マッド・ナース | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ

ニューヨーク。巨大総合病院オール・セインツ記念病院のベテラン看護師アビゲイル・ラッセルは、献身的な仕事ぶりで評判の"白衣の天使"。だが、彼女には恐ろしい裏の顔があった。彼女は夜な夜なバーやクラブで女好きの男たちを罠にかけては残虐に殺害を繰り返す連続快楽殺人鬼だった。さらにバイセクシャルでもあるアビゲイルは、若く美しい新人看護師ダニーを自分のものにしようと彼女を孤立させ、恋人と引き裂くべく恐ろしい策略を仕掛け、実行に移していく。やがて、病院に新たな人事部長レイチェルが着任し、アビゲイルの経歴を調べ始めると彼女の知られざる驚愕の過去が次々と明らかになっていく。ついに凶暴な本性を現したアビゲイルは、聖なる病院を鮮血の修羅場へと変えていく…。(メーカーサイトより)

 

■ネタバレ

*経験豊富で妖艶な看護師アビゲイル・ラッセル。彼女は夜になると街に繰り出し男を誘惑する。そして、恋人や妻が居るのに自分の誘いに乗ってきた男は容赦なく殺してしまうのだ。

*アビゲイルが勤務するオールセインツ病院では、新人1人に1人ずつ指導係がつく事になっている。今期アビゲイルが担当するのは若く美しいダニー。彼女を気に入ったアビゲイルは、我が物にしようと画策する。

*ダニーを酔わせて薬を盛り、男を1人加えて3人でヤリまくる。そしてその様子を撮影するアビゲイル。殆ど記憶のないダニーはアビゲイルを敬遠し距離をおこうとする。ダニーのために浮気性の義父の殺害までしてやったのに。怒ったアビゲイルはダニーの恋人スティーブに写真のデータを送り付けるが、間一髪でダニーが気付いて削除する。

*なかなかダニーを思い通りに出来ず、アビゲイルは苛立つ。そこへ新任の人事部長レイチェルがやってくる。彼女は所構わずスマイルマークのシールを貼り付けると言う傍迷惑な人物。彼女はアビゲイルに向かって、隣に住んでいたサラ・プライスにそっくりだと話す。サラはサニービュー心療院に入ってしまったらしい。

*それを密かに聞いていたダニーは、サニービュー心療院でサラの事を調べる。実はアビゲイルの正体はサラだった。彼女は母と共に訪ねた父の診療所で、看護師と浮気中の父を目撃してしまった。逆ギレした父が母に暴力を振るうと、サラは父の喉にメスを突き立てた。アビゲイル・ラッセルとは、サラを引き取った看護師の名前だった。

*秘密を知られたアビゲイルは、レイチェルを葬り去る。ダニーの訴えでアビゲイルを詰問した診療部長モリスも、彼女の餌食となった。ダニーとスティーブに追い詰められると、スタッフも患者も無差別に殺し始めるアビゲイル。混乱に乗じて、患者の振りをして病院を抜け出す。

*荷物をまとめて家を出るアビゲイルを、過去に一夜を共にした刑事が追い詰める。銃を突き付けられたアビゲイルは「お金ならあげるから殺さないで」と強盗に襲われているかのように芝居をする。それを見ていた隣人のジャレッドが刑事を殴打。彼はアビゲイルに執心しており、いつも彼女の動向を見守っていたのだ。

*アビゲイルだった女がスーツ姿で新天地に現れる。今度は新任の人事部職員レイチェルと言う肩書だ。親切に対応してくれた受付の女性に大袈裟に感謝を伝えると、彼女はスマイルマークのシールを差し出した。

 

■雑感・メモ等

*映画『マッド・ナース』

*動画配信サービスにて鑑賞

*エロ寄り殺人鬼系ホラー。メインは女→女の執着バトル。

*導入部に「過去30年のFBIの記録では、殺人が起きる職業は医療従事者間が最多。有名な連続殺人犯も医療従事者が最も多い」とのテロップ。

*冒頭では、浮気への制裁が殺しと言うのは遣り過ぎ感もあるけど彼女なりの正義で動いているのかなと思った。でも結局のところ狂った殺人鬼との位置付けのようで。ベッドに横たわる患者まで襲うとは、他の殺人鬼系と比較してもなかなかの鬼畜振り。

*主演のパス・デ・ラ・ウエルタはスタイル抜群。顔も普通にしていれば良いんだけど、役柄上怒ったり睨んだりの表情が多くてその時の顔が真正ホラー。本当に怖くて、何よりも印象に残る。