Paul 音花のエッセイ*小説 サウンド オブ フラワー -18ページ目

Paul 音花のエッセイ*小説 サウンド オブ フラワー

 世界の旅 エッセイ
英語の学習に役立つ

いくら?
いくらなの!

英語で問いかけた

少女の髪の毛は
ハリガネのようにまっすぐだ

肩くらいの長さがあるが
洗髪していないのだろう
固いハリガネのようだ

薄明かりで顔が寂しげな
黒く古めいた人形のように見える

しゃがんでいるから
背丈はわからない が
小学生 2年か3年生だろう
真四角な箱が置いてある
約30センチくらいだ が

なんだ!これは?

懐中電灯を右手に持ってる

体重計よ  ポール

えっ?体重計!


人が乗れば
彼女が懐中電灯で何キロか?
目盛りを照らしてくれる

体重を計る商売だ
なるほどなー


体重計に乗った が

右手で目盛りを照らしてくれるが
体重計が古く 何キロかわからない
おまけに 懐中電灯が古く明るくない
薄暗いから 目盛りが見えない



いくら? と 問いかけたが
少女は黙っている




小銭入れに入ってるパーツコイン
全部 少女のもみじ手に置いた

瞬間 1センチくらいその手が 
重みで下がった




タイ国プーケット島


海岸沿いには露店が並ぶ
道路をはさんで左手には海岸から
暖かく甘ったるい甘露が
含まれているような風が
海から顔をやさしくなぜるように
波が心地よいリズムを奏でる



ひときは明るく大きく幅広い露店では
タイ国のシルクの服が並び
観光客が買い求めている

そして民族服のような模様の
Tシャツなどを売っいる

少女がしゃがんでいるのは
大きく明るい店のあいだ




早く行こうよ!ポール
お腹が空いたわ



やっ わかった イザベル
シーフードレストランは
海岸沿いに露店のように賑やかだ
アメリカ ヨーロッパなどからの
観光客が
短パンで盛り上がり
お酒も弾んでいる




ここがいいわ!
わかった イザベルは私の手を引っ張り
席に着いた
イザベルは
ベージュの短パンが似合っている

伊勢エビはないのか?
何 それは?

とにかく お勧めを
注文した


タイガービールが美味い!
このビールはアジア
特に タイ国 マレーシア シンガポールでは
人気がある
美味いビールだ


シーフードをたらふく食べた!




海岸沿いの道に出た
その時だった  


さっきの体重計の少女が

アメリカからですか?
私を母の国 アメリカに
連れて行って下さい!

綺麗な英語で話しかけてきた!



      つづく




露店は 
Street Vender

少女が話しかけた英語は

Sir 
Are you from America?
Take me to my mother's counry, please !

                 Paul 音花











やっと二人になったな  
そうね



プールサイドで二人は濃紺の
バスタオルを
長椅子に敷いて

頭の角度を変えながら
リラックスしている


ジリジリと太陽が
体温を上げていた
 

ポールはベトナムで人気の
ビアラリュービールを
グラスに注がずに
そのままビンに口づけして
飲んでいる



コクがあるな!
えっ なにが?
ビールだよ 

泣いているのか?イザベル
えっ!なんで?
泣いていないわ !

深さは2メートル以上あるだろう

プールの底が太陽光線で
アクアマリン色の
蜃気楼のように揺れ動く

頭から背中を丸めて
ダイビングしていった

涙を見せたくはない
スグわかった


Freeze!  動くな! と 男が言った
ティーナは 男の銃口をつかみ
身体を近づけた!
パーン!
ティーナの身体は瞬間
熱いハリガネを突き刺したように
上半身を前かがみに
真正面にいる男に
両目を見開きながら
後ろに倒れていった


同時に 男の顔面に左からの
上段回し蹴りが入った
ケイトだ

緑色のディフレクターシューズ


ケイトは右手親指から白いスプレーのような火災消化器が火に向かって噴射するような白い液体を
男の銃口付近に
噴射した

サムチップ瞬間冷凍ディバイス!

スピースが新しく開発した 
拳銃と手首を瞬間冷凍する武器だ

男は右手が凍りつき
顔面に回し蹴りで鼻と前歯が飛び散り
操り人形の糸が切れたように
垂直に身体を折り曲げ
フロアーに倒れた




ディーナは 自分の命を犠牲に
イザベルを守った!




ナイツブレイク 悪の組織が
組織化する段階で大きく影響する
ピエールをクレープで毒殺し
バリの秘密基地がベトナムにあり
連携している事実をつかんで
スイス スピース本部に
報告していた



トップレベルの
エージェントだ!
しかも最後にイザベルを救った!


ポールはベトナムビール
ビアラリューの
ブラウンのボトルを
そのままつかんでノドを潤した


平和の時代 
ビールは 上手い!



太陽がいっぱいだ!




ラテン語は Pax
スペイン語は Paz
英語では Peace



ビールはコクがある!は
This beer is in rich flavor !





       Paul  音花





OK アンドリュー長官
やってみます

ポールは 話し終えると同時に立ち上がり 
クレープを作っているシェフの 
方に歩き出した

あらっ あなた 何かやるの?ポール

ブランデーをぶっかけ
フライパンから立ち上がる炎は
ポールの頭の中に一種の妄想的な
イメージが浮かんだ

ベトナム人シェフの女性

ティーナを助け出す
2018年 スイス本部に連れて行く

Back To The Future だ!


聞いていたなー イザベル
アンドリュー長官の話しを

エエ もちろんだわ
17分23秒で彼女1901年から消える
つまり 死んでしまうわ 



もとは スイススピース本部から
テレポートされた エージェントよ 
このホテルに集まるフランス軍の
情報を手に入れ
のち に 出来る悪の組織 
ナイツブレイクの誕生を阻止する
ミッションよ




ただ 身体の中の異次元移動を可能にする
テレポートチップの入ったスマホを
妨害工作で壊された

正体がバレたのね!



時間がない イザベル
チップが血液内に溶け込めば
血糖値が急激に下がり
1分内に心拍停止だ

ここは任して私に ポール
女性同士うまくやるわ


わっ わかったイザベル




あら もうひとつクレープお願い!

エスタス カンサド ベルダ?
エンティエンデ! 

疲れてるようね?
わかるわね!



スペイン語で話しかけた
さすがに クレープコーナーは
フランス語しか話さない客ばかりだ

スイス本部からのエージェントは
普通は5ヶ国語は操れる



ティーナはスピースエージェントだと気づいたみたいよ ポール





マネージャー 気分がすぐれないから
すこし休みたいです が いいですか?
大丈夫か ティーナ





あら 私も外の空気が吸いたいわ
いっしょに行きましょう と
イザベルとシェフのティーナは
食堂を出て 玄関ロビーに出た
腕組みをしていた



あと 7分だ!イザベル
ポールは イザベルの背後についていた




出口まで5メートルくらい進む
外に出れば スイス本部から
ベティKが テレポートスマホと
ステイブル ヘモグロビン ピルを
持っているしばらくは安定できる
つまり命はある




おい! 君たち止まれ!
肩幅が広く首の太さが頭の幅より
頑丈そうな 褐色に光る顔の
男が立ちはだかった!
一歩も動くな!
右手には銃口がみえた!




   動くな!は  
        Freeze!   



手を上げてもダメだ!
そのままの姿勢で凍りつくように
動かない!ことだ!



      
      
          
     
      
       
        




       Paul 音花
         
       





       


 


わっ! と イザベルは言った


頭の中が冷たくなった
 
天井に船のスクリューのような
扇風機からの風ではない

食堂を見た瞬間 
ここはパリであった

客らしき面々は 全てフランス人だ
ほとんどは男性で
軍人らしき服装だ
耳にはいってくる言葉はフランス語

カーキ色の軍服の大柄の兵士達が
丸いテーブルを囲んで
話しこんでいる

隊長か指揮官らしき男は
グレーに淡いグリーンが
織り交ぜたような軍服で
位の違いがわかる

カーキ色の軍服も指揮官らしき風ぼう
白い皿の料理を食べながら
話しを聞いている

真っ白な窓わくが太陽を
歓迎しているようにシルバーに輝いてる
食堂は 昨日オープンしたようだ 

クラシック調の椅子に
丸いテーブルには真っ白いクロス 
真新しい 光るような白さだ


クレープのコーナーは左手奥にあった 

手前にはチョコレートがならんでいる
星型のような小さいもの
形は様々で全ては小粒だ


まるで プラモデルの部品のように
並んでいる

クレープに巻いてくれる



わっ!すっすごい!
フライパンから炎が舞い上がる
ベトナム人のやや小柄な女性は
シェフで真っ白い服が
プロでフランス本国からのチーフの
修行に耐え抜いたトップレベルの
パテシエだろう

その炎に隠れるようだ



ブランデーをふりかける

好みのチョコレートを皿に入れて
差し出すと無言で クレープに
仕上げてくれる  


突き当たりには
ベランダ風のスペースがあり
プールのブルーの水が太陽が水面に
剣のように差し込むが
跳ね返している
 

ねっ! ポール
私たちは 今 違う世界に入ってるのよ

どっ?どうだって?イザベル

  

スイスのインターナショナルスクールで
小学生からボーディングスクール
で 全寮制で学び 
世界中から学友が来ていた

 イザベルは フランス語は
理解できるし話せる


黒いスーツに蝶ネクタイの
マネージャーをテーブルに呼んだ   


ボンジューマダム
何か お持ちしましょうか?  

いいのよ!
あのー  ロスアンゼルスから先ほど
私たちは来たの
だから 今は 何月何日なの?
時差があるから  

はい マダム
今日は 8月8日ですが
時間は午後 3時27分ですが

何年だったっけ?
はい 今年は1901年です
このホテルは先週オープンしました
グランド ホテル メトロポールパレスへ
ようこそ!



イザベルと私は
1901年にタイムスリップしたらしい
 

ブランデーの香りで巻いた
クレープを食べようとしていた

その時 スイス スピース本部から
異次元テレポートスマホが
振動した



      つづく




1901年にタイムスリップした

To time travel to the 1091!




           Paul Otoka




 





ボンジュー ムシュウ
ボンジュー マダム


ベルボーイが車のドアを開ける
ハノイで一番歴史のあるホテル


玄関の左手には紺色のクラシックカー
真っ白い建て物だ

フランスから
心地よく髪をたわむれさせる 風が
ホテルメインホールに舞い込む

ソフィテル レジェンド メトロポール
ハノイ  
クラシック調の あか抜けした
ホテルだ

2011年 8月8日 午後2時47分


涼しいわ ポール
イザベルは世界を知ってる女性だが
ベトナムは初めての場所である
玄関を入ると左手には
カスタマーリレーションがあり
フロントデスクは右手奥にある
アオザイの色は象牙色 
白だが淡いクリーム色が光る





ダイエットは一生必要ないような
女性が 3名フロント前にいる
全員微笑み ゲストを迎える
下半身が中国服とインドサリーの 
親戚のような民族服




ベトナムの民族服 アオザイだ



左手には 食堂らしき入り口がある
チェックインした時に
ウエルカムクレープのチケットをもらった




あっちだわ ポール
早く 行こうよ
イザベルは小走りになり
メインダイニングを目指す




甘く パリから吹くブリーズに乗って
チョコレートの協奏曲の香りが
忍び寄る



えっ!こっこんなクレープ!が!


まさに パリがそこにあった!


          つづく







あか抜けしている
洗練されるは
英語では

sophisticated ソフィスティケイテッドゥ

The Hotel in Hanoi is so 
     sophisticated!





         Paul 音花