■あらすじ
双子を出産したメアリー。だが、赤ん坊の1人は死産だった。メアリーはその悲しみを、残された息子アダムに愛を注ぐことで忘れようとしていた。だがある日を境に、彼女の周囲で奇怪な現象が起こりはじめる。幻聴のように聴こえる、「アダムは私のものだ」という声。監視モニター映像で、ベビーベッドに近づく怪しい影。“何か”が、アダムを狙っているのか?メアリーはヘンダーソンという女を訪ね、子供をさらう魔女の話を聞く。その魔女に狙われると、道は2つしかない。我が子を差し出すか、他人の子供を身代わりにするかだった。だが、夫のジャックをはじめ理解してくれる者は誰もおらず、メアリーは狂人扱いされてしまう。そして彼女は決心した。どんな手段を使っても、アダムを護りぬくことを…。(メーカーサイトより)
■ネタバレ
*双子を身籠ったメアリーは、夫ジャックと共に誕生を心待ちにしていた。予め決めていた名前はアダムとトーマス。アダムは無事に生まれたが、トーマスは死産だった。優しい夫はメアリーを支えてくれるが、仕事が忙しく出張も多い。しかし昇進に合わせて大きな家を購入したばかりで、無闇に休む事は出来ない。失意のメアリーはアダムを抱いて、片方が空のベビーベッドを悲しく見詰める。彼女はもう不要になったベビーベッドを片付けられない。
*ある日、ベビーモニターから赤ん坊の泣き声が聞こえる。それは勿論アダムのものだが、やがて2つの声が重なって流れてくる。メアリーは笑顔を浮かべて2階の子供部屋に駆け付けるが、当然トーマスのベッドは空っぽだ。アダムを抱え上げながらも、何処か虚しい気持ちになるメアリー。その間にオーブンで料理を焦がしてしまい、夕食はテイクアウトの中華になる。毎晩夜泣きの度に子供部屋へ駆け上がるが、アダムはなかなか母乳を飲まない。些細な事の積み重ねが、メアリーを疲弊させている。心配したジャックはベビーベッド1台を片付けようと提案するが、メアリーはそれを拒否する。
*ベビーモニターの不調をジャックに訴えて、新しい物に取り換える。今度は音声だけではなく、映像が見られるタイプのものだ。モノクロの画面に映るアダムの目は黒く窪んで見えて、2人で「悪魔の子みたい」と笑う。[悪魔]のように低い声を出して「ジャック」と呼び掛けるメアリー。また2人で笑って眠りに落ちる。深夜にふと目を覚ましたメアリーはモニターを覗き込み、誰かがベビーベッドに覆い被さるのを見る。慌てて2階へ駆け上がると何も異常はなく、アダムは無事だ。ジャックも駆け付けて怯えるメアリーを宥めるが、誰かが居た事は信じてくれない。
*アダムと散歩に出掛けると、赤ん坊を抱えたレイチェルと言う女性と出会う。慌ただしく過ごしていて挨拶も出来ていなかったが、彼女は自分達の家の右隣に住んでいる。豪華な家に招かれると、自宅と同じベビーモニターがある。先日見たのは、混線して繋がったレイチェルの姿だったのかもしれない。アダムの隣りに自分の息子を寝かせるレイチェル。彼女は「2人共可愛いわね」と笑顔だが、並んだ赤ん坊の姿は失った双子をメアリーに連想させる。
*遠方に住んでいる実母とビデオ通話していると、ジャックが航空券を送ったと知らされる。メアリーを心配しての事だと理解出来るが、何も聞かされていなかった点は不満だ。窓から外を見ると、ジャックとレイチェルが親し気に話しているのが見える。それで気が散ったのか、アダムの排便に気付かないメアリー。帰宅したジャックはメアリーを責める事なくオムツを交換するが、アダムの太腿に痣のようなものがあり気に掛かる。
*階段の踊り場で、人感センサー式のライトが何かに反応して点灯する。それより遅れて、夜泣きのために起き上がるメアリー。アダムを抱き上げると、背後で何かの気配を感じる。有り得ない事を期待して振り返ると、ベッドの中には血塗れの肉塊がある。衝撃を受けつつ再度確認すると、そこにはもう何もない。ぎこちない様子で自分達のベッドに戻ったメアリーをジャックが見咎め、夫婦2人でカウンセリングを受ける事にする。カウンセラーが配慮してジャックを退席させてくれるが「幻覚や幻聴を経験した事は?」との質問に、メアリーは正直に答えられない。不安定な彼女は産後うつとして抗鬱剤を処方される。
*無事に生まれたアダムに愛情を注ぐ事・トーマスに繋がる物を排除する事をカウンセラーから推奨され、メアリーは漸くベビーベッドを1台片付ける。そんな中、ジャックは家の中に監視カメラを設置する。母親の手助けもベビーシッターの雇用も拒絶するメアリーに対する苦肉の策だ。メアリーはカメラに反発して「あなたが出張に行かなければ良いのよ」と怒るが、昇進したばかりのジャックにとってそれは容易ではない。
*深夜に目覚めると、ベッドにジャックが居ない。明かりが漏れていてトイレに居ると分かるが「メアリーにはバレないから大丈夫だよ」と声がする。驚いているとトイレのドアが開く。メアリーはジャックに「誰と話していたの」と詰め寄るが、彼は携帯電話を持っていないようだ。何処かに隠したのかと疑うが見当たらず、身に覚えのないジャックもメアリーに不信感を抱く。
*仕事をしなければ破産して、家族で暮らせなくなる。メアリーをそう説き伏せて出張に出掛けるジャック。話を聞いたレイチェルは「私の夫の口実も[出張]よ」と笑う。派手で奔放な印象のレイチェルは、夫の浮気も黙認しているようだ。メアリーがジャックの浮気を否定すると「あなた達の夫婦生活も終わってると思ってたわ」と意外そうな表情をする。レイチェルは一夫一妻制を不自然だと考えているらしく「もっと本能に従えば良いのよ」とも言う。戸惑うメアリーをハロウィンパーティに誘うレイチェル。
*メアリーは出張先のジャックとビデオ通話する。また悪魔のような声を出してアダムに成り代わり「パパ、早く帰って来て」と伝えて笑う。遠い場所でも繋がる事は嬉しいが、彼がこの時間以外も監視カメラを通して自分を見ていると分かると、気分が良いものではない。深夜になると突然2階の窓ガラスが弾け飛び、跳ね起きるメアリー。通報すると駆け付けた警察は「若者達の仕業だろう」と結論付ける。近所に住んでいると言う警官は「何かあったら連絡してください、通報するより早い」と気遣ってくれる。
*話を聞いて「そんな事されたら、相手が10歳だろうと殴ってやるわ」と息巻くレイチェル。興奮した彼女は酒を呑みたがるが、メアリーの家にはワインの空き瓶が転がっているだけだ。1人の時も夫婦2人でも飲んだ覚えがなくメアリーは困惑するが、わざわざジャックに確認する事は躊躇われる。
*夜になり、ガラスが弾け飛んだ際の監視カメラの録画を見直すと、破片が老婆の横顔を模っているように見える。ベビーベッドのアダムへと腕を伸ばす姿。目を凝らして指先でモニタに触れると、老婆の横顔が威嚇するようにこちらを向く。思わず後退るが、画面からはもう老婆の輪郭は消え失せている。メアリーはインターネットで[何かに赤ん坊を盗られる]と検索してみる。すると『悪魔に子供を誘拐されたと主張する女性』の記事が見付かる。
*その時、荒天のためか停電になり不安が募る。ジャックに電話をしてみるが繋がらない。ブレーカーのあるガレージ手前のドアまで運んで、アダムをベビーチェアに寝かせるメアリー。ブレーカーを戻しても照明は点かず、焦っていると突如ドアが閉まる。アダムを安心させようと「ママはここに居るからね」とドア越しに声を掛けるが、それとは別に「大丈夫だよ、アダム」と声が聞こえる。ドアの向こう、嗄れた老婆のような或いは悪魔のような声。
*メアリーは慌ててシャッターを開けて、雨の中へ飛び出す。開かない玄関ドアに絶叫し、ガラスを叩き割って屋内へ。幸いアダムは無事だが、メアリーの不安は拭えない。夜が明けると憔悴しているメアリーの代わりに、レイチェルがジャックと電話で話す。夫は「帰宅しようか」と言ってくれるが、レイチェルは「大丈夫みたい、もう心配要らないわ」と伝える。レイチェルがジャックの様子を尋ねると、その返事に彼女が笑っている。内容は分からない。その時、アダムの太腿の痣に気付くメアリー。レイチェルが電話を切った時には、メアリーは自宅に隣人を残して姿を消していた。
*メアリーはネット記事で、同じような痣を見ていた。[悪魔に子供を誘拐された]と主張した女性ジェーン・ヘンダーソン、彼女が赤ん坊を抱いた写真の中で。車で長距離を走り、ジェーンを訪ねるメアリー。過去の自分と同じ境遇だと察したらしく、ジェーンは様々な資料を見せてくれる。敵は赤ん坊を奪う魔女[ラマシュトゥ]。狙われたら子供を差し出すか、別の子供を犠牲にするしかない。ジェーンは「魔女の声を録音した」と話す。それを聞かせてもらうと、抵抗するジェーンに続いて嗄れた老婆のような声が『お前の赤ん坊は私のものだ』と言う。それは自分がドア越しに聞いたものと酷似しているように思える。
*ジェーンは警察にもこの録音について訴えたが、相手にされなかったようだ。彼女から譲り受けた文献によると、ラマシュトゥは狙った赤ん坊に印を付けるらしい。それが共通する痣ではないか。恐ろしい形相の挿絵を凝視するメアリー。身代わりについてついて考え、時には窓越しにレイチェルの子供を見詰める。ビデオ通話中の映像が乱れて嗄れた声を聞いた気がするが、モニタが元に戻ると不可解そうな母がこちらを見返している。メアリーは取り憑かれたようになり、より疲弊していく。
*ジャックはまだ戻らない。ある夜メアリーは、誰かが自分を呼ぶ声を聞く。それは古い方のベビーモニターから流れてくる。ジェーンからカセットだけではなくデッキ共々譲り受けたため、会話を録音する事にする。「何故あの子なの?」と尋ねるメアリー。それ以降メアリーは更に憔悴し、やつれて目の縁の隈が深くなる。抗鬱剤を飲んでも不安定なままだ。また夜を迎えて、何かの気配を警戒する。ナイフを握って待ち構えていると、現れたのはジャックだった。メアリーが電話に出ないため、事前に帰宅を伝えられなかったのだ。
*メアリーを気遣うジャックだが、何を話し掛けても彼女は上の空だ。ジャックがアダムを連れて公園へ出掛け、戻って来ると「忘れ物?」と問い掛ける。出掛けたばかりだと思ったようだが、実際には2時間以上経過している。深夜には「アダムが見当たらないの、誰かに連れ去られたわ」とパニックに陥るメアリー。しかしジャックは、ベビーベッドで眠るアダムを発見する。状態が悪くなっている妻に、ジャックは不安を覚える。
*しかし翌朝には、メアリーは上機嫌でパンケーキを作る。最近は無気力な様子だったが、服や髪型・メイクも整っていて明るい笑顔だ。幾らか安堵したジャックは、仕事を片付けるために数時間出掛ける事にする。メアリーがビデオ通話で近況を報告すると、母も嬉しそうだ。会話の最中、足で乱暴にベビーチェアを揺らしていたがアダムが泣き止まないため「黙りなさいよ」と怒鳴るメアリー。娘のそんな姿は初めて見るため、母はモニタ越しに狼狽えている。しかしメアリーはその直後、アダムの健康を気遣う発言を続ける。母は戸惑った笑顔を見せる。
*メアリーがアダムを入浴させていると「ただいま」とジャックの声がする。予定よりも帰宅が早い気がするが、先日のように時間の感覚がおかしいのかもしれない。「何処に居るんだい」と言われて返事をするが、水音のせいか上手く伝わっていないようだ。部屋の外へ出て居場所を知らせようとすると、またドアが閉まってしまう。アダムをバスタブに横たえて、蛇口を開いたままだったと言うのに。階下に居る筈のジャックに助けを求めても、何の反応もない。あの声は魔女の罠だったのだろう、家には今アダムと自分しか居ないのだ。
*ドアは開かず、家の外へ飛び出して叫んでも誰も助けてくれる者はない。路上に停められたピックアップトラックの荷台に斧がある事に気付いて、それを掴んで家へ駆け戻る。斧でドアを叩いて割れた隙間から中を覗くと、鏡に魔女の姿が映っている。悲鳴を上げるとドアが開き、魔女がメアリーに接近する。照明が明滅し、昼間だと言うのに周囲が暗くなる。見えない力に弾き飛ばされて、手摺を越えて階下へと落下するメアリー。
*気が付くと病院のベッドに横たわっているが、何故か手を繋がれ拘束されている。付き添ってくれていたのだろう、傍らのジャックが「アダムは無事だが危なかった、殺すところだった」と言う。「私じゃないわ、私は救おうとしたの」と訴えるが、監視カメラの録画映像を見せられる。そこには部屋のドアを閉めた後で、慌てる様子もなく斧を振るうメアリーの姿が記録されている。手摺に腰掛けて、自ら落下する様子も。「魔女が掏り替えたのよ」と主張するが、当然聞き入れてはもらえない。「アダムから目を離さないで、魔女に狙われてるの」「アダムにとって危険なのは君だよ」
*病室に1人残されるメアリー。カウンセラーが訪ねて来て、強い薬への変更を告げられる。精神鑑定を経て入院する事になりそうだ。その後、アダムを抱いたジャックが再び病室にやって来る。彼の仕事が落ち着いたらハワイ旅行へ出掛ける約束だったが、チケットは無駄になってしまった。それでもジャックは妻を宥め「先ずは治療に専念しよう」と優しく語り掛ける。彼はこの後、遠方から手助けに来てくれるメアリーの母を迎えに行くと言う。家の様子が分かるようにと、監視カメラの映像が見られるタブレットを手渡してくれるジャック。
*メアリーは病院の個室でタブレットを眺める。ジャックはアダムを子供部屋で眠らせているようだ。息子を1人にして欲しくないメアリーは狼狽えるが、モニタ越しでは何も出来ない。やがて夫は携帯電話で、誰かに連絡を取る。メアリーの携帯は鳴らない。すると間もなくレイチェルがやって来る。リビングのソファでキスをする2人。更にレイチェルがジャックの膝に跨る。それよりもメアリーを驚かせたのは、魔女がアダムを攫おうとしている姿だった。点滴を剥ぎ取り、病衣のままで家へ駆け戻る。
*自宅に辿り着くと、ジャックとレイチェルが居た筈のリビングは暗く人の気配がない。訝りながらも2階へ駆け上がると、アダムも姿もない。泣き崩れるメアリー。ふと窓の外を見ると、隣家ではパーティの最中らしい。メアリーも誘われていたハロウィンパーティだ。かなり大規模で、近隣から大勢の人々が集まっている。中には先日顔を合わせた警官も居る。コスプレ姿の人々に紛れて、病衣姿のメアリーも目立たない。やがてレイチェルを発見したメアリーは「私の夫は何処なの?あなたと一緒に居た筈よ」と泣きながら詰め寄る。メアリーの言動が理解出来ないまま、どうにか宥めようと庭から家へと招き入れるレイチェル。
*2人で話し始めても、メアリーの言葉は要領を得ない。彼女は「あなたがアダムを渡したのね」と言うが、レイチェルには理解不能だ。アダムはジャックに連れられて、空港へ行ってるのだから。メアリーも母を迎えに行くと聞かされていたが、レイチェルの言葉を信じられない。埒が明かずレイチェルがパーティへ戻ろうとすると、メアリーはテーブルに置かれていたナイフを掴む。「家族の事を、アダムの事を考えて」と説き伏せるレイチェル。メアリーがアダムの名前を聞いて泣き崩れると「助けを呼んで来るから」と庭へ出る。自分の夫や警官を伴って屋内に戻ると、メアリーが姿を消している。ベビーベッドで寝かせていたレイチェルの赤ん坊の姿もない。メアリーが連れ去ったのだ。
*自宅のリビングで、隣家の赤ん坊を床に横たえるメアリー。「ごめんなさい、こうするしかないの」と涙を流す。彼女はこの赤ん坊を差し出せば、アダムは戻って来る筈だと考えている。やがて赤ん坊の居場所を突き止めた人々が、隣家のパーティ会場から移動して窓の外に群る。レイチェルとその夫、警官が必死にメアリーを制止する。喧騒の中、ジャックと繋がった電話を窓越しに聞かせるレイチェル。『苦しくても間違った事はしちゃいけない』「アダムを救うにはこれしかないの」『アダムは僕と一緒に居るよ』母の声も聞こえ『私の隣りに居るわ、あなたと同じ目をしてる』と言う。
*幾らか落ち着きを取り戻したメアリーは『もう直ぐ家に着くから待っててくれるね?』と夫に言われて、泣きながら頷く。しかしその時、携帯の画面と音声が乱れる。『あの子は私のものだよ、メアリー』と聞こえた声はジャックでも母でもなく、魔女のものだ。「やっぱりやるしかないのよ」とメアリーが赤ん坊にナイフを振り上げると、遂に警官が窓越しに発砲する。弾丸が胸を貫き、崩れ落ちるメアリー。その時玄関のドアが開き、彼女は最期にアダムを抱えたジャックを見る。
*大きな家に残された父と子。ジャックが亡妻の遺品を整理していると、見慣れない箱に気付く。それはジェーンから譲り受けた物だ。カセットを再生してみると、メアリーとベビーモニター越しの何物かとの会話が残されている。「何故あの子なの?」と訊くメアリーに、嗄れた声が『お前のもう1人の息子が美味しかったから』と答える。その言葉に戦慄するジャック。涙声のメアリーが「アダムも奪うの?あの子を救いたい、どうすれば良いのよ」と叫ぶと、魔女の声が『生贄を』と言う。
*[生贄]は捧げられなかった。魔女は実在するのか、その場合アダムはどうなるのか?ジャックが2階へ行こうとすると、人感センサー式のライトが既に点灯している。その先の暗い子供部屋に足を踏み入れ、目を伏せたままでベビーベッドの手摺を掴むジャック。やがて彼は意を決して目を開くと、ベッドの中を覗き込む。
■雑感・メモ等
*映画『ベイビー・キャッチャー』
*レンタルにて鑑賞
*vs.魔女系か妄想系か、未決着ホラー
*このパターンで、曖昧なまま終了するのは意外と珍しいかもしれない。面白味は薄いけど、丁寧に作られている印象。
*魔女の存在を示す映像はなく、あるのは音声のみ。でも嗄れた声はメアリーが発しているのかもしれない。魔女ラマシュトゥの印の詳細については言及がなく、痣は単なる偶然かもしれない。人感センサーは接触不良かもしれないし、窓ガラスはやっぱり悪戯なのかもしれない。てな感じで何もかも曖昧で、逆に言うと正しいバランスで中立。自分はメアリーの妄想寄りだと思ったけど、それも確定的な要素はない。
*正しい呼称が分からないけど、メアリーが愛用していたのはベビーチェアと言うよりはバウンサーかな?