クローブヒッチ・キラー | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ
16才の少年タイラーは、信仰を重んじる小さな町の貧しくも幸せな家庭で暮らしている。

ある日、ボーイスカウトの団長も務め、町でも信頼の厚い父親ドンの小屋に忍び込んだタイラーは、猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまう。調べを進めてゆくにつれ、10年前に起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」の犯人が父親ドンなのではと、日ごと疑惑は増すばかり。同じく事件を追う少女カッシに協力を求め、真相を究明しようとするが…。(公式サイトより)

 

■ネタバレ
*無断で父の車を持ち出し、女友達とドライブに出掛けた16歳の主人公。車内に緊縛写真が落ちていたことで「変態だ」と噂されてしまう。

*ボーイスカウトの隊長を務める父を疑って鍵の掛かった小屋を調べると、SM雑誌や女性の名前が書かれたポラロイド写真を発見。10年前に発生し、未解決のままの連続殺人事件には同じ名前の被害者が居る。10年前に起きた事件は[巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件]と呼ばれている。

*学校で孤立した主人公は、[異教徒]と呼ばれ同じく孤立する少女と事件を追い始める。(実は少女の母も事件の被害者。)家の地下室で、スクラップや被害者の身分証明書を見付けて父への疑念が深まる。

*状況を察した父は「事件は伯父の仕業だ」と息子に告白。主人公は通報するか証拠を捨てるよう父に訴え、証拠が燃やされる。

*主人公がボーイスカウトの研修へ出掛けると、父の提案で母と妹も不在に。その隙に新たな獲物を狙う父。やはり事件の犯人は父だったのだ。

*父が標的の家に押し入ると、そこに主人公と少女が現れる。研修には参加しておらず、父を見張っていたのだ。自首を促すと、主人公を殺そうとして揉み合いに。首を締め上げられると、少女が父の後頭部を殴打する。

*後日、父の死体が見付かり主人公への事情聴取を要請されるが、母が拒否。父の死はキャンプ中の暴発事故に偽装した。警察は自殺を疑っている。

*主人公はボーイスカウトの新隊長に就任し、父への弔辞を述べる。

 

■雑感・メモ等

*映画『クローブヒッチ・キラー』

*レンタルにて鑑賞

*デニス・レイダーをモデルとしたジュブナイル寄りサスペンス

*筋書きとしては地味だけど、犯人視点を挿入したりもして緊張感を持続させている。
*レイダーの事件については、スティーヴン・キング原作の『ファミリー・シークレット』等幾つか映像化作品あり。この映画では、息子の予想通り父親が犯人。その時点で最悪なのに、現場で息子に追い込まれて「犯罪じゃない、これは所謂プレイで単なる浮気」とか居直る父親って最低では?