有職折形礼法とは   
     
折形とは、六百年前の室町時代北山文化から、

和紙を用いて贈進用の金品を折包む、

日本を代表する礼法の一つです。

四季折々の行事や、人生の折ふしの贈進、

日用品に至るまで、包む中身によって、

折の形が異なり、一目で何を包んで

いるのかが解るのが特徴です。

折形は、貴重な白の和紙を使って、

相手のことを思いながら時間をかけて

手ずから物やお金を包むという「贈る心」を

表現する日本の伝統様式の一つです。

根底には、相手を思いやり、敬い、

自らはへりくだる礼の心が流れています。

人間関係において最も大切な心のふれあい、

普遍的な美と原則に支えられた折形には、

古の人々が大切に育んできた融和の精神が宿ります。

清浄な和紙に思いを込めて折り包むとき、

形は形を超えて受け取る人の心に清らかに響くことでしょう。

世界で他に類を見ない日本独自の素晴らしい行動美学であり、

和紙の伝統文化です。

5月26日 日曜日 「新茶包み」 「万葉包み」

13時〜14日 和文化研究家「円 純庵」 和の歳時記 1000円

14時〜16日 折形礼法師 「神矢 美恵子」 折形礼法 3500円

歳時記・折形礼法の両方をお受けになる方は4000円です。(当日受付)

個人で準備する物「はさみ」「ものさし」「クリヤファイル」

会場 和の国 075 353 2369
〒600−8422 京都市下京区白楽天町514パラ−ティ21 303

 

ご希望の方は円 純庵 wanokuni001@gmail.com まで

最寄りの駅 阪急京都線「烏丸駅」地下鉄「四条駅」歩いて3分

道順 https://ameblo.jp/en-jyunan/entry-12413662813.html?frm=theme