■あらすじ
「ブライアン、妹ができるのよ。仲良くしてね」。ラングストン家は孤児である少女オーブリーを養女として迎えた。その日から一人息子ブライアンの日常は一変する―。両親の愛情を、養女である妹に奪われ怒りをあらわにするブライアン。彼の凶暴性を心配した父親が病院へ連れていくが、繰り返される秘密のセラピーは少年を闇の世界へと引きずり込んでいく…。繰り返し行われる“治療”によってブライアンは哀しい殺人鬼へと変貌していく。(メーカーサイトより)
■ネタバレ
*死者のリスト
・母親の友人の息子(腕を噛み、木から転落死)
・母(交通事故後、シートベルトで絞殺)
・片思い相手の恋人(木に吊るして絞殺)
・父(発作を起こした際に蹴り付け放置)
・片思い相手(壁に叩き付ける)
・セラピスト等を襲撃
・妹/養女(刺殺)
*精神科医等のリスト
・セラピストである母(養女を迎え入れる)
・小児性愛者(レイプ)
・精神鑑定医(双極性障害と診断)
・カウンセラー(日記を書くよう促す)
・暴露療法(弱点克服のための写真撮影・電気ショック)
*精神鑑定した博士は無事で、他の人は生死不明(恐らく死亡)
*主人公のその後も不明
■雑感・メモ等
*映画『キラー・セラピー』
*レンタルにて鑑賞
*殺人鬼としての成長譚を描くサイコスリラー
*母を含めて5人のセラピスト・カウンセラー等が登場し、各々が少年を闇に沈めていく陰鬱展開。終盤駆け足。
*養女が家に来る日からお話が始まるけど、元々息子に手を焼いていた様子。その息子がはっきり「妹なんて要らない」と言っているのに、何故養女を迎え入れるのか。主人公に問題はあるけど、それ以上に両親が理解し難いな。