VIRUS ウィルス:32 | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ

ウルグアイの首都モンテビデオで謎のウィルスが発生。勤務先のスポーツジムにいた母と娘は、建物内で生き別れてしまう。途中、母はある生存者夫婦に出会うが、身ごもった妻が感染者であることを知り…。狂暴化したゾンビたちに見つかったら即死という極限状態の中で、ゾンビが人を襲った後、32秒間動きを止めることに気づき…。(メーカーサイトより)

 

■ネタバレ
*出勤前のイリスの元に、元夫が娘タタを連れて来る。今日は夫の試験がある日なので預かる約束だったが、忘れていて仕事が入っている。仕方なく娘を連れて、スポーツジムでの警備員の仕事へ出掛けるイリス。
*暗い体育館にタタを残してブレーカーを戻そうとしていると、施設の外で暴行事件が起こる。やがて街が喧騒に包まれ、ヒトを狂暴化させる感染症が蔓延しつつあることに気付く。
*感染者が施設にも入り込んだため、身を隠しつつタタを探すイリス。監視カメラの映像を確認していると「感染者が標的を襲撃後に、32秒間だけ動きを停止する」ことを発見。
*その後イリスがプールで感染者に追われていると、ルイスという男が助けてくれる。ルイス曰く感染者は泳げず、水中に落とせば絶命する。そのため水上なら安全で、夫婦で船を目指しているようだ。感染者は掌に、赤い印が出現するとも。
*ルイスの妻ミミは出産間近。病院へ向かっていたがこの状況に陥ったため、イリスは出産の手助けを頼まれる。ミミと対面すると、彼女は明らかに感染している様子。ルイスは認めようとせず「ただの風邪で、明日には治るかもしれない」と言う。
*イリスはルイスから逃げようとするが、彼がタタを何処かに隠していると知り、已む無く協力することに。途中で瀕死の元夫を発見、異常事態に駆け付けてくれたのか。しかし、元夫はそのまま絶命。
*感染者の群れから発煙筒を使って逃れ、救護室でどうにか出産。ルイスは捕獲しておいた鳩をミミに与え、動きを止めている間に嬰児を抱かせようとする。その結果、危うく赤ん坊が殺されそうになり、ルイスはミミを射殺。
*タタの居場所がボイラー室だと教えられ、駆け出すイリス。ボイラー室には感染者の死体が転がり、燃え盛る焼却炉の中には子供の遺体がある。絶望し絶叫するイリスだが、警備用のライトが赤く光っていることに気付く。
*通過する時に押すライトでタタが通った経路が分かり、ライトを辿って隠れていた娘と再会するイリス。訊けばルイスが去った後に自分と同じ年頃の娘とその父親に出会ったが、どちらかが感染したのか、父親が娘を焼却炉へ投げ込んだのだと言う。
*親子は船を目指すことにするが、今や施設内は無数の感染者で溢れて逃げ場がない。駆け込んだ部屋には多量のネズミが。ネズミを部屋の外へ追い遣ると、廊下を埋め尽くしていた感染者がネズミを捕食し動きを止める。間を擦り抜けて2人は遂に建物の外へ。
*無人でも動くように細工して、感染者に車を追わせて自分達は地下道へ。途中で赤ん坊を抱えたルイスに再会するが、彼は重傷を負っている。そこへまた1人の感染者が立ち塞がる。イリスは自分を犠牲にして娘を逃がそうとする。一方タタは、母を襲って停止した感染者の頭部に電動タッカーを撃ち込む。
*その頃にはルイスはこと切れており、イリスは赤ん坊を抱える。傷付いた母を支えるタタ。2人が外へ出ると、そこは港から程近い。しかし、ルイスがプールに落とし息絶えたと思われていた感染者が復活。感染者は水中で死ぬ訳ではなかったのだ。街の方々から火の手が上がり、海上の船もまた燃えている。


■雑感・メモ等

*映画『VIRUS ウィルス:32』

*レンタルにて鑑賞

*アルゼンチン製ゾンビ風感染ホラー

*「感染者が標的を襲撃後に、32秒間だけ動きを停止する」という独自性のある設定が興味を惹く。(ただし発動条件は曖昧。)

*32秒が最も活かされた場面:大量の感染者に向けて大量のネズミを追い遣り、停止中に駆け抜ける
*3組の親子が登場し、家族愛を軸に展開。

*舞台は主にスポーツジムで閉鎖的だけど、程よくエピソードが盛り込まれている。