マンドレイク 人喰い植物のえじき | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ

南米のジャングルで見つけた伝説の短剣を棺から取り出した探検団。その行為が原住民の怒りを買い、森の守り神マンドレイクを長い眠りから目覚めさせてしまう。(動画配信サービス作品頁より)

 

■ネタバレ

*富豪のハリー・バルガスに家宝の短剣を探し出すよう依頼されるマッコール。バルガスの地図に印されたジャングルの中の墓に到達、短剣を引き抜くと異変が起こる。ジャングルが震え、不穏な空気が漂う。

*隊員が不安を覚える中、考古学者のリンが罠に掛かり逆さ吊りになる。そこへ絶滅したと思われていたヤンバリ族が現れ、混乱の中メンバーが散り散りに。吊るされたまま置き去りになったリンをヤンバリ族が連れ去る。

*ヤンバリ族の集落には、エマと言う女性が拘束されていた。彼女はマッコール達より先にバルガスに雇われていた部隊の生き残りだったが、生贄にされ木の怪物マンドレイクに切り裂かれてしまう。

*本部もヤンバリ族に襲撃されて壊滅状態に。唯一生き延びたリーダーのカーラもまたヤンバリ族に拉致され、集落でリンと再会する。2人で連携してヤンバリ族の1人から石のナイフを盗むが、それ程鋭利ではないため直ぐにはロープを切る事が出来ない。結局リンもマンドレイクの餌食になる。

*カーラはヤンバリ族の眼を盗んで自分のロープを切る。必死で逃げ出すと、ジャングルの中でバルガスと遭遇。柄に大きなルビーが埋め込まれていたためマッコール達が短刀を盗むに違いないと決め付けて、自ら乗り込んできたのだ。そこへマッコール・フェリシア・サンティアゴも合流する。

*全滅状態の本部で別の探検隊の資料を発見していたマッコール達は、死の危険を知りながら自分達を送り込んだバルガスを責める。一触即発の状況でマンドレイクが出現。バルガスは自分が逃げるために、カーラをマンドレイクの方へと突き飛ばす。

*マンドレイクは次第に大きくなり力が増しているようだ。何処へ逃げてもその枝が追って来る。マッコールを庇ってサンティアゴが枝で足を貫かれ、移動が困難になる。夜の森では松明を作り炎でマンドレイクを退けるが、その炎のためにヤンバリ族に居所が知られてしまう。

*ヤンバリ族の集落へ運ばれる3人。ヤンバリ族の言葉はマヤ族のものに近いらしく、人類学者のフェリシアがどうにか意思の疎通を図る。嘗てジャングルに侵入者があり、森の守り神マンドレイクが激怒した。短刀は、侵入者であるスペイン人の探検家とヤンバリ族の持ち物を合わせて作った護符である。そのため柄の部分はスペイン製だった。短刀で侵入者の心臓を貫けば、マンドレイクを鎮める事が出来る。

*元の墓の中にある心臓が脈打っており、それを短刀で突き刺すがマンドレイクは勢いを増すばかりだ。サンティアゴが今度は枝で心臓を貫かれて、為す術もなく命を落とす。マンドレイクを鎮めるには新たな生贄が必要らしい。そこへバルガスが現れる。戦いの末、マッコールが短刀でバルガスの心臓を一突きにすると、巨大化していたマンドレイクは徐々に小さくなり、やがて動かなくなった。生き残ったマッコールとフェリシアは森を後にする。

 

■雑感・メモ等

*映画『マンドレイク 人喰い植物のえじき』

*動画配信サービスにて鑑賞

*Lions GateのUMAシリーズの1本とのこと。他に『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』『蛾人間モスマン』『人喰い怪物ゴブリン』がある模様。それ以上の詳細は不明だけど、全て2010年製作のテレビムービーらしい。2010年製作て結構驚きだよ…そこから10年か20年くらい時代がズレている雰囲気がある。

*年齢層高めの登場人物とお安いCGで雑な展開を描くモンスター系植物ホラー。わざわざ見る必要はないけど、主演は何かとお馴染みマックス・マーティーニだし、つぶらな瞳のマンドレイクのデザインは意外と可愛い。

*何故この設定で短刀がバルガスの家宝になるのか分からない。しかも墓までの地図があるのがまた解せない。

*マッコール達が短刀を引き抜いた事でマンドレイクが目覚めたのなら、エマが殺されずにヤンバリ族に拘束されていたのも謎。彼女が捕まった時点では生贄は未だ必要なかった筈では。他の用途があったのかもしれないけどさ。