日本だ
          私のが国だ
         若い力を体に感じて
           皆んなで歩こう
           長いみちだが
           ひとつの道を力のかぎり
               明日の世界を
               探しに行こう

西岡たかし
   作詞 作曲







    昭和 55年 6月 4日
     前の夜は興奮で眠れなかった

  羽田から国際線でアメリカ西海岸へ
   ロスアンゼルスに向かう 

羽田国際空港
日本が世界に誇る 国際空港だ!

   自分の乗る飛行機までバスで向っている

    ジョンボジェット 
     世界中から飛んで来て
 整然と並んでいる

     十数機が顔をこちらに向けている
    夜の暗闇に今から太陽系を出る
    見上げるような巨大なUFOのようだ
      

       
       
      

     こんなデカイ乗り物が空に
       飛び上がるのか?




      足が震えてまっすぐ立てない感覚だ

       バレーボールで鍛えた身体が
        膝のあたりが小刻みに震えている


よっしゃ!
      ファイト!




バレーボールの試合の 
    掛け声で自分を奮起させる!


      体が 立ち上がり遠い世界へ
       とびらを 開けた!

       
      心臓は身震いしていた





        東京 羽田で 脊髄を
        揺るがす
        インパクトだった!






I felt like flying to The Outer Space 
                 not  a foreign country
                       on this planet!
                       
                       





          Paul Otoka
  




   

  
なんだ?なんの騒ぎだ!
いいから 行こう ポール

1976年8月8日 午後11時17分
 
ホームステイしている自宅前に
約8名集まった
全員高校生男子だ
今夜の主役は ホセだ
ガールフレンドフレンド
カルメンの自宅前に来た 

騒がし位じゃないか
大丈夫だ ポールと 
ホストブラザーのガブリエルが言った

大きなフチのあるソンブレロを
かぶり 楽器をたずさえた
おじさんが三人現れた

ひゃー
ヒュー
皆んなは興奮し奇声を上げる

おーい 皆んな 静かにして!
ポールは 心配しなくていいよ
玄関ははがあり庭があり
二階建ての家だ
閑静な住宅街だ


メキシコ社会は二層に分かれている
私達日本人は 上の階級に自然に入る


マリアッチの演奏が始まった

ガールフレンドのために
マリアッチを雇う
その費用は節約してこの日のために
貯める

サプライズプレゼントで

好きな女子に告白する時も
マリアッチの演奏をプレゼントする
部屋のライトが付けば
その告白は受け入れる

マリアッチはプロだ
上手く歌詞に誰からのプレゼントかを
歌うらしい



  


二階にいる彼女は窓は開けないし
有難うも言わない

部屋のライトを点ける
そして マリアッチの
愛の歌を三曲くらい聞く

交渉して4曲になった

ガールフレンドへのバースデー
プレゼントだ  


聴き終わると部屋のライトを消す

男達は ひきあげる

ラテンの国
情熱のあるバースデー
プレゼントだった



Quiero tenerte muy cerca 
Mirar me en tus ojos

もっと近づく 君の瞳に映る
僕を 見たい


ラテンの国 スペイン語だから
言えるかもしれない


日本語では?
えっ!なによ!
それ以上なら セクハラよ!


  Be Careful !



            Paul Otoka

雨だわ ポール
そうだな スコールかも
すぐにやむよ


ジャングルリバークルーズ
ボートは約20人くらいの人間が乗り
緑の川を進む
両サイド川沿いには深いジャングルが
包み込むように実在する

初めてだ 
これがジャングルか!

天狗ザルがいてカメレオンが体の色をかえて緑になっている

日本の茶室でいただく濃茶に
少し 淡い白とブルーを水彩絵具で混ぜたような緑の川だ

まるでNHKスペシャルをナマで観ているような 正にジャングルリバークルーズだ

夕暮れがしのびよる
いつしか川面が暗がりになる
蛍のひかりが 木々にクリスマスツリーのような光りを生む

川面や木々そしてグレーの空に
どっしりとジャングルの重みを感じている



ボルネオ島のオススメスポットだ




蛍は firefly

蛍の光りほど
      微かな火

   a light as faint as the glow
              of a firefly



         Paul Otoka








早く 来て ポール ここよ!
わっ わかった!




キナバル山は約2時間車で山道を登る
途中ナバル村があり
しばし休憩



土産物屋があり
山の中に楽しい空間に出会える

 

さらに一時間 
ボルネオ島でジャングルウオークの出来る 
キナバル植物園の入り口に立っていた



2011年 6月5日 午前 11時3分




階段になってる森の入り口

左右に生まれ初めてみる植物には囲まれる さすが高山自然保護区の植物園だ

花も街では決して見る事は出来ない 
紫はとオレンジ 緑 さまざまに咲き
高山の香りで胸が生き生きするような空気が舞い込んで花と緑の森に吸い込まれる  

 

これが ウツボカズラです と
ガイドの お兄さんが言った

写真を撮りましょう と
イザベルのスマホを手にした

かっ 軽いですね
このスマホ




異次元瞬間移動スマホは
スイス本部から厳しく取り扱いの
訓練を受けているので
スピース (秘密平和維持組織)の
エージェント以外には見せられない





あっ!吊り橋があるわ

イザベルが叫ぶ
カメレオンが枝にエサを求めて息を
止めているようだ
ブラウンの枝に体の色を変えている 


吊り橋を身体を左右に振りながら渡り
ジャングルウオークを初めて体験する


メキシコシティの高山都市のように
息苦しくはない

空気は 高山植物と花の香りで
雲の中にいるような
天空の甘く 胸が膨らまむような 
香りがする




楽しいわ ポール!  

昨夜は 怖かったけど
スイスからケイトが守ってくれたわ
助けてくれたわ

そっ そうだな


明日は ジャングルリバーに行くのね
ジャングルの中をボートで
探検する



       

花があふれ 咲くガーデンは
botanical garden 
botanical 

yard は裏庭で花などはない
gardenは 綺麗に手入れされた お庭

botanical は 植物学で使う
専門用語と言えるかも?



         Paul 音花




太陽が沈むんでいくわ ポール
えっ そっそうだな 



海のかなたに吸い込まれるようだ



ひときわ大きな夕日が これを見て!と
語りかけるように オレンジ色の閃光を
放ちながら 海に少しづつ飲み込まれる


秒単位のサンセットシーンは
バスタブのあるベランダから
まるでパリ ルーブルから 
絵画が
抜け出したようなシーンが
目前にせまる

絶景だ!



  

ビーチは約3キロメートルある
プライベートビーチだ

海に面して右端にジャングルへつづく
小さな建物がある

ジャングルへは山道を登る

ガイドがいないと間違いなく遭難する
並の森ではない
ジャングルに入る前に
注意事項がサムスンの大型液晶テレビで流される

オラウータの 自然保護区だ



海岸は建物を出ると
右手にせまる



ジャングルとプライベートビーチが
隣接して
オーケストラが奏でる旋律に合わせ
リズミカルな波の音と
行儀よく一定の間隔を守り
打ち寄せる波が
視界に入る



ホテルの敷地には
ゴルフ場がある


太極拳のレッスンから
女性専用のサウナまであり
オイルマッサージ エステ

地上と海の融合の演出は
パーフェクトに近い


一般の人々入れない
プライベートビーチ

数人が海辺にあるだけで
グレー色の海には白い波しぶきと
オレンジ色に輝く夕日が
神秘の空間に案内する

 

ほどなくディナーテーブルが並んで
食欲を満たしたくなるような 
香り庭包まれ
人々の話し声が聞こえてくる

海岸沿いのディナースペースだ
夏祭り 夜に賑わう宵宮のような
風情が浮かぶ



優しく体を暖かい空気が
空中に持ち上げる感覚だ



赤道直下の暖かいオーシャンブリーズが
舞い上がり
雲の上を
歩けるようだ

子供の頃にもどった感覚が
幼い心を
よみがえらせる





あら!ケイトじゃない!



イザベルは 眼球をひときわ大きくする

亜麻色の髪が顔にかかり
海岸からの風
オーシャンブリーズで
髪が顔を隠す

髪の毛を両手で後ろに束ね
ポニーテールにした



ここはキケンですわ イザベルさん!
ええ 分かるわ!
だって あなたが ボルネオ島に
来たから
緊急だわ そうでしょ!

スイス本部からテレポートしたのね!
えー そうです



じぁー 早くここを離れましょう と
イザベルがテーブルをたった瞬間



シャフの白い服を着た
細身で手足が長く
褐色で胸板がが厚くて
料理人の腕より大層太い男が
イザベルの前に
立った



ちょっと待って下さい
お客さん!




明らかに シャフではない
全身バネのような身体だ!


ケイトが男の前に歩み出た



       つづく






風は ブリーズ breeze や wind がある
breeze は 心地よいそよ風
海から吹く 
オーシャンブリーズ


Ocian はsea 
とは違う
太平洋や地中海のように
海洋に名前があるのは
オーシャン Ocian


マレーシアボルネオ島
北東部に広がる
セレベス海は
海洋生物の楽園


ダイビングすれば
異次元の美しさだ



     

          Paul音花